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加藤 優汰カトウ ユウタ (KATOU YUUTA) 男性 1996年生まれ
所属子ども学専攻  子ども学科
助教
写真
2026/05/01 更新

プロフィール

学歴
令和 3年 3月 神戸大学国際人間科学部子ども教育学科 卒業
令和 5年 3月 神戸大学人間発達環境学研究科人間発達専攻 修了 修士(教育学)
職歴
令和 5年 4月 神戸市立小学校 非常勤講師 (令和 6年 3月まで)
令和 6年 4月 姫路獨協大学 非常勤講師 「教育課程論」「教育方法論」 (令和 7年 3月まで)
令和 6年 4月 浅香山病院看護専門学校 非常勤講師 「教育学」 (令和 7年 3月まで)
令和 7年 4月 西九州大学 助教 (現在に至る)
専門分野
カリキュラム論
日本教育史
研究テーマ
戦後日本教育課程史
共同研究
所属学会
日本カリキュラム学会
日本教育方法学会
教育史学会
日本教育学会
神戸大学教育学会
学会・社会活動
学会賞等
研究者からの一言アピール
オフィスアワー

教育・研究業績一覧

著書・論文等
【学術論文】
梅根悟の東京文理科大学卒業論文に見られる「教育改造への意志」
2023/06 研究論文 単著 神戸大学教育学会 第29号、19-29頁
 【概要】梅根の卒業論文の内容を整理し、戦後の教育改革として実現する「教育改造への意志」が、戦前にすでに見られることを指摘した。その「意志」は、梅根自身の生活史・成育史のなかで当時の教育に対して感じた「不自然さ」から醸成されたものであり、それこそが戦後の経験主義にもとづく教育課程編成原理を形成していく原点となっていたことを明らかにした。
【学術論文】
梅根悟著作目録未収資料『教育学概説』
2023/06 資料紹介 単著 神戸大学教育学会『研究論叢』 第29号、53-63頁
 【概要】現存する梅根の著作目録に未収の史料『教育学概説』(岡山県師範学校専攻科教室教育研究会、1928)を発掘し、その内容をまとめた上で、梅根の他の著作物のなかでの位置づけや梅根研究上の史料的意義を述べた。梅根が、「理想社会の実現」と「個性の主張」を両立することを教育や教育課程編成の1つの目的としていることなどを指摘し、梅根の教育課程論は社会の状況や関連を強く意識して展開されたことを明らかにしている。
【学術論文】
神戸大学教育学部附属幼稚園・附属明石小学校における幼小連携教育課程編成―研究開発学校制度草創期の教育課程改善に関する実証的研究―
2024/06 研究論文 共著 神戸大学教育学会『研究論叢』 第30号、35-45頁
 【概要】神戸大学教育学部附属幼稚園・附属明石小学校が1970年代なかばに着手した「幼稚園及び小学校における教育の連携を深める教育課程の研究開発」において行われた、幼児期から児童期にかけての教育課程の円滑な接続の研究が如何に進められたのかを明らかにした。
【学術論文】
梅根悟の戦後新教育期カリキュラム論における基礎学習ー「春日井プラン」の「基礎課程」と「発展的研究課程」に着目してー
2025/03 研究論文 単著 日本教育方法学会 第50巻、73-83頁
 【概要】本研究は、日本の戦後新教育期において梅根悟が提唱した三層四領域論を中心に、そのカリキュラム論の全体像と基礎学習の位置づけを明らかにすることを目的としている。三層四領域論の基盤となった三層構造によるカリキュラム論の萌芽は1950(昭和25)年に見られ、「生活単元課程」「問題単元課程」「系統単元課程」で構成された。それ以前のコア・カリキュラムに用いられた「問題単元」という用語を検討したところ、「問題単元課程」では、生活から生じる問題別の教科的知識の習得が行われたと考えられる。本稿では、梅根が指導を行った愛知学芸大学附属春日井小学校を事例に、基礎学習の実践上の位置づけについても検討を行った。春日井小では、基礎的な読み書き、計算などを「基礎課程」として系統的に学びながら、「生活課程」では生活経験から学びを広げる実践が行われた。また、生活で生じる実際的課題に対応するための教科的知識の習得を「発展的研究課程」で行うことで、理論と実践が統合されていた。このように、戦後新教育期の梅根のカリキュラム論においては、基礎学習のうち、読み書き、計算などのもっとも基礎的な学習は「系統単元課程」で、「生活課程」とは切り離して系統的・反復的に進めておくことで、子どもの生活活動を円滑に進めていくことが目指されていた。それは、生活から必要となる教科的基礎学習を「問題単元課程」が担うことで成立する構造であった。
【学術論文】
梅根悟の幼児教育課程論に関する研究―戦後新教育期の言説に着目して―
2025/09 研究論文 単著 神戸大学大学院人間発達環境学研究科『研究紀要』 第19巻第1号、39-48頁
 【概要】梅根が戦後新教育期に展開した幼児教育課程論の性格と特徴について、小学校カリキュラム論との比較分析をとおして明らかにした。梅根は、大人の生活課題を社会機能別に単元化した「作業単元」を重視し、それを子どもの「遊び」としてカリキュラムの中心に据える幼児教育課程論を展開していた。三層四領域論に移行した1950(昭和25)年には、仕事・サービス活動・リクリエーションの三層から構成された、小学校カリキュラム論とは異なる三層四領域論が展開されていたことを明らかにした。
【学術論文】
梅根悟の三層構造論と「春日井プラン」―「問題単元課程」における「活用」概念―
2025/12 研究論文 単著 教育学研究 第92巻第4号、588-600頁
 【概要】戦後新教育期に梅根悟が構想したカリキュラムの三層構造論において、中核を担った「問題単元課程」に着目し、その理論的性格と内実を明らかにした。愛知学芸大学愛知第一師範学校春日井附属小学校における「春日井プラン」の実践分析を通して、現代の「活用」型学習の再構築に向けた理論的示唆を提示している。梅根の三層構造論は、「系統単元課程」「問題単元課程」「生活単元課程」から構成されており、このうち中層に位置する「問題単元課程」は、「春日井プラン」改訂版における「発展的研究課程」と構造的に対応している。「発展的研究課程」の実践を、新史料を用いて詳細に分析した結果、この中層には二つの類型が併存していたことが明らかとなった。一つ目は、子どもの身近な生活や興味を出発点として社会的課題の解決を目指し、事前の詳細な計画を持たずに探究を進める〈探究型問題単元〉である。二つ目は、あらかじめ定められた教科的知識や技能について、計画的かつ段階的な習得を目的とする〈習得型問題単元〉である。これら〈探究型問題単元〉と〈習得型問題単元〉の両類型が同一の構造内に併存してはじめて、「問題単元課程」は「探究」と「習得」とを媒介する実質的な「活用帯」として十分に機能し得る。以上の分析を通して、「活用」を単なる学習活動の局所的な形式としてとらえるのではなく、学習者の知識の「習得」と課題解決的な「探究」を構造的に接続し、カリキュラムの学習体系全体を循環させるための設計原理としてとらえ直す視座を提示した。
【その他】
梅根悟―カリキュラム改革と世界教育史―
2022/06 翻訳 共著 神戸大学教育学会『研究論叢』 第28号、115-126頁
 【概要】『教育的進歩主義、文化的邂逅と改革』(アウトリッジ社、2017)第8章の全訳。
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