科目名 | 教育とコミュニケーション |
ナンバリング | DI_E1_08 |
担当者 |
管原 正志
橋本 健夫 川邊 浩史 |
開設学科 専攻・コース |
デジタル社会共創学環 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
本授業は、コミュニケーションの基盤となる力が、高等学校までの教育の場で活用され、育成されてきたことを認識し、更なるコミュニケーション力の向上に向けた学びへの動機付けを行うことを目的としている。授業は、3名の教員(橋本、管原、川邊)で5回ずつ担当する。橋本は、学校での教育でのコミュニケーションを中心に、管原はスポーツにおけるコミュニケーションを中心に、川邊は数を用いたコミュニケーションを中心に授業を展開する。授業中は受講者間のコミュニケーションを多用する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
コミュニケーション力は、どの時代にあっても生活に無くてはならないものである。本授業では、その基本的な要素を取り上げ、コミュニケーション力の向上への意欲を喚起することが目標になる。従って、到達目標は次の通りである。 ①教育におけるコミュニケーションの意義を理解する。 ②他の人を指導する際のコミュニケーション力を身に付ける。 ③スポーツにおけるコミュニケーションの意義を理解する。 ④身体表現の特徴を理解し、行えるようになる。 ⑤数字を用いたコミュニケーションの意義を理解する。 ⑥子供たちや障がいのある人とのコミュニケーションの留意点を理解する。 |
学習方法 | コミュニケーションは自ら行うことによって向上するものである。従って、コミュニケーションを頭で理解するだけではなく、積極的に行おうとする意欲が大切になる。授業においては、受講者同士、或いは、受講者と教員とのコミュニケーションを重視する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 40 | ||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 日常のコミュニケーションについて考える。 |
授業 | 本時の目標と学修方法 | |
事後学習(復習) | 授業の展開を知り準備を行う | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教育について考える。 |
授業 | 教育とは? | |
事後学習(復習) | 教育の意義を纏める。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 今まで通った学校の意義を考える。 |
授業 | 学校とは? | |
事後学習(復習) | 学校の目的と意義を纏める。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教員について考える。 |
授業 | 教員の役割とは? | |
事後学習(復習) | 教員の役割を纏める。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 様座m、穴人を相手にしたコミュニケーションを考える |
授業 | 多様性とコミュニケーション | |
事後学習(復習) | 様々な人とのコミュニケーションを纏める。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 古代オリンピックについて調べる。 |
授業 | スポーツ発祥の起源(管原正志) | |
事後学習(復習) | スポーツ発祥について纏める | |
第7週 | 事前学習(予習) | オノマトペについて考える。 |
授業 | スポーツとオノマトペ(管原正志) | |
事後学習(復習) | スポーツでのオノマトペの必要性を纏める。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | スポーツにコミュニケーションが必要性かを考える。 |
授業 | スポーツを通したコミュニケーション(管原正志) | |
事後学習(復習) | スポーツとコミュニケーションを纏める。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | スポーツ基本法を調べる。 |
授業 | スポーツ・フォー・オール(管原正志) | |
事後学習(復習) | スポーツの意義を考える。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | スポーツでの差別について調べる。 |
授業 | スポーツにおける公平性と多様性(管原正志) | |
事後学習(復習) | スポーツでの公平性と多様性について纏める。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 身近な数について調べる。 |
授業 | 数を理解すること、利用すること | |
事後学習(復習) | 生活にある数について振り返る | |
第12週 | 事前学習(予習) | 子どもの認知機能の発達について調べる。 |
授業 | 子どもの認知機能(数概念等)の発達 | |
事後学習(復習) | 子どもの認知機能の発達について纏める。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 障害児の認知機能の特性について調べる。 |
授業 | 障害児の認知機能の特性 | |
事後学習(復習) | 障害児の認知機能の特性について纏める | |
第14週 | 事前学習(予習) | 新聞やニュースに潜む数字を調べる。 |
授業 | 数を使った問題解決(個別) | |
事後学習(復習) | 様々な問題解決に用いる数について纏める。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | Web等を使って同世代が注目するデータを調べる。 |
授業 | 数を使った問題解決と情報共有(集団) | |
事後学習(復習) | 社会のデータを読み解く意義を纏める。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | コミュニケーション力の向上はどの人にとっても一番の願いではないだろうか。この力を伸ばすには何が必要なのかを、本授業を通じて掴んでほしい。そして、失敗を恐れずにコミュニケーションすることによって、その力が伸びることを知って欲しい。活発な授業中での意見交換を期待している。 |