科目名 | 測定評価 |
ナンバリング | SH_G2_01 |
担当者 |
近藤 芳昭
庄野 菜穂子 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
JATI認定トレーニング指導者受験資格 健康運動実践指導者受験資格 健康運動指導士受験資格 公認スポーツ指導者 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
安全で効果が期待できる運動プログラムを作成する上で、対象者の体力や身体の測定を実施することは重要です。健康や体力と運動能力の理解を深めながら、新体力テストや運動負荷試験などの目的、測定方法、特徴などを説明し、実践結果を基にその評価法について解説するとともに、健康づくり運動の実務についても学習する授業を展開します。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
健康運動指導士で健康増進施設での豊富な経験実務を持つ教員が、対象者や施設の状況に応じた測定内容や評価等の現場で求められる内容について指導、解説します。また、医師免許を持って医療機関、企業、スポーツ現場において臨床医・産業医・スポーツ医としての実務経験の豊富な教員が運動負荷試験の内容を実習、解説をします。 |
授業の 到達目標 |
①知識・理解 ・体力測定や身体組成および運動負荷試験の測定の意義、方法、評価を説明できる。 ・運動負荷中の各種生理的反応や評価について説明できる。 ・健康づくり運動に関する実務を理解し、実践や説明できる。 ②思考・判断 ・被測定者の体力の実情を把握し、正しく評価ができる。 ・運動負荷試験の実習において、周囲の状況を把握しながら適切な判断をすることができる。 ・問題点や改善点を見つけ、その対応策を考えることができる。 ③関心・意欲 ・体力と運動能力の関係に関心をもち、運動プログラムを作成する立場となって積極的に取組 む。 ・運動負荷試験に関する全ての事象に関心をもち、意欲的に取り組む。 ④態度 ・真面目に授業に取り組み、測定等の準備や後片付けを進んで行う。 |
学習方法 | テキストおよび視聴覚教材(ICT活用等)を使用した講義と測定の実習およびフィールドワークで行います。授業形態としては、③授業の終末段階で次時の授業に学修者が興味・関心を持つよう工夫する授業、⑪既修事項をもとにした能動的な活動を行う授業を行います。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
オリジナルテキスト:「運動処方・運動負荷試験 学習ノート」 参考書籍:健康運動指導士養成テキスト(財)健康・体力づくり事業財団発行、健康づくりトレーニングハンドブック(朝倉書店) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 20 | 30 | 20 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバス確認。体力測定の意義、方法等の関連資料を調べる。 |
授業 | 体力測定の意義、方法、評価について | |
事後学習(復習) | 授業内容(体力測定の意義、方法、評価)の要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 前回の授業内容の確認と関連資料を調べる。 |
授業 | 体力と運動能力・体力構成要素の測定法 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 文科省HPより、20~64歳の体力測定を確認する。 |
授業 | フィールドテスト(中年者)の実習①測定項目および測定方法 | |
事後学習(復習) | 20~64歳の体力測定の内容を確認、要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 20~64歳の体力測定の方法を確認する。 |
授業 | フィールドテスト(中年者)の実習②測定の実際 | |
事後学習(復習) | 20~64歳の体力測定の実施した内容の確認、要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 20~64歳の体力測定の方法を確認する。 |
授業 | フィールドテスト(中年者)の実習③測定の実際とまとめ | |
事後学習(復習) | 20~64歳の体力測定の実施した内容の確認、要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 文科省のHPより、65~79歳の体力測定を確認する。 |
授業 | 高齢者の体力測定法①測定項目および測定方法 | |
事後学習(復習) | 65~79歳の体力測定の内容の確認し、要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 65~79歳の体力測定の方法を確認する。 |
授業 | 高齢者の体力測定法②測定の実際 | |
事後学習(復習) | 65~79歳の体力測定の実施した内容の確認、要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 介護予防に関する体力測定を調べる。 |
授業 | 介護予防に関する体力測定法とその評価 | |
事後学習(復習) | 介護予防に関する体力測定の内容の確認、要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 介護予防の体力測定の内容を確認する。 |
授業 | 介護予防に関する体力測定の実際① | |
事後学習(復習) | 介護予防に関する体力測定の内容の確認、要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 身体組成の資料を調べる。 |
授業 | 身体組成の測定の方法と評価 | |
事後学習(復習) | 授業を振り返る。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 身体組成の資料を調べる。 |
授業 | 身体組成の測定の実際 | |
事後学習(復習) | 実施した測定方法等を確認し、その要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 運動負荷試験の関連資料を調べる。 |
授業 | 運動負荷試験の実際①(講義) | |
事後学習(復習) | 授業を振り返る。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 運動負荷試験の関連資料を調べる。 |
授業 | 運動負荷試験の実際②(自転車エルゴメータを使用した運動負荷試験) | |
事後学習(復習) | 授業を振り返る。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 運動負荷試験の関連資料を調べる。 |
授業 | 運動負荷試験の実際③(トレッドミルを使用した運動負荷試験) | |
事後学習(復習) | 授業を振り返る。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 体力測定や身体組成測定および運動負荷試験の方法や評価の要点をまとめる。 |
授業 | まとめ(試験) | |
事後学習(復習) | 体力測定や身体組成測定および運動負荷試験の方法や評価のまとめの再確認をする。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | レポート課題については、その要点と評価の解説をするとともに測定記録の返却時に今後の取り組みについても説明する。 |