| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
本演習ではこれからの学校教育における子ども理解、子ども理解を通した授業開発力、授業実践力、省察力及び授業観察、授業分析方法に関する基礎的知見を解説する。さらに,「学校等での実習の実時間を概ね30時間以上確保」し,理論と学校等フィールドワークによる実践の往還を通して子どもの総合的理解を踏まえたこれからの学校教育における高度な実践的指導力を養うことを目標とする。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
本演習では、10年以上の学校教育現場での実務経験を有する教員が中心に教科指導のみならず、学校教育全体に関わる高度な実践的指導力の育成を企図して指導する科目である。 |
| 授業の 到達目標 |
1)現在の子どもを取り巻く生活・教育の諸問題について理解する。 2)子ども観察と授業観察、授業分析方法、授業開発力、授業力、省察力に関する基礎的知見を理解する。 3)各領域・教科に関する専門的な実践力について考えることができる。 4)子どもへの理解を深めると同時に、自らの教育・保育観や実践に反省的省察を加え、より良い方向へと改善できる。 5)子どもの教育を担う専門的職業人としてこれからの社会と教育について主体的に考えることができる。 6)地域における子どもの生活上、教育上の課題を把握し、それに対する課題解決のための実践を考えることができる。 7)生活環境や社会環境をも含んだ子どもの総合的理解としての教育的実践力について考えることができる。 |
| 学習方法 | 講義。教育現場でのフィールドワーク。授業実践演習。さらに関連文献に関する発表、討論形式も行う。 |
| アクティブラーニング の類型 |
①予習を課し、それをもとにした授業
④学修者個人やグループに課題解決を促す授業
⑤ある課題について議論を促し、ディベート等を行う授業
⑥ある課題について調査した結果を個人やグループで発表させる授業
⑦ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業
⑩学期途中で課題をだし、レポートを纏めることによって能動的な学修を喚起する授業
⑪既修事項をもとにした能動的な活動を行う授業
⑫自己の課題を挙げ、その解決に取り組む授業
|
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:秋田喜代美・佐藤学・恒吉僚子編 『教育研究のメソドロジー―学校参加型マインドへのいざない』 東京大学出版会参考図書:適宜指示する。 その他適宜指示する。 |
| ナンバリング | MC_A1_03 |
ディプロマ・ポリシー
との関連 (下線部分はDPへのリンク) |
| 評価基準・方法 | 評価割合% | 評価基準・方法 | 評価割合% |
| 定期試験 | 受講者の発表 | 15 | |
| 小テスト等 | 授業の参加度 | 10 | |
| 宿題・授業外レポート | 35 | その他 | 35 |
| 授業態度 | 5 | 総合的演習 | |
| 合計 | 100 | ||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | テキスト第Ⅰ部第1章を読んでまとめる。 |
| 授業 | 子ども学実践演習の意義と意味(担当:松井 ) | |
| 事後学習(復習) | 配布された資料や、本時の内容を整理し今日的教育の問題をまとめる。 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第Ⅱ部の第1章及び第2章、第5章を読んでまとめる。 |
| 授業 | 教育学的な視点による授業改善の方法及び省察の重要性についての基礎的理解(担当:松井) | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を整理し授業改善の方法を整理する。 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領の社会系諸教育に関する内容を読んでまとめる。 |
| 授業 | 社会系諸教育(人権教育・倫理教育・市民性教育等)に関する理論と方法(担当:松井) | |
| 事後学習(復習) | 社会系諸教育の理論と方法について整理し授業実践の視点をまとめる。 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領の算数科教育に関する内容を読んでまとめる。 |
| 授業 | 算数科教育に関する理論と方法(担当:草場 ) | |
| 事後学習(復習) | 算数科教育の理論と方法について整理し授業実践の視点をまとめる。 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領の環境教育に関する内容を読んでまとめる。 |
| 授業 | 環境教育(安全教育を含む)に関する理論と方法(担当:飯盛) | |
| 事後学習(復習) | 環境教育の理論と方法について整理し授業実践の視点をまとめる。 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 『小学校学習指導要領解説 総則編』をよく読み内容をまとめる。 |
| 授業 | 教育課程のもつ今日的課題の究明(担当:加藤) | |
| 事後学習(復習) | 教育課程のもつ今日的課題について整理し授業実践の視点をまとめる。 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 関連書籍及び論文を読みICT利活用教育の実際について整理してくる。 |
| 授業 | ICT利活用教育に関する理論と方法(担当:草場) | |
| 事後学習(復習) | ICT利活用教育の理論と方法について整理し授業実践への活用の視点をまとめる。 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 社会科教育における学習指導案を作成する。 |
| 授業 | 授業デザイン演習①:社会科教育における教材研究に対する理解及び授業力に対する基礎的理解(担当:松井) | |
| 事後学習(復習) | 省察レポートを書く。学習指導案を修正する。 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 算数科教育における学習指導案を作成する。 |
| 授業 | 授業デザイン演習②:算数科教育における教材研究に対する理解及び授業力に対する基礎的理解(担当:草場) | |
| 事後学習(復習) | 省察レポートを書く。学習指導案を修正する。 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 理科教育における学習指導案を作成する。 |
| 授業 | 授業デザイン演習③:理科教育における教材研究に対する理解及び授業力に対する基礎的理解(担当:飯盛) | |
| 事後学習(復習) | 省察レポートを書く。学習指導案を修正する。 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | テキスト第Ⅰ部第1章及び第2章、第3章を読んでまとめる。 |
| 授業 | 実習(学校等フィールドワーク)①授業観察(担当: 全員 ) | |
| 事後学習(復習) | フィールドノート(実習日誌)の整理を行う。 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第Ⅱ部の第1章及び第2章、第5章を読みフィールドノートの分析を自分なりに行う。 |
| 授業 | 実習(学校等フィールドワーク)②授業分析(担当: 全員 ) | |
| 事後学習(復習) | フィールドノート(実習日誌)に授業分析の視点をまとめる。 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 模擬授業演習に向けて,これまでの授業分析を基に,模擬授業を行なう教科の選定と,実施学年や単元を考える。学習指導案の作成及び教材研究や板書計画を立てる。 |
| 授業 | 実習(学校等フィールドワーク)③模擬授業演習(担当: 全員 ) | |
| 事後学習(復習) | フィールドノート(実習日誌)の整理を行う。模擬授業実践の振り返りを行い,修正の視点をまとめる。 | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 修正視点を元に学習指導案の作成及び教材研究や板書計画を立てる。 |
| 授業 | 実習(学校等フィールドワーク)④模擬授業演習(担当: 全員 ) | |
| 事後学習(復習) | フィールドノート(実習日誌)の整理を行う。模擬授業実践の振り返りを行い,修正の視点をまとめる。 | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 模擬授業実践全体を振り返り,意義と課題をまとめる。 |
| 授業 | 実習(学校等フィールドワーク)の反省会(担当: 全員 ),実習施設の教職員も参加予定。 | |
| 事後学習(復習) | 反省会での意見を踏まえて,省察レポートを書く。 | |
| 第16週 | 事前学習(予習) | またこれからの社会と教育についてSDGsの視点からも考える。 |
| 授業 | 総合的考察としてのディスカッション(担当: 全員 ) | |
| 事後学習(復習) | これまでの内容を踏まえ、期末レポートを作成する。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 本科目は,日本学生支援機構の「特に優れた業績による返還免除制度」のうち「教員になった者に対する奨学金の返還免除制度(教員免除)」の条件を満たすため,「学校等での実習の実時間を概ね30時間以上確保」します。実習(学校等フィールドワーク)の場は、大学の連携協力校など、実習を行う学生への指導体制がとれる学校等です。実習の場は学校または教職に深く関連する,社会福祉施設や社会教育施設等の関係機関も含まれます。受講生の状況などを勘案しながら実習校を選定します。 実習(学校等フィールドワーク)は,5週間に渡り実施予定です。各日,6時間以上実習を行うことで30時間以上確保します。 授業に出席するだけでは教育における高度な実践的指導力は身につきません。積極的に文献等を調べ予習と復習を行い、授業には受け身ではなく「問い」と「自分なりの考え」をもちながら積極的に参加してください。 授業内容は,履修者の状況等に応じて,臨機応変に変更することがあります。 |