科目名 | 学校保健体育支援実践研究 |
ナンバリング | |
担当者 |
栗原 淳
松本 大輔 中島 慎一 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 スポーツ科学専攻(修士課程) |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 通年 | 6単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
この授業では、中学校「保健体育(保健分野・体育分野)」及び、高等学校の「保健」・「保健体育」の授業支援や、授業実践を実際に学校現場で行いながら、自らの実践的指導力に関する課題を見出し、修士論文に関連した調査研究や介入研究等の活動を通して多面的・多角的に考察し、保健体育の授業実践に関わる課題解決に関する知識やスキルを身に付けることをねらいとする。 具体的には受講者の希望する校種、中学校、高等学校いずれかで5週間程度のフィールドワークをとおして実践研究を行う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
授業参加については、授業参観だけでなく可能な範囲で教材研究やワークシートなど授業資料作成等の授業準備に関わりながら授業支援を行う。 |
授業の 到達目標 |
中学校及び高等学校学習指導要領に示された保健体育の学習内容と保健体育教員として求められる資質能力について、その背景となる健康科学やスポーツ科学の理論と学校現場での実践を関連させて理解を深めるとともに、自己の研究課題を明確にすることができる。授業実践に関しては以下の到達目標を目指す。 ①中高における保健・体育の目標・内容の全体構造と系統性の理解 ②楽しい保健学習、楽しい体育学習の考え方と進め方の理解 ③課題解決能力(ライフスキル)の習得と授業への活用ができる ④電子黒板やタブレット端末などICTを活用した授業実践ができる |
学習方法 | 学校現場での授業支援を行いながら、ワークシートや教材の作成など具体的授業の準備を行い、授業実践に必要なスキル等を学ぶ。学校現場での公開研究授業や授業カンファレンスへの参加も学校との調整で実施する。 遠隔授業と対面授業を併用した方法で実施することを想定して準備する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
中学校学習指導要領保健体育編(文部科学省)2021年3月文部科学省告示 高等学校学習指導要領保健体育編(文部科学省)2021年3月文部科学省告示 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 10 | 10 | 10 | 20 | 30 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | 20 | ||||||||||||||||||||||||
メンターの評価 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事前指導】①オリエンテーション | |
事後学習(復習) | ||
第2週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事前指導】②実践研究目的の設定 | |
事後学習(復習) | ||
第3週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事前指導】③実践研究先の検討と選定 | |
事後学習(復習) | ||
第4週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事前指導】④実践研究計画の設定 | |
事後学習(復習) | ||
第5週 | 事前学習(予習) | |
授業 | ※10日間(1日8時間を基本とする)実践研究の実際 | |
事後学習(復習) | ||
第6週 | 事前学習(予習) | |
授業 | ※10日間(1日8時間を基本とする)実践研究の実際 | |
事後学習(復習) | ||
第7週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事中指導】経過報告及びメンター教員を含めたカンファレンス、今後の計画確認 | |
事後学習(復習) | ||
第8週 | 事前学習(予習) | |
授業 | ※15日間(1日8時間を基本とする)実践研究の実際 | |
事後学習(復習) | ||
第9週 | 事前学習(予習) | |
授業 | ※15日間(1日8時間を基本とする)実践研究の実際 | |
事後学習(復習) | ||
第10週 | 事前学習(予習) | |
授業 | ※15日間(1日8時間を基本とする)実践研究の実際 | |
事後学習(復習) | ||
第11週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事後指導】①実践研究成果のまとめ資料の検討 | |
事後学習(復習) | ||
第12週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事後指導】②実践研究報告(発表)資料の確認と修正 | |
事後学習(復習) | ||
第13週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 【事後指導】③実践研究の報告(発表) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・実践研究は、10日間と15日間を学校現場で実施するため15週の授業計画に該当しない。 ・実践研究の5週間は、学校現場との調整により実施日を決定する。 |