開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 3年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
様々な発達段階・健康レベルにおいて、多様な疾病や障がいを抱えながら在宅で暮らす療養者と家族の暮らしを理解し、在宅看護の展開方法について学べるよう解説する。在宅看護で必要される知識・技術・態度を講義と演習を通し教示する。在宅の暮らしを支える保健・医療・福祉・地域特性などの社会資源について学修できるよう教授する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
臨床での看護経験を伝え、今日の在宅看護における状況に沿った事例を提供する。在宅での暮らしを支えるための知識・技術・態度について実践的に学ぶ科目である。 |
授業の 到達目標 |
1)訪問看護の目的と特徴を説明できる。 2)在宅における生活支援の特徴とその方法を説明できる。 3)在宅における医療処置・薬剤管理の方法を説明できる。 4)対象別の在宅療養者と家族の支援について説明できる。 5)在宅における看護過程展開の特徴と訪問看護の役割について説明できる。 |
学習方法 | 講義、グループワーク、個人ワーク、技術演習を組み合わせ、発表を交えながら学修する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
地域・在宅看護の実践 医学書院 配布プリント |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 5 | 10 | 25 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 100 | |||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 80 | ||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ◎ | 5 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 教科書P12-17、70-85を熟読する。 |
授業 | オリエンテーション、在宅看護のマナー | |
事後学習(復習) | 振り返りを行う。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書P19-22, 50-51.228-233を熟読する。 |
授業 | 在宅看護の看護展開の特徴: 発達段階と健康状態の段階 | |
事後学習(復習) | 振り返りを行う。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 教科書P19-22を熟読する。P62-70 |
授業 | 在宅看護の看護展開の特徴: 情報収集について | |
事後学習(復習) | 振り返りを行う。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教科書P23-33を熟読する。 |
授業 | 在宅看護のアセスメントについて | |
事後学習(復習) | 不足した情報を整理する。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書P34-48.234-248を熟読する。 |
授業 | 在宅看護の目標設定と優先順位 | |
事後学習(復習) | 看護計画の修正 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 在宅看護の看護過程について要点をまとめる。 |
授業 | 看護計画の立案 | |
事後学習(復習) | 立案書の修正 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書P52-65を熟読する。 |
授業 | 多職種連携 | |
事後学習(復習) | 事例について、振り返る。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 受け持ち事例の計画に基づき、情報を整理する。教科書P57-62を熟読する。 |
授業 | 地域の社会資源 | |
事後学習(復習) | 受け持ち事例の看護展開について、振り返る | |
第9週 | 事前学習(予習) | 教科書P86-104を熟読する。 |
授業 | ADLに課題がある高齢者の在宅看護 | |
事後学習(復習) | 実習目標に対する評価・振り返る | |
第10週 | 事前学習(予習) | 多職種との連携の意義、施設の概要をまとめる |
授業 | グループワーク① | |
事後学習(復習) | 実習目標に対する評価・振り返る | |
第11週 | 事前学習(予習) | 教科書p105-135を熟読する。 |
授業 | 慢性疾患(ALS)を有する療養者と家族の活動と休息 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | P136-161を読む。 |
授業 | 在宅リハビリテーションの実際 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | P162-181を熟読する。授業準備(物品準備) |
授業 | 呼吸器疾患がある療養者の 洗髪、足浴、手浴 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 教科書p182-205を熟読する。 |
授業 | 酸素療法について | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 教科書P206-226を熟読する。 |
授業 | 在宅における薬物管理 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 教科書P250-265を熟読する。 |
授業 | 在宅における対象別看護 (重度心身障碍児と家族に対する看護)グループワーク | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第17週 | 事前学習(予習) | 教科書P266-282を熟読する。 |
授業 | 発表 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第18週 | 事前学習(予習) | 教科書P283-308を読む。 |
授業 | 在宅における対象別看護 (難病)グループワーク | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第19週 | 事前学習(予習) | 不足しているアセスメントの追記 |
授業 | 発表 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第20週 | 事前学習(予習) | 教科書P309-318を読む。 |
授業 | 在宅における対象別看護 (精神疾患)グループワーク | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第21週 | 事前学習(予習) | 不足しているアセスメントの追記 |
授業 | 発表 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第22週 | 事前学習(予習) | 教科書P330-347を読む。 |
授業 | 在宅における対象別看護 (ターミナル)グループワーク | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第23週 | 事前学習(予習) | 今までのプリントを確認する。 |
授業 | 発表 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 課題に対するフィードバック: フィードバックは、看護展開や演習時に講評や解説の時間を設けます。 課題を回収することで、出席を確認します。 演習時は、臨地実習と同様の身だしなみで参加すること。 |