科目名 | 基礎生活支援技術Ⅱ |
ナンバリング | SW_E2_06 |
担当者 | 加藤 稔子 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 介護福祉コース |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 介護福祉士国家試験受験資格 高等学校教諭一種免許状(福祉) 高等学校教諭一種免許状(福祉) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
「その人らしい生活」の継続を可能にするために必要なアセスメントや基本的な支援技術の獲得を目指す。具体的には生活支援技術入門における「その人らしい生活」の視点をふまえ、食事・排泄・入浴場面での支援技術について、アセスメント、環境作り、介護技法の理解を目指した授業を行う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
介護福祉士として、介護施設での実務経験を生かして、要介護者の起居動作、移動介助、身支度の介助について解説・演習を展開する。とくにADL動作の基本的な構造、要介護者の困難について説明し、環境整備、安全面に配慮した介護方法について、体験的に学習できる演習を計画する |
授業の 到達目標 |
(1)障害による食事、排泄、入浴の困難について説明できる (2)困難に応じた食事、排泄、入浴の支援について考えることができる (3)より質の高い食事、排泄、入浴について提案することができる |
学習方法 | 実技演習(2時間連続で行います) ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業 学期途中で小テストを課し、学修者の省察を引き出し能動的な学修を喚起する授業 |
テキスト及び 参考書籍 |
「新・介護福祉士養成講座 第7巻 生活支援技術Ⅱ」中央法規出版 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 15 | 15 | 15 | 10 | 100 | |||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術入門および生活支援技術Ⅰの復習およびテキストp104~109を事前に読んでおく |
授業 | オリエンテーション、介護現場におけるSDGsの取り組み | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使って要点を整理する | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキストP110~116を事前に読んでおく |
授業 | 入浴介助の実際①一般浴槽 | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキストp117~120を事前に読んでおく |
授業 | 入浴介助の実際②-ストレッチャー型機械浴槽の使用- | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 事前に配布された資料を読む |
授業 | 「入浴の危険」に関する学習① | |
事後学習(復習) | 報告書作り | |
第5週 | 事前学習(予習) | 資料から得られた知識と演習を通して理解した支援方法についてまとめる |
授業 | 「入浴の危険」に関する学習② | |
事後学習(復習) | 報告書作り(安全で安心な入浴介助に向けて) | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキストp82~84を読んでおく |
授業 | 食事に向けた環境整備と福祉用具 | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストp79~81、p93~95をあらかじめ読んでおくこと |
授業 | 嚥下機能の理解と支援方法 | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキストp88~92をあらかじめ読んでおくこと |
授業 | 食事の援助の実際① | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 演習を通した気づき(安全で安心、自立に向けた支援)をまとめておく |
授業 | 食事の援助の実際②振り返り | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 |
授業 | 食事介助まとめ(小テスト) | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストp158~164をあらかじめ読んでおくこと |
授業 | 排泄の機能と動作、障害および排泄を助ける道具- | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第12週 | 事前学習(予習) | あらかじめp160~170、p170~154、p175~177を読んでおくこと |
授業 | 排泄介助の実際①-トイレ、ポータブルトイレ、紙おむつ- | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキストp187~193をあらかじめ読んでおくこと |
授業 | 排泄介助の実際②-おむつの交換- | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 |
授業 | 排泄介助の実際③-実技テスト- | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 1から14週までの学びのまとめ |
授業 | 全体のまとめ(小テスト含む) | |
事後学習(復習) | 授業の内容およびテキスト、配布資料を使った要点の整理および技術の反復練習 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 実技演習にふさわしい身支度の準備、姿勢で臨んでください 課題やレポートに対するフィードバックはレポート返却時または授業内で実施します |