トップページ  »   所属一覧  »   臨床心理学専攻  »   西村 喜文 のプロフィール
西村 喜文ニシムラ ヨシフミ (Yoshifumi Nishimura) 男性 
所属臨床心理学専攻  心理カウンセリング学科
教授
写真
2023/08/31 更新

プロフィール

学歴
平成13年 3月 福岡県立大学大学院人間社会学研究科生涯発達臨床心理学専攻修了(生涯発達学修士)
平成23年 9月 京都文教大学臨床心理学研究科博士後期課程(論文博士 博乙第1号)取得(臨床心理学博士)
職歴
平成13年 4月 西九州大学社会福祉学科専任助教授「発達心理学」「教育心理学」「臨床心理面接特論」他 (平成20年 3月まで)
平成20年 4月 西九州大学社会福祉学科専任教授「発達心理学」「教育心理学」「臨床心理面接特論」他 (平成26年 3月まで)
平成20年 4月 西九州大学 臨床心理相談センター長 (平成24年 3月まで)
平成24年 4月 西九州大学 健康福祉実践センター長 (平成26年 3月まで)
平成26年 4月 西九州大学子ども学部心理カウンセリング学科 学科長「心理カウンセリング概論〈現在に至る)」 (現在に至る)
専門分野
臨床心理学
芸術療法(箱庭療法、コラージュ療法、描画療法)
遊戯療法
研究テーマ
・被虐待時の箱庭作品、コラージュ作品の査定の合
理性に関する比較研究

・認知症高齢者の箱庭表現・コラージュ表現の特徴
 と箱庭療法・コラージュ療法の有効性について
共同研究
所属学会
日本心理臨床学会
日本箱庭療法学会
日本コラージュ療法学会
日本遊戯療法学会
日本ユング心理学学会
学会・社会活動
平成元年 7月 日本箱庭療法学会正会員(現在に至る) (現在に至る)
平成 2年 4月 日本心理臨床学会正会員(現在に至る) (現在に至る)
平成 2年11月 日本臨床心理士会会員 (現在に至る) (現在に至る)
平成 6年 7月 日本描画テスト・描画療法学会正会員(現在に至る) (現在に至る)
平成 8年 4月 佐賀県スクールカウンセラー (平成13年 3月まで)
平成13年 4月 日本遊戯療法学会正会員(現在に至る) (現在に至る)
平成13年 4月 佐賀県教育センター スーパーアドバイザー (平成20年 3月まで)
平成14年 4月 長崎県スクールカウンセラー専門委員 (平成23年 3月まで)
平成14年 4月 文部科学省初等中等教育局特別支援教育委嘱事業「佐賀県学習障害児調査研究」専門委員 (平成16年 3月まで)
平成14年 4月 佐世保市子ども安心ネットワーク専門委員 (平成22年 3月まで)
平成15年 4月 佐賀県スクーリング・サポート・ネットワーク推進協議会委員 (平成21年 3月まで)
平成16年 4月 文部科学省初等中等教育局特別支援教育推進体制モデル事業佐賀県専門委員 (平成17年 3月まで)
平成17年 4月 長崎県教育センター嘱託相談員 (平成18年 3月まで)
平成19年 4月 日本遊戯療法学会理事(現在に至る) (現在に至る)
平成19年 9月 長崎県心の支援「緊急支援チーム」委員 指揮官担当 (平成21年 3月まで)
平成21年 8月 日本コラージュ療法学会常任理事(現在に至る) (現在に至る)
平成21年 8月 日本コラージュ療法学会事務局長(現在に至る) (現在に至る)
平成24年 4月 日本ユング心理学会正会員(現在に至る) (現在に至る)
平成24年 4月 佐世保市教育センター教育相談員(現在に至る) (現在に至る)
平成25年 4月 佐賀県青少年健全育成審議会委員(現在に至る) (現在に至る)
平成25年 4月 佐賀県小城市いじめ対策協議会委員長(現在に至る) (現在に至る)
令和元年 7月 日本箱庭療法学会研修委員 (現在に至る)
令和 2年 4月 佐世保市青少年教育センタースーパーヴァイザー(現在に至る) (現在に至る)
学会賞等
平成30年 8月 日本コラージュ療法学会奨励賞
研究者からの一言アピール
人間のこころを理解するということは、人間関係を円滑に行う上でとても大切なことです。自己理解は他者理解につながります。
特に、自分のこころの世界(内なる世界)に耳を傾けることは
生きる上でもとても役に立つことです。内なる世界、すなわち無意識の世界です。箱庭療法、コラージュ療法、絵画療法等の芸術療法は自分のこころの世界を探索できる心理療法です。
一緒に勉強してみませんか?
オフィスアワー
時間:金曜日 13:00~16:20
場所:研究室

教育・研究業績一覧

著書・論文等
【 ... 】
被虐待児のコラージュ表現の特徴(2)
2015/08 論文 単著 日本コラージュ療法学研究 6巻第1号p.27-38.
【 ... 】
改訂版「思春期・青年期の心理臨床」
2013/03  共著 放送大学教育振興会 
【著書】
思春期・青年期の心理臨床
2017/04  共著 一般財団法人 放送大学教育振興会 
 【概要】思春期・青年期を全体的にとらえ、その中でも発達的視点を要に、教育、福祉、司法、医療領域での各論について述べ、その後、精神的問題点に焦点を当てつつ、問題に対する各種心理療法の代表的なものを紹介している。その中でも、遊戯療法的側面、バーチャルの世界等を取り上げている。
担当は、2章、3章、4章、5章を担当し、
思春期・青年期の発達課題と問題点について提示し、心理的支援について論じたものである。
中でも、中学生、高校生、大学生の発達課題と問題に点について論じ、
特に軽度発達障害、学校コミュニティに関しては、特別支援教育の重要性など論点をまとめたものである。
担当は、2章、3章、4章、5章を担当し、
思春期・青年期の発達課題と問題点について提示し、心理的支援について論じたものである。
中でも、中学生、高校生、大学生の発達課題と問題に点について論じ、
特に軽度発達障害、学校コミュニティに関しては、特別支援教育の重要性など論点をまとめたものである。
【著書】
コラージュ療法の可能性―乳幼児から思春期までの発達的特徴と臨床的研究
2015/09  単著 創元社 
 【概要】乳幼児から思春期・青年期までのコラージュ作品1700作品について発達的特徴をふまえて考察したものである。各発達段階ごとにコラージュ作品の特徴についてまとめ、アセスメントとしての活用も可能であることが示唆された。また、コラージュ療法を通した事例(非行青年、重度心身障害者)を提示し臨床的アプローチと、コラージュ療法の有用性について論じている。
【学術論文】
青年期における主観的に認知される家族機能と理想の家族イメージとの関係性-動的家族画法(KFD) を用いて-
2021/03  共著 西九州大学子ども学部紀要 12巻 47-55
【学術論文】
小学校における臨床心理学的技法を用いた「心の授業」の実践(1)
2019/08 論文 共著 西九州大学短期大学部紀要 49巻 7-13
【学術論文】
被虐待児のコラージュ表現の特徴(1) -形式・内容分析から-
2015/08  単著 日本コラージュ療法学研究 6巻1号 p.15-26.
 【概要】児童養護施設入所児の(小学生、中学生、高校生)のコラージュ表現の特徴を形式・内容面から分析し考察したものである。被虐待児のコラージュ表現から、精神活動の低下、生産性の現象や表現力の弱さなどの発達的特徴やコラージュ制作の回数を重ねると精神活動の活性化や不安、葛藤をやわらげる効果があることが示唆された。
児童養護施設入所児の(小学生、中学生、高校生)のコラージュ表現の特徴を形式・内容面から分析し考察したものである。被虐待児のコラージュ表現から、精神活動の低下、生産性の現象や表現力の弱さなどの発達的特徴やコラージュ制作の回数を重ねると精神活動の活性化や不安、葛藤をやわらげる効果があることが示唆された。
【学術論文】
被虐待児のコラージュ表現の特徴(2)-印象評定を用いた集計調査-
2015/08  単著 日本コラージュ療法学研究 6巻1号 p.27-38.
 【概要】児童養護施設入所児のコラージュ作品の数量的分析をもとに、コラージュ作品の全体を把握する意味でコラージュ作品を印象面から検討し考察した。その結果、入所年齢が早く、在園年数が長く、コラージュ体験が多いとコラージュ作品の安定性、表出性の印象が高くなり、統合性やバランスが取れ、自由な感情表現がみられ施設内でのコラージュ療法は、児童の行動と情緒の問題に影響を与えることが示唆された
児童養護施設入所児のコラージュ作品の数量的分析をもとに、コラージュ作品の全体を把握する意味でコラージュ作品を印象面から検討し考察した。その結果、入所年齢が早く、在園年数が長く、コラージュ体験が多いとコラージュ作品の安定性、表出性の印象が高くなり、統合性やバランスが取れ、自由な感情表現がみられ施設内でのコラージュ療法は、児童の行動と情緒の問題に影響を与えることが示唆された
【学術論文】
被虐待児のコラージュ表現の特徴(1)
2015/08  単著 日本コラージュ療法学研究 6巻第1号p.15-26.
【学術論文】
青年期の自我状態-自我発達上の危機状態尺度とバウムテストとの関係-
2013/03  共著 西九州大学健康福祉学部紀要第43巻  第43巻 p49-56
 【概要】大学1年生と4年生を対象に、自我発達上の危機状態と自己イメージとの関連について、青年期の自我発達上の危機状態尺度とバウムテストを用いてその関連性について論考した。その結果、大学生の自我状態の特徴として、4年生が1年生より危機状態が高く、とくに女子においてその傾向が強いことがとらえられた。また、1年生において、自己開示対象との関連がみられた。
大学1年生と4年生を対象に、自我発達上の危機状態と自己イメージとの関連について、青年期の自我発達上の危機状態尺度とバウムテストを用いてその関連性について論考した。その結果、大学生の自我状態の特徴として、4年生が1年生より危機状態が高く、とくに女子においてその傾向が強いことがとらえられた。また、1年生において、自己開示対象との関連がみられた。
大学1年生と4年生を対象に、自我発達上の危機状態と自己イメージとの関連について、青年期の自我発達上の危機状態尺度とバウムテストを用いてその関連性について論考した。その結果、大学生の自我状態の特徴として、4年生が1年生より危機状態が高く、とくに女子においてその傾向が強いことがとらえられた。また、1年生において、自己開示対象との関連がみられた。
研究シーズ
【研究テーマ】 認知症高齢者の内的世界の展開-箱庭・コラージュ表現にみられる感情表現の特徴-
【研究分野】 臨床心理学 芸術療法 高齢者心理支援
【研究キーワード】 認知症高齢者 芸術療法 高齢者心理支援
【研究概要】 認知症高齢者にとって、箱庭・コラージュ制作は内的世界を表現する上で極めて親和性の高い方法である。とくに認知症高齢者は言語によるコミュニケーションが困難なため、イメージを使ったコミュニケーションが有効と思われる。しかし、認知症高齢者の内的世界についての研究はまだ限られている。そこで、本研究では、認知症高齢者の箱庭・コラージュ作品を通して、認知症高齢者の内的世界について、認知症の中核症状、行動・心理症状の二段構造から論考する。また、箱庭療法とコラージュ療法の類似点、相違点から内的世界の発展的推移について検討する。
【共同研究可能なテーマ】 
【研究テーマ】 被虐待児の箱庭技法とコラージュ技法の臨床的特徴
【研究分野】 臨床心理学 箱庭療法 コラージュ療法
【研究キーワード】 心理療法 芸術療法 心理アセスメント
【研究概要】 児童養護施設での箱庭技法、コラージュ技法を用いた調査研究を基礎としている。対象は、児童養護施設に入所中の被虐待児150名を予定している。具体的には、150名一人一人の箱庭作品、コラージュ作品を収集し、虐待タイプ(身体的虐待、ネグレクトなど)、形態タイプ(入所年齢、在園年数など)による箱庭表現、コラージュ表現の臨床的特徴を明らかにする予定である。また、被虐待児の箱庭作品、コラージュ作品の特徴から被虐待児への箱庭療法、コラージュ療法の有効性についても検討している。

【共同研究可能なテーマ】 
特許・発明
教育活動・社会活動
問い合わせ先
西九州大学グループ
※ 健康栄養学部・健康福祉学部・リハビリテーション学部に関しては
Tel. 0952-52-4191
※ 子ども学部・短期大学部に関しては
Tel. 0952-31-3001
※ 看護学部に関しては
Tel. 0952-37-0249