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介護総合演習Ⅲ

科目名 介護総合演習Ⅲ
ナンバリング SW_E2_11
担当者 安德 弥生
江口 賀子
加藤 稔子
開設学科
専攻・コース
社会福祉学科 介護福祉コース
分類 専門教育科目 学科専門科目
関連する
資格・免許
介護福祉士国家試験受験資格 介護福祉士国家試験受験資格
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 3年 後期 1単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
介護実習の準備とふり返りを通して、将来、地域の介護福祉実践の発展を担える人材を目指して、主体的に考え実行する能力の獲得に取り組みたい。とくに、本講座ではこれまでの介護実習を総合的にふり返り、介護福祉実践における課題を見出すことを目指して授業を行う。
実務経験に
関連する
授業内容
医療現場・介護施設等において実務経験のある教員等による授業。実習施設の役割や利用者の特徴を理解するための体験学習を課す。また、配属実習施設・機関の選択等、配属実習の準備についてその実務経験を生かして説明する。さらに個別指導により、実習目標の設定、到達目標達成に向けた、自己の課題や解決方法など必要な指導を行う。
授業の
到達目標
 学内学習と介護実習における学びを総合的にふり返り、自分のこれからの課題を明確にすると共に、介護福祉実践の課題を見出すことができる。
(1)自分の学びを整理し、理論に結びつけて説明することができる
(2)学びの課題を分析し、次の実習目標に展開することができる
(3)地域での支援を通して「生活支援」について考えを深めることができる
(4)他者の学びについて理解し、自分の体験と比較検討することができる
(5)学びの結果や自分の考えについて、他者にわかりやすく説明する
(6)利用者・介護者双方の安全の確保(事故防止・感染症対策)について考えることができる
学習方法 ある課題について調査した結果を個人やグループで発表させる授業(実習Ⅳ配属施設に関する調べ学習)、ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業および自己の課題を挙げ、その解決に取り組む授業(実習Ⅰ~Ⅲ振り返り)、既修事項をもとにした能動的な活動を行う授業(地域活動)
テキスト及び
参考書籍
「介護総合演習Ⅰ」で使用した教科書を継続使用する。必要時、参考資料を配布する。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5   5 5     5         5 20     20     10 10 10   5   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 70
授業態度  
受講者の発表  
授業の参加度 30
その他  
書類等の提出 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 実習Ⅱで作成した実習計画書や日誌等の記録物を整理しておくこと
授業 オリエンテーション、実習Ⅱ振り返り①
事後学習(復習) 授業内で指示された課題について取り組む
第2週 事前学習(予習) 実習Ⅱで作成した実習計画書や日誌等の記録物、授業で配布された資料の整理
授業 実習Ⅱ振り返り②日誌・介護技術チェックリストの活用
事後学習(復習) 授業内で指示された課題について取り組む
第3週 事前学習(予習) 実習Ⅱで作成した実習計画書や日誌等の記録物、授業で配布された資料の整理
授業 実習Ⅱ振り返り③面談によるフィードバック
事後学習(復習) 授業内で指示された課題について取り組む
第4週 事前学習(予習) 実習Ⅲで作成した実習計画書や日誌等の記録物、授業で配布された資料の整理
授業 実習Ⅲ振り返り①日誌・記録物を通して
事後学習(復習) 授業内で指示された課題について取り組む
第5週 事前学習(予習) 授業で提示された課題に取り組む
授業 実習Ⅲ振り返り②在宅生活の支援に必要な資源と連携
事後学習(復習) 授業で配布された資料およびテキスト等から要点をめとめておく
第6週 事前学習(予習) 授業で提示された課題に取り組む
授業 実習Ⅲ振り返り③面談によるフィードバック
事後学習(復習) 授業で配布された資料およびテキスト等から要点をめとめておく
第7週 事前学習(予習) 地域活動計画、役割分担、事前準備
授業 地域活動の実際
事後学習(復習) 反省会、報告、教員からのフィードバック
第8週 事前学習(予習) テキスト4章4節、実習指導要綱を事前に読んでおくこと
授業 実習目標の理解①実習指導要綱
事後学習(復習) 授業およびテキスト等を活用して実習計画書作成に取り組む
第9週 事前学習(予習) テキスト5章3節を事前に読んでおくこと
授業 実習目標の理解②多職種連携
事後学習(復習) 授業で配布された資料およびテキスト等から要点をめとめておく
第10週 事前学習(予習) 授業で提示された課題に取り組む
授業 実習目標の理解③ケア会議の実際
事後学習(復習) 授業で配布された資料およびテキスト等から要点をめとめておく
第11週 事前学習(予習) 授業で提示された課題に取り組む
授業 実習目標の理解④担当利用者の情報収集
事後学習(復習) 授業で配布された資料およびテキスト等から要点をめとめておく
第12週 事前学習(予習) 第3章2節を読んでおくこと
授業 介護実習計画書の作成①
事後学習(復習) 個別指導を通して介護実習計画書の修正に取り組む
第13週 事前学習(予習) 修正した介護実習計画書を提出する
授業 介護実習計画書の作成②
事後学習(復習) 個別指導を通して介護実習計画書を完成させる
第14週 事前学習(予習) 第3章1節を読んでおくこと
授業 事前訪問の準備・報告
事後学習(復習) 事前訪問報告
第15週 事前学習(予習) 報告書の完成を目指して原稿の最終確認を行う
授業 最終確認(書類の確認、注意事項)
事後学習(復習) 各自で実習に向けた最終確認を行う
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ①この科目の受講対象者は、介護実習Ⅱ・Ⅲの履修を終えた学生となります
②一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。
 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。
③課題(レポート等)に対するフィードバックはレポート返却時のコメントやレポート発表の機会にコメントすることなどを通じて行います。
④この授業は実習に関する重要な事項等の伝達がありますので、欠席した場合はかならず補講を受けてください。
⑤地域活動(認知症カフェなど)への参画をします。