| 科目名 | 生活支援技術論 |
| ナンバリング | NS_C2_02 |
| 担当者 |
大坪 奈保
小林 幸恵 竹岸 智子 大庭 悠希 高野 佳範 |
| 開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
| 分類 | 専門教育科目 必修科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 小城 | 1年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
看護技術の概念（安全性・安楽性・自立の促進・倫理的配慮）を理解し、看護実践能力の基礎となる基本的な看護技術を教授する。また、対象者の状況に応じた基本的欲求を充足するための日常生活援助技術についての学修を支援する。本講は講義で構成し、科学的根拠をもとに基本的日常生活行動への援助技術を教授する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
担当教員は全員、大規模病院での臨床経験があり、基本的な看護技術及び様々な患者への応用技術を臨床で実践してきた。研究データを基にした科学的根拠と実践での経験を基に、対象者への生活支援のための看護技術を講義や演習で教授する。 |
| 授業の 到達目標 |
1）看護技術の概念を説明することができる。2）看護における安全・安楽・自立とは何かを説明することができる3）コミュニケーションの意義・目的と関係性構築のためのコミュニケーション技術について説明することできる。4）対象者の安全・安楽・自立を考慮した環境調整について説明することができる。5）ベッドメイキングができる。6）活動・休息の意義と援助について説明することができる。7）体位変換、車椅子移送の援助ができる。8）臥床患者のリネン交換ができる。9）看護における教育的な関わりについて説明することができる。 |
| 学習方法 | 講義と演習。テキストおよび配布資料をに基づいて学習する。テキスト以外に図書を利用してレポートを作成する。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
医学書院 系統看護学講座 専門分野 基礎看護学[2]基礎看護技術Ⅰ 第19版 医学書院 系統看護学講座 専門分野 基礎看護学[3]基礎看護技術Ⅱ 第18版 学研メディカル秀潤社 看護技術プラクティス 第4版 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 60 | 10 | 100 | |||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | テキスト序章を読む。 |
| 授業 | 看護技術の概念、根拠に基づいた看護技術、安全・安楽・自立とは、生活援助におけるSDGs | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | テキストコミュニケーションの章を読む。 |
| 授業 | コミュニケーション技術、コミュニケーションの意義と目的、関係構築のためのコミュニケーションの基本 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | テキスト感染防止の技術の章（手指衛生、個人防護用具）、環境調整技術の章を読む。 |
| 授業 | 手指衛生の目的と方法、看護における環境調整の技術 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | テキスト環境調整技術の章を読む。 |
| 授業 | 看護における環境調整の技術、病室の環境条件 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | テキスト環境調整技術の章を読む。 |
| 授業 | 病床環境の調整 | |
| 事後学習(復習) | テキスト序章、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | テキスト環境調整技術の章を読む。 |
| 授業 | 病床環境の調整、実習室の利用方法 | |
| 事後学習(復習) | テキスト序章、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習方法を理解しておく。 |
| 授業 | 病床環境調整の技術 ベッドメイキング | |
| 事後学習(復習) | 演習を振りまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習方法を理解しておく。 |
| 授業 | 病床環境調整の技術 ベッドメイキング | |
| 事後学習(復習) | 演習を振りまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | テキスト活動と休息の章（基本的活動の援助）を読む。 |
| 授業 | 活動の意義、廃用症候群、ボディメカニクスの原理と原則、体位変換・移動・移送の基礎知識 | |
| 事後学習(復習) | テキスト序章、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | テキスト活動と休息の章（睡眠・休息の援助）を読む。 |
| 授業 | 休息の援助、睡眠のメカニズム | |
| 事後学習(復習) | 演習を振りまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習方法を理解しておく。 |
| 授業 | 移動・移送の援助技術 体位変換 | |
| 事後学習(復習) | 演習での振り返りをまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習方法を理解しておく。 |
| 授業 | 移動・移送の援助技術 車椅子移送 | |
| 事後学習(復習) | 演習での振り返りをまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | テキスト 環境調整技術の章（病床を整える、リネン交換）を読む。体位変換について復習する。 |
| 授業 | 環境整備と体位変換の技術 臥床患者のリネン交換 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習方法を理解しておく。体位変換について復習する。 |
| 授業 | 環境整備と体位変換の技術 臥床患者のリネン交換 | |
| 事後学習(復習) | 演習を振りまとめる。課題レポートを提出する。 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | テキスト 学習支援の章を読む。 |
| 授業 | 看護における教育的な関わり、学習支援の概念 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料、スライド資料をもとに要点をまとめる。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ・本科目は講義と演習で構成され、複数の教員で担当します。 ・具体的な授業構成と授業方法は、初回の授業でガイダンスを行います。 ・本科目についての連絡、授業資料の提示はTeamsで行います。必ず確認してください。 ・授業に関する質問や感想を、各授業の終了時に書いていただきます。 ・演習前後には課題レポートを課します。計画的に課題レポートの作成や看護技術の自己練習に取り組みましょう。各講義内でレポートのフィードバックを行います。 ・事前学修、自己学修、看護技術の自己練習が不可欠の科目です。積極的な学修態度を期待します。 |