| 科目名 | 介護概論Ⅰ |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 加藤 稔子 |
| 開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 介護福祉コース |
| 分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 介護福祉士国家試験受験資格 高等学校教諭一種免許状(福祉) 高等学校教諭一種免許状(福祉) |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
「人間とその生活」の理解を基盤として「介護を必要な人」に生活の観点から支援できる専門的な知識・技術について概説する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
介護福祉士としての実務経験のある教員による授業。とくに訪問介護現場での実務経験を生かして、要介護者の生活理解に必要な個別性や文化・習慣、人間関係など要素を解説する。加えてノーマライゼーションやニーズ、自立の概念について具体的事例を交えながら講義を行う。 |
| 授業の 到達目標 |
1.[人間とその生活」について理解を深める。 2.「介護を必要な人」の生活支援について理解する。 3.「人間の尊厳」「自立支援」について説明できる。 4.介護の役割と倫理について述べることができる。 |
| 学習方法 | 講義、ディスカッション、演習等 ある課題について調査した結果を個人やグループで発表させる授業 ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業 |
| テキスト及び 参考書籍 |
新介護福祉士養成講座 中央法規出版 第3巻 介護の基本Ⅰ・第4巻介護の基本Ⅱ |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ◎ | ||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||
| 授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅰ 第1章1節「介護の成り立ち」 |
| 授業 | オリエンテーション・介護の成り立ちと社会的背景①~社会福祉政策における介護の誕生~ | |
| 事後学習(復習) | 配布資料などを整理しておく | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅰ 第1章1節「介護の成り立ち」 |
| 授業 | 介護の成り立ちと社会的背景②~介護の社会化とその評価~ | |
| 事後学習(復習) | 配布資料などを整理しておく、授業で提示した課題に取り組む | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅰ 第1章1節「介護の成り立ち」 |
| 授業 | 介護の成り立ちと社会的背景③~職業としての介護の成り立ちの意義~ | |
| 事後学習(復習) | 布資料などを整理しておく、授業で提示した課題に取り組む | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅰ第2章第1節 「介護福祉士の活躍の場と役割」 |
| 授業 | 介護の概念の変遷と介護福祉士の活躍の場① | |
| 事後学習(復習) | 布資料などを整理しておく、授業で提示した課題に取り組む | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 事前提示資料の確認 |
| 授業 | 介護の概念の変遷と介護福祉士の活躍の場②個人ワーク | |
| 事後学習(復習) | 資料(介護実践に関する特集記事)に沿って課題をまとめる | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 課題に取り組み発表準備を行う |
| 授業 | 介護の概念の変遷と介護福祉士の活躍の場③発表 | |
| 事後学習(復習) | 他のメンバーの発表を踏まえ、自分なりの介護福祉士のイメージを具体化する | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅱ 第1章第一節「私たちの生活の理解」 |
| 授業 | 生活経験と価値観①グループワーク | |
| 事後学習(復習) | 指定課題に取り組む | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 課題発表の準備 |
| 授業 | 生活経験と価値観②発表 | |
| 事後学習(復習) | 発表を受けて「生活と「価値観」について振り返る | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅱ 第1章第1節「私たちの生活の理解」第2節「介護福祉を必要とする人たちの暮らし」 |
| 授業 | 介護福祉を必要とする人たち①高齢者の生活と価値観 | |
| 事後学習(復習) | テキスト・配布資料・課題を整理しておく | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅱ 第1章第1節「私たちの生活の理解」第2節「介護福祉を必要とする人たちの暮らし」 |
| 授業 | 介護福祉を必要とする人たち②障害者の暮らし | |
| 事後学習(復習) | テキスト・配布資料・課題を整理しておく | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅱ 第1章第3節「その人らしさ」と「生活ニーズ」の理解 |
| 授業 | 介護福祉を必要とする人たち③当たり前の生活の保障 | |
| 事後学習(復習) | 番組視聴の感想をまとめる | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅰ 第4章 第1節「自立に向けた介護福祉のあり方」 |
| 授業 | 自立支援と介護福祉 | |
| 事後学習(復習) | 指定課題に取り組む | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅰ 第3章 第1節「介護福祉士の倫理」 |
| 授業 | 介護の倫理:身体拘束の禁止から考える | |
| 事後学習(復習) | 指定課題に取り組む | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 介護の基本Ⅱ 第5章 第2節 こころの健康管理 |
| 授業 | 介護現場における不適切ケア・虐待の防止対策-ストレスマネジメントの視点- | |
| 事後学習(復習) | テキスト・配布資料・課題を整理しておく | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | これまでの授業資料、テキスト該当ページ |
| 授業 | 介護施設、事業所におけるSDGsの取り組み、まとめ | |
| 事後学習(復習) | これまでの授業の内容、配布資料を整理し、到達目標に沿って学びを整理する(介護概論Ⅱへ) | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 課題(レポート等)に対するフィードバックはレポート返却時や発表時に行います。 |