| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 小城 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
| 授業の概要 及びねらい |
看護教育学を理解するための基盤となる教育学について概説し、成人教育(アンドロゴジ-)の特徴を踏まえ、看護の中の教育的機能について理解を深める。看護専門職の教育について保健師助産師看護師法の指定規則を理解し、看護教育課程の法的理解をするとともに、看護教育制度の変遷を学ぶ。加えて、看護教育における看護基礎教育について理解を深める。さらに、看護継続教育について学び、主として病院における新人教育・現任教育の教育プログラムの立案および展開方法・評価について理解する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
看護基礎教育の現場または大学の教職課程で大学教育及び継続教育(認定看護師コース・専門看護師コース・新人看護師等の研修会講師)などの教育を長年担当してきた教授・准教授3名により講義を行う。 |
| 授業の 到達目標 |
①教育学の基礎理論を理解する。 ②看護教育の変遷を学び、看護教育制度を理解する。 ③看護教育課程の作成・運用・評価の一連のプロセスを理解する。 ④継続教育について理解し、病院における新人教育・現任教育の方法と課題を明らかにする。 |
| 学習方法 | 講義(20%)及びグル-プ討議への参加(30%)、プレゼンテ-ション(30%)及びレポ-ト作成(20%) |
| テキスト及び 参考書籍 |
杉森みど里・舟島なおみ『看護教育学』第8版、医学書院 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 100 | |||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 50 | |||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | テキスト:第1章看護学教育創造への道を読み理解を深める |
| 授業 | ガイダンス、教育理論-教育の概念と対象者の把握(発達理論)(鈴木・小林・川島) | |
| 事後学習(復習) | 教育学の基礎理論について看護教育にどのように適用できるか考える | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | テキスト:第2章看護教育制度論を読み理解を深める |
| 授業 | 教育課程と関係法規-教育制度の変遷と法体系(鈴木) | |
| 事後学習(復習) | 教育法規・教育制度の変遷について整理する | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | テキスト:第5章看護学教育授業展開論を読み理解を深める |
| 授業 | 学習理論と教育技法-ICT・eラーニングを活用した指導法(鈴木) | |
| 事後学習(復習) | 教育方法の基本的知識及び必要な理論を整理する | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 看護教育の変遷、看護教育制度と現状の課題について(小林) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を振り返り、課題に取り組む | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 看護教育の変遷、看護教育制度と現状の課題について(ディスカッション)(小林) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を振り返り、課題に取り組む | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 看護教育課程の編成について学び、教育課程の作成・運用・評価の一連のプロセスを理解する(小林) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を振り返り、課題に取り組む | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 看護教育課程の編成について学び、教育課程の作成・運用・評価の一連のプロセスを理解する(小林) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を振り返り、課題に取り組む | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラム(小林) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を振り返り、課題に取り組む | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムと臨地看護師の抱える課題について(ディスカッション)(小林) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を振り返り、課題に取り組む | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | プレゼンテーションの準備をする |
| 授業 | 臨地から見た看護教育制度の課題と可能な対策について(プレゼンテーション)(小林) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を振り返り、今後の自らの課題を明確にする | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 成人型学習を理解し、現実の課題解決に反映させ授業(演習)方法に適用できる(川島) | |
| 事後学習(復習) | 現在の成人教育方法の課題を考える | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 継続教育について理解し、病院における新人教育・現任教育の方法と課題を明らかにする(川島) | |
| 事後学習(復習) | 経験した継続教育の例をまとめ、課題を見出す | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解する |
| 授業 | 継続教育について理解し、病院における新人教育・現任教育の方法と課題を明らかにする(川島) | |
| 事後学習(復習) | 経験した継続教育の例をまとめ、課題と解決方法についてまとめる | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | テキストと資料を読み理解し、評価についての経験をまとめる |
| 授業 | 教育の評価について理解できる(川島) | |
| 事後学習(復習) | 評価方法の具体的展開についてまとめる | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | プレゼンテーションの準備をする |
| 授業 | 自己の課題と講義の中で考えた解決方法、講義での学びをプレゼンテ-ションする(川島・小林・鈴木) | |
| 事後学習(復習) | プレゼンテーション内容について意見交換し、再考察する | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ・受講生自身が関心のある看護学教育領域について、これまでの経験を踏まえた活発なディスカッションを求めます。 ・授業で使用するテキスト以外の文献や資料は教員が配布します。(川島) |