科目名 | 認知症の理解Ⅰ |
ナンバリング | |
担当者 | 黒田 研二 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
認知症を取り巻く状況を理解する。医学的・心理的側面から認知症を理解し、認知症における心身の機能変化やその診断及び治療法を理解する。本授業は介護福祉士国家試験受験資格を取得するための必須科目ですが、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験受験資格を取得することを目指している人も受講をすることを勧めます。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
医学部を卒業後、精神神経科、老年内科の診療を行いました。また、保健所で精神保健相談の仕事に10年以上携わりました。また医学部において公衆衛生学の教育、社会福祉学部等において社会福祉の教育の経験を積んできました。こうした実務経験に基づいて授業を行います。 |
授業の 到達目標 |
1.認知症の概念について理解する。認知症の症状をもたらす主な疾患の概要を理解する。 2.認知症ケアの歴史や理念を含み、認知症を取り巻く社会的環境について理解する。 3.医学的・心理的側面から認知症疾患を理解する。 4.認知症疾患と類似疾患の違いを理解する。 5.認知症疾患の治療法・予防法を理解する。 |
学習方法 | 教科書の第1章と第2章にそって学習します。教科書の該当箇所、講義資料を事前に読んでおいてください。事前にTeamsに講義資料をアップしますので、ダウンロードして印刷するか、自分のパソコンに保存し予習と復習に活用すること。授業は、パソコンを持参してかまいません。授業は、対面形式の講義形式でおこないます。 |
テキスト及び 参考書籍 |
最新 介護福祉士養成講座 13「認知症の理解」中央法規 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 40 | 10 | 15 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 50 | ||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ○ | 50 | ||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 1章1節 P2~11 |
授業 | オリエンテーション、認知症とは何か | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第2週 | 事前学習(予習) | 1章2節 P12~24 |
授業 | 脳のしくみ・認知症の病理 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第3週 | 事前学習(予習) | 1章3節 P25~29 |
授業 | 認知症の人の心理 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第4週 | 事前学習(予習) | 2章1節 P32~39 |
授業 | 中核症状の理解① | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第5週 | 事前学習(予習) | 2章1節 P32~39 |
授業 | 中核症状の理解② | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第6週 | 事前学習(予習) | 2章2節 P40~46 |
授業 | 認知症の生活障害の理解 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第7週 | 事前学習(予習) | 第1週から6週までの内容を振りかえる |
授業 | 中間のまとめ 小テスト | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第8週 | 事前学習(予習) | 2章3節 P47~61 |
授業 | 小テストの解説。BPSD(行動心理症状)Dの理解 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第9週 | 事前学習(予習) | 2章4節 P62~71 |
授業 | 認知症の診断と重症度 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第10週 | 事前学習(予習) | 2章5節 P72~76 |
授業 | 認知症の原因疾患と症状・生活障害① | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第11週 | 事前学習(予習) | 2章5節 P76~86 |
授業 | 認知症の原因疾患と症状・生活障害② | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第12週 | 事前学習(予習) | 2章6節 P87~92 |
授業 | 認知症の治療薬 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第13週 | 事前学習(予習) | 2章7節 P93~99 |
授業 | 認知症の予防とケア① | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第14週 | 事前学習(予習) | 第8週から第13週までの内容を振り返る |
授業 | まとめ 小テスト | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第15週 | 事前学習(予習) | 2章7節 P93~99。第1章と2章の内容を再度確認する |
授業 | 小テストの解説。認知症の予防とケア② 全体のまとめ | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、記憶にとどめ理解に努める | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 期末試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 医学用語・専門用語を確実に理解しましょう。 第7週と第14週に、授業の中で小テストを行います。小テストに対するフィードバックを授業内に行います。それぞれ成績を25点で評価します。また、定期試験を50点満点で評価し、合計点を成績評価とします。 一週間の中で、事前・事後学習の時間(自習時間2時間)を確保してください。 |