科目名 | 臨床関連技術論演習 |
ナンバリング | NS_C3_04 |
担当者 |
竹岸 智子
小林 幸恵 大坪 奈保 大庭 悠希 高野 佳範 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
看護の対象がかかえている健康障害や段階に応じて必要となる検査や治療、看護技術を安全・安楽に実施するための知識・技術・態度を講義・演習を通して教授する.対象へ安全に援助するために既習のコミュニケーション、感染予防の基礎知識、臨床薬理学などの知識・技術を統合しながら医療安全管理の重要性も含めて教授する.本科目を通して、汎用的能力要素である主体的に行動し自律した学修習慣を身につけることや、知識の体系的理解、情報を複眼的に分析する能力についても同時に養う機会とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
看護師としての豊富な臨床経験のある看護教員によるグループ指導によって、実際の臨床で求められる根拠ある看護技術(身体へのダメージを伴う治療的技術が中心)について、学生が段階的に取り組めるように進めていく演習を軸としたアクティブラーニングである。 |
授業の 到達目標 |
検査・治療を受ける対象者の不安を理解しようとする姿勢をもち,安全・安楽に援助できるために既習の内容を活用しながら知識・技術・態度を習得する. 1)無菌操作の原則と方法を理解し,無菌操作が実施できる.2)検査における看護師の役割を理解し,検査を受ける対象者の不安を考えることができる.3)静脈血採血の基本的な手技を理解し,安全・安楽に実施できる.4)安全な与薬ができるための基礎的知識,アセスメント,援助方法,与薬に伴う危険性や法的責任について説明できる.5)呼吸を整える援助の方法が説明できる.6)薬物療法における看護師の役割が説明できる.7)輸血療法における看護について説明できる.8)排泄困難時の援助の方法を理解し,一時的導尿が実施できる。9)経管栄養の種類と適応,援助時の留意点が説明できる.10)包帯法の原則と基本的な方法について説明できる.11)対象の「安全」「安楽」「自立」を原則とし,対象者に合った援助方法を検討していく態度を習得する. |
学習方法 | 講義および演習.テキスト及び講義資料を活用し学修する。テキスト以外の図書も活用し演習に関するレポートを作成する。演習の際は、teamsに提示した動画や各自作成したレポートを使用し技術の実践を行っていく。 |
テキスト及び 参考書籍 |
1)医学書院 系統看護学講座 専門分野基礎看護学[2]基礎看護技術Ⅰ第19版 2)医学書院 系統看護学講座 専門分野基礎看護学[3]基礎看護技術Ⅱ第18版 3)インターメディカ 写真でわかる臨床看護技術①② 4)Gakken 看護技術プラクティス第4版 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 60 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト、感染予防の技術の章を読む。 |
授業 | 感染予防の技術1 感染・洗浄・消毒・滅菌 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 前回の講義内容を復習しておく。 |
授業 | 感染予防の技術2 無菌操作、滅菌手袋 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト、診察・検査・処置における技術の章を読む。 |
授業 | 検査における看護1 各種検査、検査における看護師の役割 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 前回の講義内容を復習しておく。 |
授業 | 検査における看護2 検査における看護(静脈血採血) | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 検査における看護3 静脈血採血:真空管採血(シミュレーター) | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 検査における看護4 静脈血採血:真空管採血(シミュレーター) | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト、与薬の技術の章を読む。 |
授業 | 与薬の技術1 薬物療法における看護師の役割 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 前回の講義内容を復習しておく。 |
授業 | 与薬の技術2 薬物療法における看護(経口薬、外用薬、注射の種類と適応) | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト、呼吸・循環を整える技術の章を読む。 |
授業 | 呼吸を整える技術1 呼吸障害の種類、酸素吸入療法、ネブライザー吸入、口腔・鼻腔・気管内吸引 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 呼吸を整える技術2 酸素吸入、ネブライザー吸入、口腔・鼻腔・気管内吸引 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 呼吸を整える技術3 酸素吸入、ネブライザー吸入、口腔・鼻腔・気管内吸引 | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 与薬の技術3 皮下注射、筋肉注射(シミュレーター) | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する |
授業 | 与薬の技術4 皮下注射、筋肉注射(シミュレーター) | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 与薬の技術5 静脈注射・点滴静脈内注射、輸液ポンプの操作法(シミュレーター) | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 与薬の技術6 静脈注射・点滴静脈内注射、輸液ポンプの操作法(シミュレーター) | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | テキスト、輸血の管理について読む。 |
授業 | 輸血の技術1 輸血療法の適応と種類、輸血療法における看護 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第17週 | 事前学習(予習) | テキスト、排泄援助技術の章を読む。 |
授業 | 特殊な排泄援助技術1 排泄障害とは、浣腸、導尿 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめ、演習課題に取り組む。 | |
第18週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 特殊な排泄援助技術2 一時的導尿① | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第19週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 特殊な排泄援助技術3 一時的導尿① | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第20週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 特殊な排泄援助技術4 一時的導尿② | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第21週 | 事前学習(予習) | 講義の内容を復習しておく。演習要領で演習方法を確認しておく。演習課題レポートを提出する。 |
授業 | 特殊な排泄援助技術5 一時的導尿② | |
事後学習(復習) | 演習の振り返りを行い、演習課題レポートを作成し提出する。 | |
第22週 | 事前学習(予習) | テキスト、食事援助技術の章を読む。 |
授業 | 特殊な栄養援助技術 経管栄養(経鼻・PEG)とは、合併用、静脈栄養 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 | |
第23週 | 事前学習(予習) | テキスト、創傷管理技術、救命救急処置技術の章を読む。 |
授業 | 包帯法・止血法 包帯法の原則、包帯の基本的な取り扱い方、止血の方法 | |
事後学習(復習) | テキスト、スライドをもとに要点をまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・本科目は講義と演習で構成され、複数の教員で担当します。 ・授業の具体的な授業・授業構成については、初回授業で資料を用いてガイダンスを行います。 ・授業前にはその単元を教科書やTeamsにアップロードしている講義資料で事前学修してください。 ・生活支援技術論および生活支援技術論演習で学修した内容を十分に復習した上で授業に臨みましょう. ・演習前後には課題レポートを課しますので、計画的に取り組み演習に臨んで下さい。 ・本科目についての連絡や講義資料等はteamsに提示しますので必ず確認を行って下さい。 ・事前の予習および反復練習が不可欠の科目であるため、積極的な学習態度を期待します。 ・演習前後の課題レポート内容については、演習及び講義の中でフィードバックを行います。 |