| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 | 
| 小城 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択 | 
| 授業の概要 及びねらい  | 
          公衆衛生看護の目的と機能および基本的概念について学習する。潜在・顕在する地域の人々の健康問題に対応した地域看護活動の理念(原理・原則)を理解する.個人・家族・集団・組織を含むコミュニティ(共同体)及び地域を構成する人々の集合体の健康増進・改善を目指すアプローチの基本概念を教授する。 | 
| 実務経験に 関連する 授業内容  | 
            担当する2名の教員は、佐賀県の行政保健師として公衆衛生の第一線である保健所・県庁での勤務経験を生かして、公衆衛生に関する現場の具体例を交えながら、現状と課題や今後の方向性について重点となる概要について指導する科目である。 | 
| 授業の 到達目標  | 
          1.公衆衛生看護の役割と意義を理解し、説明できる 2.社会情勢と健康課題の歴史と公衆衛生看護活動のかかわりを理解し、説明できる 3.地域保健活動の課程と方法について理解し、説明できる 4.公衆衛生看護活動の対象に展開されている健康増進・疾病予防・回復支援の方法について理解し、説明できる  | 
        
| 学習方法 | 原則として対面による講義形式で実施する。個別に内容を復習しておくとともに、自分の住む地域の保健活動についても理解を深めていくよう工夫する。 | 
| テキスト及び 参考書籍  | 
          公衆衛生看護学概論、2022、医学書院 ISBN 978-4-260-04707-4 | 
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                                態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                        合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 %  | 
                    ||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ○ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
    | 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを熟読し,使用するテキストに目を通す。第1章2~22Pを読み込んでおく シラバスを熟読し,使用するテキスト2~8Pに目を読んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護の基本理念について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | テキスト2~22Pを振り返り整理しておく | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章24~31Pを読んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護の対象について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | テキスト24~31Pを振り返り整理しておく | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章34~52Pを読んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護の場①(行政機関・職域・学校)について講義する(南里玲) | |
| 事後学習(復習) | テキストを参考に公衆衛生看護の場について振り返り整理しておく | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章53~68Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護の場②(医療施設・福祉施設・国際)について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | テキストを参考に公衆衛生看護の場について振り返り整理しておく | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章70~86Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 社会環境の変化と健康課題について講義する(南里玲) | |
| 事後学習(復習) | テキスト等を参考に学習内容を振り返り新聞等で現在の社会状況に興味を持ち確認する | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章88~100Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護活動の展開の基盤の理論や展開について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | 理論についてまとめ、整理しておく | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章101~108Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生患活動の基本的な対象別の展開方法について講義する(南里玲) | |
| 事後学習(復習) | 地区活動の基本と展開方法について振り返り整理しておく | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章110~129Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護活動の展開方法としての地域診断・計画・実践・評価について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | 展開方法のPDCAサイクル、適用する理論について振り返り整理する | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章130~162Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 地域診断及び計画立案・評価について事例をもとに講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | 自分が住んでいる地域で子育てする人の暮らしを想像して支援について考える | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第7章164~184Pの資料を読み込んでおく | 
| 授業 | 保健医療福祉における施策化と事業化について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | 保健計画について振り返り自分の住んでる市町村の計画を確認する | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | テキスト第8章186~205Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護管理の基本について講義する(南里玲) | |
| 事後学習(復習) | 管理の種類ごとの内容について振り返り正しく整理して覚える | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第8章206~230Pまでを読み込んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護活動に関連する法律と研究について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | 法律について概要とともに整理して覚える | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章232~246Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 健康危機管理の基本と災害保健活動について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | 学修内容を振り返り、自分の地域のハザードマップを確認する | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章247~254Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 健康危機管理としての感染症集団発生への保健活動について講義する(南里玲) | |
| 事後学習(復習) | 感染症の集団発生の予防と対策及び発生時の対応について整理しておく | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | テキスト第10章256~276Pを読み込んでおく | 
| 授業 | 公衆衛生看護の歴史について講義する(池田) | |
| 事後学習(復習) | 概論の講義内容全体を振り返り、公衆衛生看護についての小テストを実施する | |
            ※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
            ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
        
        | 備考 | ・事前事後学修時間は90分確保してください。 ・提出物については決められた期日と時間までに必ず提出してください。 ・課題(提出物)のフィードバックとして、講評・解説の時間を設けます。  |