| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 | 
| 神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 | 
| 授業の概要 及びねらい  | 
          身体活動や運動のリスク,有益性に関する最新の情報を提供する.そのために,まず身体活動と体力に関する重要な用語を定義する. 運動不足による疾患の予防や治療における身体活動の役割の背景となる身体活動に関する勧告の基礎となる公衆衛生学的な展望について理解を深める. 運動に関連した合併症の一次予防ならびに二次予防のために発生頻度や重症度軽減のための勧告を理解する.  | 
        
| 実務経験に 関連する 授業内容  | 
            講師は現職理学療法士であるため,実際の経験症例等を紹介しながら講義を進める. | 
| 授業の 到達目標  | 
          "身体活動や運動のリスク,有益性を理解する. 身体活動と体力に関する重要な用語を理解する. 運動不足による疾患の予防や治療における身体活動の役割を理解する. 最新の身体活動に関する勧告の基礎となる公衆衛生学的な展望について理解する. 運動に関連した合併症の一次予防ならびに二次予防のために発生頻度や重症度軽減のための勧告を理解する."  | 
        
| 学習方法 | 「運動処方」についての理解を深めるために運動が身体に与える影響について演習形式で進めます. 「運動処方」に関連する項目についての話題の提供も求めますので興味ある分野・領域について積極的に調査・報告して下さい."  | 
        
| テキスト及び 参考書籍  | 
          「運動処方の指針」監訳日本体力医学会体力科学編集委員会.南江堂.ISBN978--4-524-26216-8 必要に応じて別途資料の準備を指示します."  | 
        
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                                態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                        合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 %  | 
                    ||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
    | 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | シラバスに目を通しておく | 
| 授業 | 「運動処方」について(大川 裕行) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 「身体活動」と「運動」の違いを調べておく | 
| 授業 | 身体活動に伴う有益性とリスク(大川 裕行) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 一般的な「リスク管理」について調べておく | 
| 授業 | 健康スクリーニングとリスク層別化の準備(大川 裕行) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 「運動負荷試験」をキーワードに話題提供の準備をしておく | 
| 授業 | 運動負荷試験前の体力およびリスク評価(大川 裕行) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 「健康関連体力」と「技能関連体力」について理解しておく | 
| 授業 | 健康関連体力テストおよびその解釈(大川 裕行) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 「運動負荷試験」のプロトコルについて調べておく | 
| 授業 | 運動負荷試験の臨床(大川 裕行) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 「運動負荷試験の診断能」について調べておく | 
| 授業 | 運動負荷試験による臨床データの解釈(大川 裕行) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 「トレーニングの基礎的な理論」を調べておく | 
| 授業 | 運動処方の一般的原則(中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 「高齢者」の運動処方について調べておく | 
| 授業 | 健常者と特殊な状況にあるヒトの運動処方(中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 「心疾患」について調べておく | 
| 授業 | 心疾患患者の運動処方(中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 「運動器障害・傷害」について調べておく | 
| 授業 | その他の臨床疾患患者の運動処方Ⅰ(中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 「呼吸・循環器障害」について調べておく | 
| 授業 | その他の臨床疾患患者の運動処方Ⅱ(中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 「救急管理」について調べておく | 
| 授業 | 救急管理(中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 「心電図」について調べておく | 
| 授業 | 心電図(ECG)の解釈(中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する. | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | これまでの講義を振り返り,自身の知識を整理しておく | 
| 授業 | まとめ(大川 裕行・中村雅俊) | |
| 事後学習(復習) | 講義全体を振り返り不足,不明箇所を補う | |
            ※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
            ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
        
        | 備考 | 各講義は学生が事前にまとめた資料に基づき,演習形式で進めます. 指示された項目,箇所について予習を行い,プレゼンテーション資料を作成して講義に臨んで下さい.  |