科目名 | 心理実習 |
ナンバリング | |
担当者 |
利光 恵
岡嶋 一郎 山中 亮 赤川 力 清水 陽香 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
公認心理師受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 4年 | 通年 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
この授業を履修する学生(以下、「実習生」とする)は、実習の履修までに十分な知識・態度を習得し ている必要がある。 保健医療分野,教育分野,福祉,司法,産業分野の臨床現場に赴き,見学実習を行い、臨床現場に勤務する実務家教員・指導者から,心理臨床の現場理解と,チームでの心理支援の理解を実践的に学ぶ。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当教員は公認心理師・臨床心理士の有資格者であり、10年以上の臨床実践経験をもつ。 |
授業の 到達目標 |
1. 公認心理師の役割・法的義務を理解し、必要な倫理を身につける。 2. 守秘義務及び情報共有の重要性を理解し、情報を適切に取扱うことができる。 3. 保健医療、福祉、教育その他の分野における公認心理師の具体的な業務の内容について説明できる。 4. 多職種連携・地域連携による支援意義を理解し、チームでの公認心理師の役割について説明できる。 5. 役割分担、チーム力を、事前・事後授業のグループ学習で習得することができる。 6.心理検査の種類、成り立ち、特徴、意義及び限界について概説できる。 7. 適切に記録、報告、振り返り等を行うことができる。 8. 良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を身につける。 9. 心理に関する支援を要する者等のプライバシーに配慮できる。 10. 実習を通して心理に関する支援を要する者等についての情報を収集し、課題を抽出・整理できる。 |
学習方法 | 見学実習と,大学内における実習(現場実習における事前事後学習としての対面授業)。 6,7名でのグループで各実習先の事前・事後学習を行う。心理支援の基本的な対面での対応と、他(多)職種連携での資質向上を目指す授業であるため、この学習方法で学ぶことが必須である。 |
テキスト及び 参考書籍 |
授業内に、適宜指示する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 30 | 10 | 5 | 5 | 5 | 20 | 20 | 5 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 前期オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 保健医療領域における心理臨床の実際① | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 保健医療領域における施設見学① | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 保健医療領域における施設見学① | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 保健医療領域における心理臨床の実際(事後学習と発表①) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 保健医療領域における心理臨床の実際② | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 保健医療領域における施設見学② | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 保健医療領域における施設見学② | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 保健医療領域における臨床の実際(事後学習と発表②) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 教育領域における心理臨床の実際① | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 教育領域における施設見学① | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 教育領域における心理臨床の実際② | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 教育領域における施設見学② | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 保健医療領域における臨床の実際(事後学習と発表①) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 保健医療領域における臨床の実際(事後学習と発表②) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 後期オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第17週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 福祉領域における心理臨床の実際① | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第18週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 福祉領域における施設見学① | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第19週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 福祉領域における心理臨床の実際② | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第20週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 福祉領域における施設見学② | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第21週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 福祉領域における臨床の実際(事後学習と発表①) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 | |
第22週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 福祉領域における臨床の実際(事後学習と発表②) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 | |
第23週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 司法領域における心理臨床の実際 | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第24週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 司法領域における施設見学 | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第25週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 司法領域における施設見学 | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第26週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 司法領域における臨床の実際(事後学習と発表) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 | |
第27週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 産業領域における心理臨床の実際 | |
事後学習(復習) | 今回の授業内容を確認する。 | |
第28週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 産業領域における施設見学 | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第29週 | 事前学習(予習) | 実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べる。 |
授業 | 産業領域における施設見学 | |
事後学習(復習) | 見学した内容をまとめておく。 | |
第30週 | 事前学習(予習) | グループごとに見学実習で得た学びを報告できるように資料を作成する。 |
授業 | 産業領域における臨床の実際(事後学習と発表) | |
事後学習(復習) | 発表時の助言をもとに知見を整理する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | この授業は、公認心理師受験資格必修科目です。 「公認心理師法第 7 条第 1 号及び第 2 号に規定する公認心理師となるために必要な科目の確認について」( 29 文科初第 879 号 障発 0915 第 8 号 2020 令和 2 年 12 月 24 日一部改正)を元に「心理実習」では以下の内容が求められます。 (ア) 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチに関する基本的な水準の修得 (イ) 多職種連携及び地域連携に関する基本的な水準の修得 (ウ) 公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解に関する基本的な水準の修得 グループ学習形態で行う理由は、上記(ア)(イ)を習得するためであることを、よく理解して受講しましょう。 また、心理師としての倫理観も習得していきます。受講者同士、互いの倫理観を確認しながら協力して実習に取り組みましょう。 |