| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
この授業では、保育所保育指針等に示されている保育の基本や、子どもに求められている資質・能力を踏まえ、領域「表現」のねらい及び内容を学習していきます。主に音楽表現活動の実践を通して、子どもの発達と表現遊びについて学びます。また、子どものイメージや動きを引き出す保育者の声掛けや環境設定を考え、指導案の立案を通し、子どもへの援助方法を身につけていくことを目的としています。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
１）領域「表現」に示されているねらい及び内容を踏まえ、子どもが経験し身につけていくべき内容と保育者の関わりにおける留意点を学び、まとめることができる。 ２）他領域との関連を考慮しながら、総合的なねらいが達成できるような音楽表現活動の指導案を作成することができる。 ３）子どもの興味関心との関連を考慮した教材や情報機器を選択し、指導案の構想に活用することができる。 ４）指導案の作成、模擬保育、および振り返りを通して、保育を改善できる視点を身につけている。 |
| 学習方法 | グループ活動を取り入れ、発表、模擬保育を行います。またICTを活用した発表にも取り組みます。 ※授業の一部または全部を遠隔授業（ZOOM等）に切り替える場合があります。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
「楽しい音楽表現」高御堂愛子 他（圭文社） 「改訂 ポケットいっぱいのうた」（教育芸術社） |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | テキスト2冊に目を通しておく 自身が幼児期に幼稚園・保育園で歌った歌を思い出す |
| 授業 | オリエンテーション 保育における音楽表現活動のねらいと意義について | |
| 事後学習(復習) | 保育者として、子どもと音楽との関わりについてどのような視点が必要か整理する | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 「楽しい音楽表現」第３章こどものあそびうた および『ポケットいっぱいのうた』の生活のうたを読んでおく |
| 授業 | 子どもの歌唱行動の特徴 わらべうたの特徴と活用 | |
| 事後学習(復習) | 授業で学んだわらべうたあそびを練習する | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 『楽しい音楽表現』第４章 手あそび・指あそび および 『ポケットいっぱいのうた』の集いのうたを読んでおく |
| 授業 | 手あそび・指あそびの演習と指導案の作成 | |
| 事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 『楽しい音楽表現』第４章 手あそび・指あそび および 『ポケットいっぱいのうた』の季節のうたを読んでおく |
| 授業 | 手あそび・指あそびの演習と模擬保育の計画、練習 | |
| 事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 『楽しい音楽表現』第４章 手あそび・指あそび および 『ポケットいっぱいのうた』の生きもののうたを読んでおく |
| 授業 | 手あそび・指あそびを使った模擬保育の実施 | |
| 事後学習(復習) | 指導案を提出する | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 簡易伴奏とはどのようなものか調べておく |
| 授業 | 歌唱活動の伴奏法（１）和音記号を用いた簡易伴奏法 | |
| 事後学習(復習) | 授業で扱った曲を簡易伴奏を用いて練習し、実習等で使えるようにする | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 課題楽譜を事前に譜読みしておく。 |
| 授業 | 歌唱活動の伴奏法（２）簡易伴奏法の演習 | |
| 事後学習(復習) | 授業で扱った曲を簡易伴奏を用いて練習し、実習等で使えるようにする | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 課題曲を練習しておく |
| 授業 | 歌唱活動の伴奏法（３）簡易伴奏法での実践演習 | |
| 事後学習(復習) | 模擬保育（歌唱の伴奏）の様子を録画しTeamsで提出する | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | テキストに目を通しておく |
| 授業 | ボディパーカッション | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、レポートを作成する。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | テキストに目を通しておく |
| 授業 | 楽器指導法と合奏①楽器の基本的奏法 | |
| 事後学習(復習) | 楽器の基本的奏法について、自分なりにまとめておく | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | テキストに目を通しておく |
| 授業 | 楽器指導法と合奏②合奏のためのグループワーク | |
| 事後学習(復習) | 担当楽器のパートに目を通しておく | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 読譜しておく |
| 授業 | 楽器指導法と合奏③個人練習 | |
| 事後学習(復習) | 自分のパートを復習しておく | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | 自分のパートの続きを練習しておく |
| 授業 | 楽器指導法と合奏④合同練習 | |
| 事後学習(復習) | 最後まで通して弾けるように個人練習しておく | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | どのような演出が考えられるか、アイデアをまとめておく |
| 授業 | 楽器指導法と合奏⑤演出を加えた発表準備 | |
| 事後学習(復習) | 個人の練習と合同練習をしておく | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | 演出も含め、リハーサルをしておく |
| 授業 | 楽器指導法と合奏⑥発表と反省 | |
| 事後学習(復習) | レポートを作成し、提出する。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間（自習時間）を確保すること。 講義１単位につき２時間、演習１単位につき１時間。 ※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。 |