科目名 | 幼児と音楽表現 |
ナンバリング | EC_E1_04 |
担当者 | 野口 美乃里 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
領域「表現」の指導に関する、幼児の表現やその発達およびそれを促す要因、幼児の感性や創造性を豊かにする様々な表現あそびや環境の構成などについて、音楽表現を中心に実践的に学び、幼児期の表現活動を支援するための知識・技能を身に付ける。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)幼児の遊びや生活における領域「表現」の位置づけについて説明できる。 2)幼児の表現とその発達を理解し、幼児の素朴な表現を見出し、受け止め、共感することができる。 3)様々な表現に関する基礎的な知識・技能を学びながら、表現することの楽しさを実感するとともに、楽 しさを生み出す要因について分析することができる。 4)協働して表現することを通し、他者の表現を受け止め共感し、より豊かな表現につなげていくことがで きる。 5)様々な表現の基礎的な知識・技能を生かし、幼児の表現活動に展開させることができる。 |
学習方法 | 演習、個人ワーク、グループワークと発表、Formsによるレポート、小テスト 視聴覚教材(ICTを)含むを適宜使用します。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
「幼児のための音楽教育」神原雅之(教育芸術社) 「新たのしい子どものうたあそび」木村鈴代(同文書院) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 保育者としての資質・能力 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 10 | 20 | 30 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト2冊に目を通しておく |
授業 | 歌唱活動の保育的意義と子どもの育ち | |
事後学習(復習) | 授業で学んだことを整理しておく | |
第2週 | 事前学習(予習) | 自身が幼児期に幼稚園・保育園で歌った歌を思い出し、メモしておく |
授業 | 領域「表現」のねらいおよび内容の理解 | |
事後学習(復習) | 保育者として、子どもと音楽との関わりについてどのような視点が必要か整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から「わらべうた」の部分を読んでおく |
授業 | 子どものうた(1)わらべうたの特徴と活用法 | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第4週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から4月~9月の歌に目を通しておく |
授業 | 子どものうた(2)季節のうたと行事のうた(4月~9月) | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第5週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から10月~3月の歌に目を通しておく |
授業 | 子どものうた(3)季節のうたと行事のうた(10月~3月) | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第6週 | 事前学習(予習) | 簡易伴奏とはどのようなものか調べておく |
授業 | 歌唱活動の伴奏法(1)簡易伴奏法を用いた、子どもの表現を引き出す伴奏の練習 | |
事後学習(復習) | 授業で扱った曲を簡易伴奏を用いて練習し、実習等で使えるようにする | |
第7週 | 事前学習(予習) | 取り扱う楽譜を事前に譜読みしておく |
授業 | 歌唱活動の伴奏法(2)簡易伴奏法の実践と発表 | |
事後学習(復習) | 授業で扱った曲を簡易伴奏を用いて練習し、実習等で使えるようにする | |
第8週 | 事前学習(予習) | 『新たのしい子どものうたあそび』実践編①を下読みしておく |
授業 | あそびうたの活用(1)手あそびうたの体験と活用法 | |
事後学習(復習) | 授業で扱った曲を練習し、実習等で使えるようにする | |
第9週 | 事前学習(予習) | 『新たのしい子どものうたあそび』実践編②を下読みしておく |
授業 | あそびうたの活用(2)手あそび・指あそび・絵描きうた等のあそびうたの実践 | |
事後学習(復習) | 授業で扱った曲を練習し、実習等で使えるようにする | |
第10週 | 事前学習(予習) | 発表に備えグループで練習する |
授業 | あそびうたの活用(3)あそびうたのグループ発表(ICTの活用) | |
事後学習(復習) | 良かった点、反省する点を踏まえ、今後の保育指導に生かす方法を考える。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | リトミックとは何かを調べておく |
授業 | 幼児の表現の発達の理解 ダルクローズのリトミックの実践事例(映像)から | |
事後学習(復習) | リトミックについて解ったこと、感想などをまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | パネルシアターとは何か、保育の中でどのように活用するのかについて調べておく |
授業 | 表現活動のための様々な教材例 および パネルシアターの活用法 | |
事後学習(復習) | 冬期休業中の課題としてパネルシアターを1作品作製する | |
第13週 | 事前学習(予習) | パネルシアターで使用する歌や効果音について考えておく |
授業 | 音楽活動としてのパネルシアターの作製と演習 | |
事後学習(復習) | 作製したパネルシアターで台本を作成するための準備をする | |
第14週 | 事前学習(予習) | 発表で使用する歌や手あそび、効果音などを練習しておく |
授業 | パネルシアター実践のための演習、発表準備 | |
事後学習(復習) | 指導案を整理し、発表のための役割分担をしておく | |
第15週 | 事前学習(予習) | 発表に備えグループで練習する |
授業 | パネルシアターの発表と相互評価(ICTの活用) | |
事後学習(復習) | ワークシートを仕上げ提出する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |