| 科目名 | 公衆衛生学Ⅲ |
| ナンバリング | HN_B1_03 |
| 担当者 | 横尾 美智代 |
| 開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
| 分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
管理栄養士国家試験受験資格 食品衛生管理者任用資格 社会福祉主事任用資格 食品衛生監視員任用資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
「公衆衛生学Ⅲ」では、前半は我が国の社会保障制度を取り上げ、そのしくみと制度が抱える問題点について解説する。後半は保健制度を対象別に詳説し、最後に途上国の保健、医療の現状についてネパールを例にして紹介する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
1.我が国の社会保障制度の特徴を説明できる 2.医療保険の種類とそれぞれの保険者、被保険者について説明できる 3.介護保険制度について理解し、受給方法とその特徴を説明できる 4.年金保険の加入、受給について説明できる 5.労働者のための保険の特徴を知り、他の保険との違いについて説明できる 6.連携の重要性及びノーマライゼーションが主流になった今日のわが国の背景を説明できる 7.産業現場での疾病予防、健康増進施策、職業病とその原因について説明できる 8.学校での疾病予防、学校保健の仕組み、感染症予防について説明できる 9.途上国の医療、保健の現状を知り、国際保健に関心を持つ |
| 学習方法 | 講義が中心だが、必要に応じて学生による発表を行う。前時の学習内容をグループワークを通して確認する「振り返り学習」の時間を設けている。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
必携書;(株)メディックメディア発行『公衆衛生がみえる2022-2023』 参考図書は講義内で随時紹介する。 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 90 | 100 | ||||||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ◎ | 90 | |||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | (前期末に)指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと(P169-172) |
| 授業 | 「健康で文化的な最低限度を生活を営む権利」はどのように保障されているか? | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと(P173-178) |
| 授業 | 医療保険制度の特徴としくみ | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 国民医療費と医療保険の現状と問題点(P179-182) | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと(P183-197) |
| 授業 | 介護保険制度の特徴としくみ(P198-202) | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 介護保険の現状と問題点(P203-213) | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと(P214-224) |
| 授業 | 年金とは何か?:年金保険制度のしくみと問題点 | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと(P225-234) |
| 授業 | 労働者のための保険制度のしくみ:雇用保険と労働者災害補償保険 | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと(P235-242) |
| 授業 | 保健・医療・福祉・介護の連携について:ノーマライゼーションの推進 | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと(P245-250) |
| 授業 | 地域保健の目的とその活動:保健所の役割と市町村保健センターの役割 | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 配布されたプリントを通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 母子(親子)保健:健やか親子21と子ども子育て応援プランの先にあるもの | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 配布されたプリントを通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 高齢者保健;後期高齢者医療制度、地域での高齢者支援のしくみ | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 配布されたプリントを通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 産業保健の現状と対策 | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 指示された箇所の教科書を通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 職業病とは何か?:原因と疾患について | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 配布されたプリントを通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 学校保健の現状と対策 | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 配布されたプリントを通読して授業に臨むこと |
| 授業 | 国際保健の目的とその活動:ネパールを例にして | |
| 事後学習(復習) | 受講ノートを整理し、クラスメートとディスカッションし、振り返りプリントを完成する。 | |
| 第16週 | 事前学習(予習) | |
| 授業 | 試験 | |
| 事後学習(復習) | ||
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 1.板書を行う。A4版ノート(ルーズリーフ可)、蛍光ペン、ポストイットを準備すること。 2.毎回実施する「振り返りシート」の内容は定期試験の内容の一部に組み込まれる。 3.私語厳禁、講義中の入退室厳禁。 4.携帯電話、スマートフォンは鞄の中へ入れた上で受講すること。 |