| 科目名 | 学校保健体育支援学特論Ⅰ | 
| ナンバリング | |
| 担当者 | 栗原 淳 | 
| 開設学科 専攻・コース  | 
                    生活支援科学研究科 スポーツ科学専攻(修士課程) | 
| 分類 | 選択科目 基礎分野 | 
| 関連する 資格・免許  | 
                    
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 | 
| 神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 | 
| 授業の概要 及びねらい  | 
          この授業では中学生や高校生の現代的健康課題解決に向けて主に中学校保健体育科の「保健分野」及び、高等学校の「科目保健」における保健学習の重要性を理解し、生徒が生涯を通じて健康で安全な生活習慣獲得のために必要な資質・能力を身につけられる教材研究の進め方や授業づくり、そして授業方法と授業評価、授業改善の方法について学ぶ。特に保健学習が効果的に計画・実施されるよう講義は演習形式で行い、学校現場で開催される公開授業研究会や授業カンファレンスへの参加を含め、より教員としての授業実践力を養うことをねらいとする。 | 
| 実務経験に 関連する 授業内容  | 
            公開授業研究会や授業カンファレンスへの参加については、授業参観だけでなく可能な範囲で授業づくりの段階から教材やワークシートなど資料作成に関わりながら行う。 | 
| 授業の 到達目標  | 
          中学校及び高等学校学習指導要領に示された保健学習内容と求められる資質能力について、その背景となる健康科学やスポーツ科学の学問領域と関連させて理解を深めるとともに、以下の具体的到達目標を目指す。 〈知識・理解〉 ・中高における保健学習の目標・内容の全体構造と系統性の理解 ・現代社会における健康課題解決に必要な健康教育のあり方・指導内容・方法の理解 等 〈技能・表現〉 ・健康課題解決能力(ライフスキル)の習得と授業への活用ができる 等 ・電子黒板などICTを活用した保健の授業資料作成ができる 〈態度・志向性〉 ・生徒の健康課題解決に向け、保健教育に積極的に取り組むことができる ・生徒の健康増進や教員の授業力向上に貢献できる 〈行動経験・創造的思考力〉 ・授業づくりに自由な創造的発想や思考力を働かせることができる ・多様な学びの経験を次に生かすことができる  | 
        
| 学習方法 | ワークシートやICTを活用した教材の作成など具体的授業づくりをとおして演習形式で講義する。学校現場での公開研究授業や授業カンファレンスへの参加も学校との調整ができれば実施する。また、授業毎に予習復習を含めて課題を課す。 | 
        
| テキスト及び 参考書籍  | 
          中学校及び高等学校学習指導要領保健体育編(文部科学省)2021年3月文部科学省告示 改訂「生きる力」を育む中学校保健教育の手引き(文部科学省)2020年3月 改訂「生きる力」を育む高等学校保健教育の手引き(文部科学省)2021年3月  | 
        
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                                態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                        合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 20 | 10 | 10 | 20 | 30 | 100 | ||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 %  | 
                    ||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||
| 授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
    | 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 保健教育の内容とその構成原理について(中学校学習指導要領に基づく目標と内容) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 保健教育の内容とその構成原理について(高等学校学習指導要領に基づく目標と内容) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 保健教育の内容とその構成原理について(保健学習の系統性と指導上の留意点) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 楽しい保健授業の展開方法とその技術(授業の構成要素と展開方法) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 楽しい保健授業の展開方法とその技術(典型教材と教材研究の必要性、進め方) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 楽しい保健授業の展開方法とその技術(ICTを活用した指導の工夫) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 実践力につなげる効果的な保健教育の進め方(カリキュラムマネジメントと教育課程編成) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 実践力につなげる効果的な保健教育の進め方(教科間の連携と教科横断的展開) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 実践力につなげる効果的な保健教育の進め方(ヘルス・プロモーティング・スクールの展開) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | ライフスキルを活用した保健教育の進め方(ヘルスプロモーションとライフスキルの理解) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | ライフスキルを活用した保健教育の進め方(中学校における先進実践授業事例の研究) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | ライフスキルを活用した保健教育の進め方(高等学校における先進実践授業事例の研究) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 保健教育における授業評価と授業改善カンファレンスの実際(中学校の授業実践から) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 保健教育における授業評価と授業改善カンファレンスの実際(高等学校の授業実践から) | |
| 事後学習(復習) | 授業のまとめと課題作成 | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 事前配布資料の確認と授業テーマに関連した自主学習 | 
| 授業 | 保健の授業研究のまとめと総括 | |
| 事後学習(復習) | 授業全体のまとめと最終課題作成 | |
            ※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
            ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
        
        | 備考 |