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看護診断論

科目名 看護診断論
ナンバリング
担当者 滝 麻衣
開設学科
専攻・コース
看護学科
分類 専門教育科目 選択科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
小城 2年 後期 1単位 選択
授業の概要
及びねらい
看護診断は、対象の個別性に合わせて具体的に看護を実践するための方法論のひとつであると同時に看護職の共通言語としての役割を担うものである。当科目では、対象の回復促進に向けた看護診断の特定とともに、看護診断に関連する看護成果と看護介入の基本的な考え方について教授する。また、問題解決思考に基づいて行われる看護過程を再確認し、臨地実習で看護診断と関連概念を活用できる能力の習得をめざす。
実務経験に
関連する
授業内容
大規模総合病院(急性期)での臨床経験、臨地実習指導、看護管理者としての経験を生かし、適宜事例を用いながら看護診断のプロセスを学ぶ。
授業の
到達目標
1. 看護過程における看護診断の位置づけが理解できる
2. 看護診断と構成要素について理解できる
3. 理論を用いたアセスメントと13領域の代表的看護診断について説明できる
4. 看護診断(NANDA-I)と看護成果分類(NOC)、看護介入分類(NIC)の関連が理解できる
5. 事例に基づく看護診断の特定とともに、目標、介入内容の抽出ができる
6. 臨地実習で活用頻度の高い看護診断について理解できる
学習方法 講義と演習を組み合わせて展開する。適宜Work Bookを用いた予習・復習を行い、最終開講日にはWork Bookを提出する(評価対象)。※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。
テキスト及び
参考書籍
■医学書院:NANDA-I 看護診断 定義と分類 2021-2023 第12版
■照林社:ゴードン博士の看護診断アセスメント指針ーよくわかる機能的健康パターンー
【参考図書】適宜、講義内で紹介する。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5     5     5             10 5 25 10 5 15 10     5   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 15
受講者の発表 20
授業の参加度 15
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスの確認、授業の準備を整えておく
授業 ガイダンス、看護過程と看護診断、看護診断の型と構成要素
事後学習(復習) Work Bookのまとめ、講義内容の復習
第2週 事前学習(予習) Work Bookを用いた予習
授業 理論を用いたアセスメントと13領域の代表的看護診断、【演習①】事例に基づくアセスメント、看護診断の抽出
事後学習(復習) Work Bookのまとめ、講義内容の復習
第3週 事前学習(予習) Work Bookを用いた予習
授業 【演習②】看護診断と優先順位の特定
事後学習(復習) Work Bookのまとめ、講義内容の復習、発表準備
第4週 事前学習(予習) 発表準備
授業 【演習②】看護診断と優先順位の特定(グループ発表)
事後学習(復習) Work Bookのまとめ、演習内容の復習
第5週 事前学習(予習) Work Bookを用いた予習
授業 NANDA-NOC-NICのリンケージ、【演習③】看護成果(目標)、看護介入の抽出
事後学習(復習) Work Bookのまとめ、講義内容の復習
第6週 事前学習(予習) Work Bookを用いた予習
授業 【演習③】看護成果(目標)、看護介入の抽出
事後学習(復習) Work Bookのまとめ、講義内容の復習、発表準備
第7週 事前学習(予習) 発表準備
授業 【演習③】看護成果(目標)、看護介入の抽出(グループ発表)
事後学習(復習) Work Bookのまとめ、講義内容の復習
第8週 事前学習(予習) Work Bookの見直し
授業 まとめ:臨地実習で活用頻度の高いNANDAと、NOC、NICの検討
事後学習(復習) Work Bookのまとめ
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ●初回の講義で、学習の進め方とWork Bookの活用方法について説明します。
●適宜事例を用いながら授業を展開しますが、予習・復習を踏まえた学生個々の積極的な参加を期待します。
●授業に関連した質問・意見については、可能な限り授業内で解決したいと思います。リフレクションペーパーのフィードバックは、次回授業の冒頭で行ったのち返却します。
●学習進度や社会的状況により、シラバスの修正が生じた場合は適宜説明します。
●参考図書及び参考文献は講義内で紹介します。