科目名 | 生活支援技術入門 |
ナンバリング | |
担当者 | 加藤 稔子 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 介護福祉コース |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 介護福祉士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 前期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
自分自身の生活についてふり返ることで、生活を構成する要素を確認する。そのうえで、介護を必要とする人の生活の困難を理解し、生活支援の視点を養う |
実務経験に 関連する 授業内容 |
介護福祉士としての実務経験がある教員による授業。介護施設での実務経験を生かして、要介護者の起居動作、移動介助、身支度の介助について解説・演習を展開する。とくにADL動作の基本的な構造、要介護者の困難について説明し、環境整備、安全面に配慮した介護方法について、体験的に学習できる演習を計画する |
授業の 到達目標 |
1)人間らしい生活とは何か、生活支援・自立・生活の豊かさとは何かについて理解する 2)ICFの視点を活かした生活支援の意義を理解する 3)心身の活性化のための支援や科学的根拠に基づいた介護実践の理解 4)住まいの多様性の理解と、自立支援のための居住環境の整備に関する知識の理解 |
学習方法 | 講義と実技演習(2時間連続で実施します) ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業 学期途中で小テストを課し、学修者の省察を引き出し能動的な学修を喚起する授業 |
テキスト及び 参考書籍 |
「生活支援技術Ⅰ」「生活支援技術Ⅱ」中央法規出版 このテキストは他の生活支援技術関連の授業でも使用します。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅰ 第3章 第2節「自立に向けた移動・移乗の介護」 |
授業 | オリエンテーション・ボディメカニクス・福祉用具としてのベッド | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく | |
第2週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅱ 第5章 第2節「休息・睡眠の介護」 |
授業 | 褥瘡予防とベッドメイキング | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく | |
第3週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅰ 第3章 第2節「自立に向けた移動・移乗の介護」 |
授業 | 自立に向けた移乗、移動の方法①自然な体位変換動作、体位変換の介助【解説】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく | |
第4週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅰ 第3章 第2節「自立に向けた移動・移乗の介護」 |
授業 | 自立に向けた移乗、移動の方法②自然な体位変換動作、体位変換の介助【実践】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、知識の復習を行う(実技演習の再実施) | |
第5週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅰ 第3章 第2節「自立に向けた移動・移乗の介護」 |
授業 | 自立に向けた移乗、移動の方法③歩行の介助【解説】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく | |
第6週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅰ 第3章 第2節「自立に向けた移動・移乗の介護」 |
授業 | 自立に向けた移乗、移動の方法④歩行の介助【実践】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、知識の復習を行う(実技演習の再実施) | |
第7週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅰ 第3章 第2節「自立に向けた移動・移乗の介護」 |
授業 | 自立に向けた移乗、移動の方法⑤車椅子による移動の支援【解説】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく | |
第8週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅰ 第3章 第2節「自立に向けた移動・移乗の介護」 |
授業 | 自立に向けた移乗、移動の方法⑥車椅子による移動の支援【実践】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、知識の復習を行う(実技演習の再実施) | |
第9週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅱ 第1章 第1節、第2節「自立に向けた身支度の支援」 |
授業 | 身支度の介助① 着脱の介助【解説】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく | |
第10週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅱ 第1章 第1節、第2節「自立に向けた身支度の支援」 |
授業 | 身支度の介助② 着脱の介助【実践】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、知識の復習を行い実技試験に備える | |
第11週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅱ 第1章 第1節、第2節「自立に向けた身支度の支援」 |
授業 | 身支度の介助③ 清拭等の介助【解説】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく | |
第12週 | 事前学習(予習) | 生活支援技術Ⅱ 第1章 第1節、第2節「自立に向けた身支度の支援」 |
授業 | 身支度の介助④ 清拭等の介助【実践】 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、知識の復習を行う(実技演習の再実施) | |
第13週 | 事前学習(予習) | 授業内容を振り返り、知識の復習を行い実技試験に備える |
授業 | 実技試験 | |
事後学習(復習) | できなかった部分を明らかにし、再度練習をする | |
第14週 | 事前学習(予習) | 授業内容を振り返り、配布資料等を整理しておく |
授業 | 筆記試験 | |
事後学習(復習) | できなかった部分について授業資料やテキスト等を通して確認する | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの授業で使用したテキストの該当部分、配布資料、ワークシート等を整理 |
授業 | まとめ、介護現場におけるSDGsの取り組み | |
事後学習(復習) | 実習に向けて、自身の学びの課題を確認し、補習に取り組む |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 実技演習にふさわしい服装、身だしなみを身につけて受講すること 課題やレポートに対するフィードバックは、授業内に個別や全体で行います |