科目名 | 保育内容(言葉)の理論と方法 |
ナンバリング | EC_C2_05 |
担当者 | 大村 綾 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
保育士資格 幼稚園教諭二種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
乳幼児期における言葉の育ちについて理解し、保育所保育指針や幼稚園教育要領、認定こども園教育・保育要領に示された幼児教育、保育の基本を踏まえ、領域「言葉」のねらい及び内容の理解を深める。 さらに、模擬保育や事例検討を通した子どもの言葉について理解する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
1)幼稚園教育要領や認定こども園教育・保育要領、保育所保育指針における幼稚園教育、保育の基本と、領域「言葉」のねらい及び内容を理解し、その全体構造について説明することができる。 2「言葉」の領域における実践上の留意点について理解し、説明することができる。 3)幼稚園教育ならびに保育所保育における評価の考え方を理解し、説明することができる。 4)幼児の発達や学びの過程を理解したうえで、領域「言葉」に関係する具体的な指導場面を想定した計画立案ができる。 5)子どもの「言葉」の発達を理解するとともに、小学校の教科等とのつながりを理解し、説明することができる。 |
学習方法 | 演習。テキスト及び配布プリントを用いる。授業内で視聴覚教材(ICT)や事例を用いながらグループでのワークやディスカッションを取り入れる。 また、Teamsのシステムを用いた資料配布や課題提出を予定している。 ※状況に応じて、授業の一部または全部を遠隔授業に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
【テキスト】馬見塚昭久/小倉直子著『保育学生のための「幼児と言葉」「言葉指導法」』 【参考書】保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 保育者としての資質・能力 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 15 | 10 | 10 | 15 | 10 | 100 | |||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
授業に向かう態度は総合的評価として加味する。 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを基に学習内容を確認し、テキストを参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 子どもの「言葉」について考える | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章を読んでおくこと。 |
授業 | 領域「言葉」とは | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第10章を読んでおくこと。 |
授業 | 子どもの発達と言葉 *視聴覚教材(ICT)を用いた授業を行います。 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第11章を読んでおくこと。 |
授業 | 前言語期のコミュニケーションと保育 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 保育所保育指針の該当箇所を読んでおくこと。 |
授業 | 子どもの言葉の育ちとその道筋①-乳児 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 保育所保育指針の該当箇所を読んでおくこと。 |
授業 | 子どもの言葉の育ちとその道筋②-1歳以上3歳未満児 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 保育所保育指針の該当箇所を読んでおくこと。 |
授業 | 子どもの言葉の育ちとその道筋③-3歳以上児 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第12章、13章を読んでおくこと。 |
授業 | 話し言葉の機能と発達、書き言葉の発達と保育 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 事前の配布するプリントを読んでおくこと。 |
授業 | 保育の場面における具体的な言葉かけ *視聴覚教材(ICT含む)を使用して行います。 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 保育教材製作に必要な材料を各自で準備しておくこと。 |
授業 | 言葉を育む保育教材製作 | |
事後学習(復習) | 保育教材を完成させておくこと。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 保育教材を使った保育について考えておくこと。 |
授業 | PCを活用した指導案作成~第10週で作成した保育教材を用いた保育指導案を考える~ | |
事後学習(復習) | 指導案を完成させておくこと。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 模擬保育の準備をしておくこと。 |
授業 | 模擬保育~第11週で作成した指導案に沿って模擬保育をする~ | |
事後学習(復習) | 模擬保育を振り返り、評価できる点、課題になった点を整理しておくこと。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第14章を読んでおくこと。 |
授業 | 言葉に関する諸問題 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第15章を読んでおくこと。 |
授業 | 言葉を育む保育の構想 | |
事後学習(復習) | 授業で学習したことをふり返り、要点をまとめる。不明な箇所は翌週に確認できるよう準備しておくこと。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト第16章を読んでおくこと。 |
授業 | 現代社会と言葉、まとめ | |
事後学習(復習) | 授業全体の振り返りとまとめを行い、試験に備えること。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・1週間あたり1~2時間の事前、事後学習時間を確保してください。 ・課題のフィードバックとして講評・解説の時間を設けます。 ・授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更する場合があります。その際は随時お知らせします。 ・準備物など事前に連絡をしますので、各自忘れることがないよう用意をお願いします。 |