科目名 | 食品分析化学特論 |
ナンバリング | MH_C1_03 |
担当者 | 安田 みどり |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 栄養学専攻(博士前期課程) |
分類 | 選択科目 基礎分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
食品は炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの一次機能成分や色素や香りの二次機能成分、生理機能を示す三次機能成分により構成されている。食品の品質や機能を評価するには、食品成分の分析は重要である。本講義では、様々な食品成分の分析法について、実際の食品を例に取り上げ、その原理や特徴を説明する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)食品一次機能成分(水分、ミネラル、たんぱく質、脂質、炭水化物)の原理や分析方法の基本について理解する。 2)食品の二次機能成分(色素成分、におい成分)に関する分析方法について理解する。 3)食品の三次機能成分(ポリフェノール、アントシアニン)に関する分析方法について理解する。 4)食品分析によく用いられる機器(高速液体クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー)の原理について理解する。 5)食品分析に関する最新技術を理解する。 |
学習方法 | 講義、ディスカッション |
テキスト及び 参考書籍 |
必要に応じて資料を配布する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 100 | |||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | 80 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスをよく読み、授業の概要や到達目標を把握しておく。 |
授業 | オリエンテーション(食品分析化学とは) | |
事後学習(復習) | 食品分析化学の概要をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 食品成分の種類と役割の基礎について調べる。 |
授業 | 食品成分の種類と役割 | |
事後学習(復習) | 食品成分の種類と役割についてまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 分析法の基本について学習する。 |
授業 | 分析法の種類と基礎知識 | |
事後学習(復習) | 分析法の種類と基礎知識についてまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 水分、ミネラルの分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の一次機能成分の分析方法の原理と特徴①(水分、ミネラル) | |
事後学習(復習) | 水分、ミネラルの分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | たんぱく質の分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の一次機能成分の分析方法の原理と特徴②(たんぱく質) | |
事後学習(復習) | たんぱく質の分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 脂質の分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の一次機能成分の分析方法の原理と特徴③(脂質) | |
事後学習(復習) | 脂質の分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 炭水化物の分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の一次機能成分の分析方法の原理と特徴④(炭水化物) | |
事後学習(復習) | 炭水化物の分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 色素成分の分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の二次機能成分の分析方法の原理と特徴①(色素成分) | |
事後学習(復習) | 色素成分の分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | におい成分の分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の二次機能成分の分析方法の原理と特徴②(におい成分) | |
事後学習(復習) | におい成分の分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | ポリフェノールの分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の三次機能成分の分析方法の原理と特徴①(ポリフェノール) | |
事後学習(復習) | ポリフェノールの分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | アントシアニンの分析法の基礎について調べる。 |
授業 | 食品の三次機能成分の分析方法の原理と特徴②(アントシアニン) | |
事後学習(復習) | アントシアニンの分析法の原理と特徴をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 高速液体クロマトグラフィーについて調べる。 |
授業 | 高速液体クロマトグラフィーの食品分析への応用 | |
事後学習(復習) | 高速液体クロマトグラフィーの原理や特徴についてまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | ガスクロマトグラフィーについて調べる。 |
授業 | ガスクロマトグラフィーの食品分析への応用 | |
事後学習(復習) | ガスクロマトグラフィーの原理や特徴についてまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 最新の分析機器について調べる。 |
授業 | 最新の分析機器の紹介 | |
事後学習(復習) | 最新の分析機器についてまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの授業のまとめを行う。 |
授業 | まとめ(レポートの作成) | |
事後学習(復習) | レポートの振り返りを行う |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が生じる場合があります。 レポート課題は添削したうえで返却します。 |