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特別研究

科目名 特別研究
ナンバリング MP_E3_01
担当者 西村 喜文
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻(博士前期課程)
分類 必修科目 研究演習
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 通年 8単位 必修
授業の概要
及びねらい
修士論文のテーマと内容が臨床心理学に関するものであることとし、心理臨床的支援に役立つ修士論文作成を目指す。特に、心理療法においても重要な役割を担う「ことばとイメージ」について理解を深め、イメージそのものが治療媒体となる非言語的技法についての研究を大きな柱としたい。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)「ことばとイメージ」について理解ができる。
2)表現療法(箱庭療法、コラージュ療法、絵画療法等)について理解ができる。
3)幼児から高齢者までを対象に、非言語的技法を用いた心理臨床的支援のあり方について論考できる。
4)研究計画の立案、文献レビュー、調査等の実施、論文作成と各研究テーマにそった展開ができる。
学習方法 文献検索・文献抄読、文献レビューの発表と討議、研究計画の検討、各種学会発表の検討などを通して学ぶ。
テキスト及び
参考書籍
特に定めないが、適宜指示する。
参考書:「コラージュ療法の可能性」 西村喜文 創元社
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                         10 5 10 10 10 5 5 10 10 10 5 10 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 40
授業態度 20
受講者の発表 30
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習)
授業
事後学習(復習)  ●1年次
第2週 事前学習(予習) 研究テーマを考えてくる。
授業 学生自身の研究に対する問題意識を明確にする。
事後学習(復習) 研究テーマ及び研究内容について考える。
第3週 事前学習(予習) 研究テーマ及び研究内容に沿った文献を探してくる
授業 先行研究、文献等を通して研究課題を整理する。
事後学習(復習) 先行研究、文献等の整理をする。
第4週 事前学習(予習) 先行研究、文献等に目を通してくる。
授業 文献リストを作成する。
事後学習(復習) 文献リストの整理をする。
第5週 事前学習(予習) 先行研究、文献等に目を通してくる。
授業 基本的には、問題点、研究目的、研究理由、研究方法などを整理し研究内容を深める。
事後学習(復習) 先行研究をまとめてみる。
第6週 事前学習(予習) 研究デザインを考えてくる。
授業 研究課題を明確にし論文作成の基盤を作る。
事後学習(復習) 研究課題をまとめてみる。
第7週 事前学習(予習) 中間発表のプレゼンテーション準備を行う。
授業 1年次の11月に行われる第1回中間発表会に向け準備を行う。
事後学習(復習) 中間発表時の資料を作成する。
第8週 事前学習(予習)
授業
事後学習(復習) ●2年次
第9週 事前学習(予習) 研究デザインを再確認してくる。
授業 1年次の学修を基盤として、教員の指導のもと調査研究、文献研究を進めていく。
事後学習(復習) 研究テーマ、目的、方法について整理し確認する。
第10週 事前学習(予習) 研究の進捗状況について整理する。
授業 ゼミ生との討議を通じて研究を深め、データ分析、その解釈、考察を進めていく。
事後学習(復習) 研究調査について再確認を行う。
第11週 事前学習(予習) 調査データを整理してくる。
授業 得られた研究データを検討しながら、論文構成を行い学術的論文になるよう考察していく。
事後学習(復習) 調査データの修正追加を行う。
第12週 事前学習(予習) 倫理的配慮について考えてくる。
授業 研究に伴う倫理的配慮について検討する。 
事後学習(復習) 研究倫理についてまとめ報告書を作成する。
第13週 事前学習(予習) 論文の最終チェックを行う。
授業 口頭試問、発表会に向けて準備を行う。
事後学習(復習) 資料等の最終確認を行う。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ・心理臨床の実践力と高い研究意欲を持つ学生を期待したい。倫理問題も踏まえ、自分の研究には責任をもって 臨んでもらいたい。また、学会発表など、自分の研究成果を発表し評価をもらうという謙虚な姿勢も学んでほ しいと願っている。

・研究倫理については、本学倫理委員会に提出し審査を受ける義務がある。そのため、調査等においては早期よ り準備を行い1年次終了時ころまでには承認を得ることが望ましい。