科目名 | 教職論 |
ナンバリング | |
担当者 | 橋本 健夫 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 健康栄養学科 スポーツ健康福祉学科 社会福祉学科 |
分類 | 資格科目 専門教育科目 |
関連する 資格・免許 |
高等学校教諭一種免許状(福祉) 高等学校教諭一種免許状(保健体育) 養護教諭一種免許状 栄養教諭一種免許状 中学校教諭一種免許状(保健体育) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択(看護学科・健康栄養学科・社会福祉学科) 選択必修(スポーツ健康福祉学科) |
授業の概要 及びねらい |
本授業は、教員を志す学生たちが教育職とはどのようなものかを理解することを目的として開講されるものである。従って、何故教育職を目指すのかということを自分自身に問いかけることから始まり、教員という職業の始まりや学校の歴史、教育と国家との関係、学校教育に関連する法律などの観点から教育職を浮かび上がらせ、その実態を具体的に理解する。そして、教育職に向けて何が不足しているかを見つけ、その修正にチャレンジすることを促す。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
本授業では、次の事項をもとに教育職を目指す自己の資質・能力を客観的に分析し、不足する部分の補充に挑戦する態度の形成を目指す。 1.教育職の意義を理解することができる。 2.世界における教育職の歴史を理解することができる。 3.世界における学校の歴史を理解することができる。 4.日本の学校の歴史を理解することができる。 5.戦後の学校教育の流れを理解することができる。 6.学習指導要領の役割を理解することができるとともに、それが目指した社会を理解することができる。 7.学校教育と国家との関係を理解することができる。 8.学校教育に関連する主要な法律を理解することができる。 9.学校教育と社会及び保護者との関係を理解することができる。 10.将来社会における教育職の役割を考え、自分自身の不足する資質・能力を抽出することができる。 |
学習方法 | 本授業では、アクティブラーニングで展開される。まず、一人一人が予習に取り組み、その結果を班の中で共有し、それをクラス全体で討議して、課題解決を図る。つまり、コミュニケーションによって、課題は個から班、クラスへと広がり、最終的にクラス全体の財産としてかいけつあんとしての知識・技能が共有される。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書は特に指定しない。しかし、予習を行うにあたっては、次の書籍が身近に存在すると便利である。 ①中学校或いは高等学校の学習指導要領、②教育小六法 |
【看護学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 25 | 25 | 10 | 15 | 25 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【健康栄養学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 25 | 25 | 10 | 15 | 25 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||
小テスト等 | 30 | ||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【スポーツ健康福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 25 | 25 | 10 | 15 | 25 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【社会福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 25 | 25 | 10 | 15 | 25 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 本授業への受講意欲を組み込んだ自己紹介を考える。 |
授業 | 【オリエンテーション】(受講の基本単位である6人程度の班に分かれる。次に、本授業の目標と授業展開を理解するとともに受講の輪を作るために自己紹介をする。) | |
事後学習(復習) | 本科目の目標を改めて理解し、それに合わせた自己の受講態度を考える。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 「教職とは何か」を調べ、自分の意見をまとめる。 |
授業 | 【教職とは?】(予習をもとに班で議論し、その結果をもとに、クラス全体で教職の役割や社会からの付託について考え、教職を理解する。) | |
事後学習(復習) | 本時を振り返り、教職を自分なりに定義するとともに自己のこれからの行動を考える。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 今までの学校教育の中で最も印象に残った素晴らしい教員を思い浮かべ、説明できるように準備する。 |
授業 | 【私が出会った素晴らしい教員】(予習をもとに班内で紹介し、特に紹介したい教員を全体で共有する。そして、素晴らしい教員の要素を考える。) | |
事後学習(復習) | 素晴らしい教員を思い出し、その像に自己を近づける方策を考える。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教職の場である学校とは何かを考え、世界における学校の歴史を調べる。 |
授業 | 【学校の歴史】(学校の歴史から学校の役割を考える。そして、教職の意義を考察する。) | |
事後学習(復習) | 学校の意義と教職の意義を再確認する。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 日本における学校の歴史を調べる |
授業 | 【日本の学校の歴史①】(日本の学校の歴史を学ぶとともに教員養成の始まりを理解する。) | |
事後学習(復習) | 日本の学校の歴史を振り返る。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 戦後の学校教育の状況を調べる。 |
授業 | 【日本の学校の歴史②】(戦後の学校教育を理解する。) | |
事後学習(復習) | 戦後の学校教育と教職の関係を思い出す。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 学校教育に関する法律を調べる。 |
授業 | 【学校教育と法律】(学校教育を守る法律を理解する。) | |
事後学習(復習) | 学校教育と法律の関係を思い出す。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 教員を守る法律を調べる。 |
授業 | 【教員と法律】(教育職員免許法を中心に、教員がどのように規定されているかを理解する。) | |
事後学習(復習) | 教育職員免許法の理解を深める。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 学習指導要領を調べる。 |
授業 | 【学習指導要領が求める教員像①】(学習指導要領が求める学習法を理解する) | |
事後学習(復習) | 昭和期の学習指導要領を理解する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 平成の学習指導要領を調べる |
授業 | 【学習指導要領が求める教員像②】(平成時代の学習指導要領が求める学習法を理解する。) | |
事後学習(復習) | 平成時代の学習指導要領を理解する。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 現在の学習指導要領が求める教員像を理解する。 |
授業 | 【現在の教員に求められるもの】(新しい学習指導要領が求める教員像を理解する) | |
事後学習(復習) | 現在の教員に求められるものを理解する。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 研修について調べる。 |
授業 | 【教員と研修】(研修の意義を理解する。教員免許状更新講習についても理解する。) | |
事後学習(復習) | 研修の意義を思い出し、理解を深める。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 保護者との関係を調べる。 |
授業 | 【保護者と教員】(保護者への対応を理解する。) | |
事後学習(復習) | 保護者との対応をさらに深く理解する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 社会と教員について調べる。 |
授業 | 【現代社会における教員像】(現代社会において、どのような教員が求められているかを理解する。) | |
事後学習(復習) | 求められている教員像を思い出し、深く理解する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 教職への道を調べる。 |
授業 | 【教職への道】(教員にとって何が大切かを改めて考える。) | |
事後学習(復習) | 今までの総括をする。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 定期試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |