科目名 | 臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践) |
ナンバリング | MP_B1_03 |
担当者 | 赤川 力 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻 |
分類 | 必修科目 基礎分野 |
関連する 資格・免許 |
公認心理師受験資格 臨床心理士受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
公認心理師(臨床心理士)として社会に貢献するうえで,必要不可欠な心理面接技法について概説する。実際に症状があり,医療機関や相談機関へ来談した人、及びその家族に心理的援助やカウンセリングを実施することができる能力を身につける。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
教育,医療において公認心理師として勤務した経験から,現場において有用になり得る講義を行う。 |
授業の 到達目標 |
臨床現場において,広い視野を持ち,豊かな人間観と高い倫理観に基づいた高度専門職業人として行動できるようになる。様々な現場で公認心理師(臨床心理士)として活動するにおいて、心理面接に関する技術は不可欠であり、本授業を学ぶことによって,パーソナリティ障害,抑うつ障害,強迫性障害,パニック障害,発達障害など人々への心理面接及び関係者への援助を実践するために必要な手段と技術を身につける。具体的な目標は,1.言語を用いた心理療法の技術,2.言語を用いた心理療法の進め方,3.言語を用いた心理療法の事例や研究である。 |
学習方法 | 原則として,学生が各回2名ずつ教科書,参考文献,資料を調べたうえで発表し,他の学生と共にディスカッションを行う。ある課題について調査した結果を個人やグループで発表させる授業である。 |
テキスト及び 参考書籍 |
神田橋條治 「初心者への手引き」 花クリニック神田橋研究会 880円 ビル・オハロン,サンディ・ビードル著 「可能性療法」 誠信書房 1800円 山上敏子「新訂増補 方法としての行動療法」 金剛出版 2800円 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 50 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 序章、第1.2章を読んでおく |
授業 | 対話精神療法の初心者への手引き① | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第2週 | 事前学習(予習) | 第3.4章を読んでおく |
授業 | 対話精神療法の初心者への手引き② | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第3週 | 事前学習(予習) | 第5.6章を読んでおく |
授業 | 対話精神療法の初心者への手引き③ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第4週 | 事前学習(予習) | 第7.8章を読んでおく |
授業 | 対話精神療法の初心者への手引き④ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第5週 | 事前学習(予習) | 第9.10章を読んでおく |
授業 | 対話精神療法の初心者への手引き⑤ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第6週 | 事前学習(予習) | 序章、第1章を読んでおく |
授業 | 可能性療法① | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第7週 | 事前学習(予習) | 第2章を読んでおく |
授業 | 可能性療法② | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第8週 | 事前学習(予習) | 第3章を読んでおく |
授業 | 可能性療法③ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第9週 | 事前学習(予習) | 第4章を読んでおく |
授業 | 可能性療法④ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第10週 | 事前学習(予習) | 第5章を読んでおく |
授業 | 可能性療法⑤ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第11週 | 事前学習(予習) | 序章を読んでおく |
授業 | 方法としての行動療法① | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第12週 | 事前学習(予習) | 第1章を読んでおく |
授業 | 方法としての行動療法② | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第13週 | 事前学習(予習) | 第2章を読んでおく |
授業 | 方法としての行動療法③ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第14週 | 事前学習(予習) | 第3章を読んでおく |
授業 | 方法としての行動療法④ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく | |
第15週 | 事前学習(予習) | 第4章を読んでおく |
授業 | 方法としての行動療法⑤ | |
事後学習(復習) | ノートに整理しておく |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 発表担当の学生以外も以前に必ず教科書,参考書などを読んでおくこと。学生全員が積極的に発言することが求められる。 |