開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本授業は、実習体験の振り返りを通して、対人援助の方法や専門職に求められる知識・態度について確認しながら、ソーシャルワークの理論と実践知の統合を行う。また、ソーシャルワークにおける効果測定や地域福祉計画などへの理解を深めるための授業を演習方式で展開する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)実習での体験を言語化し、他者と共有することができる。 2)実習体験による学びを相談援助の理論に照らして考えることができる。 3)グループ活動を通して、自己の活動を専門的価値・倫理に照らして振り返る。 4)事例を通して、地域福祉の基盤整備にかかる支援活動を理解する。 5)グループ活動を通して、集団への支援に必要な知識を体験的に理解する。 6)ソーシャルワークにおける効果測定の活用例を知る。 7)様々な地域生活課題や危機的状況にある人々へのソーシャルワーク実践に対する知識を持つ。 |
学習方法 | グループ討議やロールプレイを中心とした演習方式で行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
特に指定しない。必要に応じ資料等を配布する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んで、授業に備える |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 演習への関心を高める | |
第2週 | 事前学習(予習) | 実習日誌などに目を通しておく |
授業 | 実習体験を共有する1(グループワーク) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して実習体験を振り返る | |
第3週 | 事前学習(予習) | 実習日誌などに目を通しておく |
授業 | 実習体験を共有する2(グループワーク) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して実習体験を振り返る | |
第4週 | 事前学習(予習) | 実習日誌などに目を通しておく |
授業 | 実習体験を共有する3(グループワーク) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して実習体験を振り返る | |
第5週 | 事前学習(予習) | 実習日誌などに目を通しておく |
授業 | 実習を通して学んだこと1(事例検討) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して実習体験を振り返る | |
第6週 | 事前学習(予習) | 実習日誌などに目を通しておく |
授業 | 実習を通して学んだこと2(事例研究) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して実習体験を振り返る | |
第7週 | 事前学習(予習) | 実習日誌などに目を通しておく |
授業 | 実習を通して学んだこと2(スーパービジョン) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して実習体験を振り返る | |
第8週 | 事前学習(予習) | 社会調査などについて教科書で復習して授業に臨む |
授業 | ソーシャルワークにおける効果測定 | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して理解を深める | |
第9週 | 事前学習(予習) | 教科書などを通じて、地域生活課題や危機的状況にある人々についての知識を深める |
授業 | 実践的にソーシャルワークを学ぶ(地域生活課題、危機的状況にある人々) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して理解を深める | |
第10週 | 事前学習(予習) | 地域課題について資料を収集する |
授業 | 事例で学ぶ地域福祉の基盤整備1(アウトリーチとニーズの把握) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して理解を深める | |
第11週 | 事前学習(予習) | 地域課題について解決策を考える |
授業 | 事例で学ぶ地域福祉の基盤整備2(アウトリーチとニーズの把握) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して理解を深める | |
第12週 | 事前学習(予習) | コミュニティソーシャルワークの基本について事前学習をする |
授業 | 事例で学ぶ地域福祉の基盤整備3(住民主体の基盤整備) | |
事後学習(復習) | ワークシートなどを活用して理解を深める | |
第13週 | 事前学習(予習) | コミュニティソーシャルワークの基本について事前学習をする |
授業 | 事例で学ぶ地域福祉の基盤整備4(住民主体の基盤整備) | |
事後学習(復習) | グループで発表のための準備をする | |
第14週 | 事前学習(予習) | グループで発表できるよう準備する |
授業 | 事例で学ぶ地域福祉の基盤整備5(グループ発表) | |
事後学習(復習) | ワークシート等を活用し、理解を深める | |
第15週 | 事前学習(予習) | 第1週から第14週までの内容を振り返り、理解を深める |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・本科目の履修は、「ソーシャルワーク実習指導Ⅲ」と併行して行うこと。 ・受講前には「ソーシャルワークの理論と方法」等の講義で学習した内容を復習しておくこと。 ・課題のフィードバックとして講評の時間を設ける。 |