科目名 | 公衆衛生学実習 |
ナンバリング | HN_B1_04 |
担当者 | 横尾 美智代 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
管理栄養士国家試験受験資格 食品衛生監視員任用資格 食品衛生管理者任用資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
本実習は公衆衛生学の学びの集大成である。講義で学んだ知識や技能を使って、地域社会の公衆衛生学的問題の解決に取り組むことが本実習の中心である。また集団生活の危機管理として感染症予防対策についても実習する。問題解決のための分析力、思考力、実践力、コミュニケーション力の向上をねらいとしている。本科目は地域志向科目となります。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
1.地域社会の問題を理解し、その背景を理解することができる 2.問題解決に必要なポイントを列挙できる 3.グループディスカッションに積極的に参加することができる 4.倫理的問題に気付き、対応することができる 5.問題を熟考し、自分(グループ)の考えを論理的にわかりやすく表現することができる 6.地域の人々と積極的に触れ合うことができる 7.地域での感染症蔓延の重大性に気付き、初期予防対策を講じることができる 8.腸管感染症まん延予防を念頭においた、清掃および消毒を実践することができる |
学習方法 | グループワーク、プレゼンテーション、地域での実践活動 |
テキスト及び 参考書籍 |
1.田中平三、徳留信寛他編、『健康・栄養科学シリーズ 社会・環境と健康(改定第3版)』南江堂 2.追加資料は適宜配布予定 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ◎ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | 10 | ||||||||||||||||||||||||
プレゼンテーションに対するピアレビュー(グループ間評価) | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 特になし |
授業 | ガイダンスと問題提起:実習の説明と地域での健康問題の復習【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第2週 | 事前学習(予習) | プリント通読 |
授業 | 地域での問題を理解し、背景を考える:問題点理解と集約のためのグループワーク【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第3週 | 事前学習(予習) | プリント通読 |
授業 | 地域での問題を理解し、背景を考える:グループワークの発表とディスカッション【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第4週 | 事前学習(予習) | グループでの話し合い |
授業 | 対応策を考える:GWの結果から得られた方向性に向けて、活動内容を考える試み【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第5週 | 事前学習(予習) | 準備品の確認、プリント通読 |
授業 | 現場を見る、知る、聞く(1):神埼市を歩き、神埼市の特徴を知る【神埼市】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第6週 | 事前学習(予習) | 発表の準備 |
授業 | 現場を見る、知る、聞く(2):グループワークの成果を発表、意見交換【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第7週 | 事前学習(予習) | グループでの話し合い |
授業 | 実践に向けての準備(1):各グループごとに準備活動【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第8週 | 事前学習(予習) | グループでの話し合い |
授業 | 実践に向けての準備(2):各グループごとに準備活動【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第9週 | 事前学習(予習) | グループでの話し合い |
授業 | 実践(1):自分たちで計画した公衆衛生活動の実践【神埼市】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第10週 | 事前学習(予習) | グループでの話し合い |
授業 | 実践(2):自分たちで計画した公衆衛生活動の実践【神埼市】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第11週 | 事前学習(予習) | 発表の準備 |
授業 | 評価:地元関係者、保健医療従事者と活動内容について意見交換【神埼市】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第12週 | 事前学習(予習) | プリント通読、公衆衛生学Ⅱのノートの見直し |
授業 | 集団を守る問題への取り組み(1):地域での感染症蔓延対策を考えるグループワーク【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第13週 | 事前学習(予習) | プリント通読、公衆衛生学Ⅱのノートの見直し |
授業 | 集団を守る問題への取り組み(2):ノロウイルス対策を想定した実践実習【大学】 | |
事後学習(復習) | 指示された課題への取り組み | |
第14週 | 事前学習(予習) | グループでの練習 |
授業 | 集団を守る問題への取り組み(3):ノロウイルス対策を想定した実践実習【大学】 | |
事後学習(復習) | 実践への反省 | |
第15週 | 事前学習(予習) | |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 1.教科書、これまでの「公衆衛生学ⅠⅡⅢ」の講義ノートを活用する。必要に応じて持参すること。 2.評価の一部はグループ単位の評価となる。お互いを尊重しあい積極的に参加すること。 3.皆さんの学びに対して地元神埼市役所、自治会等に協力をお願いしている。失礼がないよう注意すること。 |