科目名 | 生活支援技術論演習 |
ナンバリング | NS_C3_03 |
担当者 |
竹岸 智子
小林 幸恵 大坪 奈保 大庭 悠希 高野 佳範 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
生活支援技術論の講義を踏まえ、対象者がかかえている日常生活への基本的欲求を充足するための看護技術の概要を教授する。また、安全性・安楽性・自立の促進・倫理的配慮に則った基本的な日常生活行動援助技術を修得することを支援する。本講は、講義・演習で構成し、日常生活行動への基本的な援助技術を教授する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当教員は、大規模病院での臨床経験があり、基本的な看護技術及び様々な患者への応用技術を臨床で実践してきている。科学的根拠と実戦での経験を基に、対象者への生活支援のための看護技術を講義や演習で教授していく。 |
授業の 到達目標 |
1)食事の意義を理解し、経口摂取のできる対象者への食事援助と口腔ケアを実施することができる。 2) 感染のメカニズムについて理解し、感染予防技術を実践することができる。 3)排泄の意義と自然排泄への援助を理解し、ベッド上の自然排泄への援助を実施することができる。 4)清潔の意義を理解し、臥床患者の全身清拭と寝衣交換を実施することができる。 5)臥床患者への陰部洗浄を実施することができる。 6)臥床患者への洗髪を実施することができる。 7)ベッド上での足浴・手浴・を実施することができる。 8)安楽の意義を理解し、安楽確保の援助をとは何かを理解することができる。 |
学習方法 | 講義と演習。テキスト及び配布資料に基づき学修する。演習前後はテキストに加え、図書を利用しながら課題レポートを作成し、効果的に理解し技術を修得する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
医学書院 系統看護学講座 専門分野 基礎看護学[2]基礎看護技術Ⅰ 第19版 医学書院 系統看護学講座 専門分野 基礎看護学[3]基礎看護技術Ⅱ 第18版 Gakken 看護技術プラクティス 第4版 ※他に図書館の看護技術に関する書籍・講義中に紹介する書籍 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 60 | 100 | |||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト、食事援助技術の章を読む。 |
授業 | 栄養援助技術1 食事・栄養の意義,食事・栄養摂取に影響する要因,食事・栄養のアセスメント,口腔ケア | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習前課題に取り組む。 |
授業 | 栄養援助技術2 食事摂取の自立困難な対象者への食事介助 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト、感染防止の技術の章を読む。 |
授業 | 感染予防の基礎知識1 感染のメカニズム,標準予防策,感染経路対策,感染予防の基礎知識 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 前回の講義内容を復習しておく。 |
授業 | 感染予防の基礎知識2 個人防御具の着脱方法 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライド及び演習の振り返りを行い要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト、排泄援助技術の章を読む。 |
授業 | 排泄援助技術1 排泄の意義、排泄のメカニズム及びアセスメント | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 前回の講義内容を復習しておく。 |
授業 | 排泄援助技術2 自然排泄への援助,排泄の援助,排泄困難時の援助 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 排泄援助技術3 便器・尿器を用いた排泄の援助 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 排泄援助技術4 便器・尿器を用いた排泄の援助 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト、観察・記録を読む。 |
授業 | 観察・記録・報告1 監察の意義と必要性,記録の意義と内容,報告の目的と方法 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト、バイタルサインの観察とアセスメントを読む。 |
授業 | バイタルサイン1 バイタルサインの意味とメカニズム | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト、血圧を読む。 |
授業 | バイタルサイン2 バイタルサインの測定技術と影響因子 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | バイタルサイン3 体温・脈拍・呼吸の測定 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | バイタルサイン4 血圧測定 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | バイタルサイン5 バイタルサイン測定(体温・脈拍・呼吸・血圧) | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト清潔・衣生活援助技術を読む。 |
授業 | 清潔・衣生活1 清潔・衣生活の意義,影響要因,アセスメント | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 清潔・衣生活2 足浴 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第17週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 清潔・衣生活3 足浴 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第18週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 清潔・衣生活4 全身清拭 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第19週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 清潔・衣生活5 全身清拭 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第20週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 清潔・衣生活6 ケリーパッドを用いた洗髪 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第21週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 清潔・衣生活7 ケリーパッドを用いた洗髪 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第22週 | 事前学習(予習) | ステキト、苦痛の緩和・安楽確保の技術を読む。 |
授業 | 安楽への援助1 安楽への援助 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第23週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 安楽への援助2 冷罨法 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・本科目は講義と演習で構成され、複数の教員で担当します。 ・授業の具体的な授業・授業構成については、初回授業で資料を用いてガイダンスを行います。 ・授業前にはその単元を教科書で事前学習してください。 ・演習前後には課題レポートを課しますので、計画的に取り組み演習に臨んで下さい。 ・本科目についての連絡や講義資料等はteamsに提示しますので必ず確認を行って下さい。 ・事前の予習および反復練習が不可欠の科目であるため、積極的な学習態度を期待します。 |