科目名 | 保健医療学特講4 |
ナンバリング | |
担当者 |
東嶋 美佐子
松尾 萌美 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科(博士後期) 保健医療学専攻(博士後期課程) |
分類 | 展開科目 認知・精神機能障害分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本講義は身体障害系作業療法に関する高度の専門的知識及び能力を修得させるとともに、専攻分野に関連する分野の基礎的素養を涵養し、高度専門職業人の育成を行うことを目的とする。対象者にリハビリテーションを実施するうえで、身体機能の観点から活動や参加など対象者の生活機能に影響を及ぼしうる因子を追究し科学的に根拠のある介入を行うことが求められている。よって本講義では対象者の生活を支援するために、基礎的的な身体障害系作業療法学研究を理解するとともに、最新の研究や知識についても学ぶ。この講義は、身体障害系作業療法学分野を担当する教員が専門的な立場からオムニバス形式で教授する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
病院で実務経験のある教員(作業療法士)が、基礎及び臨床に基づいた身体障害系作業療法学分野の研究について講義する科目である。 |
授業の 到達目標 |
1. 身体障害系作業療法の基礎知識を習得する。 2. 身体障害系作業療法学研究の国内の動向について理解を深める。 3. 身体障害系作業療法学研究の海外の動向について理解を深める。 |
学習方法 | 講義、演習、ディスカッションを含むアクティブラーニングにて行う。 状況によっては、遠隔講義(ZoomやMicrosoft Teams)にて実施する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
適宜資料の配布または指示を行う。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んで、講義の概要を捉えておく。 |
授業 | 国内の身体障害系作業療法学研究トピックス(東嶋美佐子) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 事前に配布またはTeamsに保存してある授業用の資料を通読しておく。 |
授業 | 海外の身体障害系作業療法学研究トピックス(松尾萌美) | |
事後学習(復習) | イントロダクション時に示された復習課題をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 復習課題の確認と予習課題の確認を行う。 |
授業 | 身体障害系作業療法学の基礎研究に関する抄録作成(松尾萌美) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 抄録および発表準備を行う。 |
授業 | 身体障害系作業療法学の基礎研究に関する抄読会およびディスカッション(松尾萌美) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の臨床実践における研究の視点からまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 身体障害系作業療法学の臨床研究に関する文献を検索してくる。 |
授業 | 身体障害系作業療法学の臨床研究に関する抄録作成(東嶋美佐子) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 抄録および発表準備を行う。 |
授業 | 身体障害系作業療法学の臨床研究に関する抄読会およびディスカッション(東嶋美佐子) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 事前に配布またはTeamsに保存してある授業用の資料を通読しておく。 |
授業 | 嚥下障害に関する基礎知識(東嶋美佐子) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 嚥下障害研究に関する日本語論文を検索してくる。 |
授業 | 嚥下障害研究に関する国内の動向(東嶋美佐子) | |
事後学習(復習) | これまでの中間レポートを作成する。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 嚥下障害研究に関する英語論文を検索してくる。 |
授業 | 嚥下障害研究に関する海外の動向(東嶋美佐子) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 講義内容に関する資料や文献を読む。 |
授業 | 担当教員の研究紹介①(東嶋美佐子) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の臨床実践における研究の視点からまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んで、講義の概要を捉えておく。 |
授業 | ニューロサイエンスに関する基礎知識(松尾萌美) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | ニューロサイエンス研究に関する日本語論文を検索してくる。 |
授業 | ニューロサイエンス研究に関する国内の動向(松尾萌美) | |
事後学習(復習) | イントロダクション時に示された復習課題をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | ニューロサイエンス研究に関する英語論文を検索してくる。 |
授業 | ニューロサイエンス研究に関する海外の動向(松尾萌美) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の視点からまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 講義内容に関する資料や文献を読む。 |
授業 | 担当教員の研究紹介②(松尾萌美) | |
事後学習(復習) | 講義を振り返り、自身の研究の臨床実践における視点からまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 講義内容に関する資料や文献を読む。 |
授業 | 身体障害系作業療法学研究のまとめ(東嶋美佐子、松尾萌美) | |
事後学習(復習) | 最終レポートを作成する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画はあくまで予定であり、進度により変更する場合があります。 |