開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
介護の専門家は老年期の人の心に寄り添うことが求められる。これこれに応えるために、次をねらいとする。人の心や身体の基本的特徴と生涯にわたる発達について概説する。生涯発達の視点から老年期の心理特性と老化に伴う心理的・身体的困難と支援について解説する。死についての考え方を紹介する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.人の心の全体像を理解し、主な内容について説明できる。 2.老化と外界の理解の変化を結び付けて考えることができる 3.人格の発達に関する主要な理論を理解する 4.人の心の生涯にわたる発達を理解し、老年期の心理について共感的に理解する。 5.老化に伴う心理的・身体的困難を共感的に理解し、その支援を実践する意欲を持つ。 6.死について考える姿勢を持つ 7.高齢者に多い病気について理解する |
学習方法 | 前半:講義を中心にグループ学習を取り入れる。後半:テキストを中心に講義を行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト1 神谷美恵子 こころの旅 日本評論社 テキスト2 最新介護福祉全書 第9巻 発達と老化の理解 メヂカルフレンド社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 15 | 5 | 10 | 10 | 50 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 時間とともに変化する事象に注目しておく |
授業 | 発達(時間とともに変わるもの・生き物の2つの中核)、心の全体像を理解する | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第2週 | 事前学習(予習) | 自らの日常を振り返り、欲求、感情、知能について考えておく |
授業 | 欲求と感情、外界を知る働き、自我の働きについて理解する | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第3週 | 事前学習(予習) | 自らが80歳になった時のことを思い浮かべておく |
授業 | 理解した心の全体像から老化に伴う心身の変化を共感的に理解する | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第4週 | 事前学習(予習) | 参考図書の「こころの旅」を一読しておく |
授業 | 心身の発達の方向性、青年期以降の心理的発達と老年期の状態の関連を理解する(小テスト) | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第5週 | 事前学習(予習) | 特になし |
授業 | 老年期の心理的特徴を感じる(『ながらえば』の視聴と考察) | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第6週 | 事前学習(予習) | ジェンダー、セクシュアリティの概念を辞書等で調べておく |
授業 | 老年期のセクシュアリティとケアについて共感的に理解する | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第7週 | 事前学習(予習) | 認知症介護に関する手記を一読しておく |
授業 | 老年期の心の不調と病、認知症とその対応について理解し、適切な対応を実践する意欲を持つ | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第8週 | 事前学習(予習) | 第1週~第7週までのまとめをしておく |
授業 | 第1週~第7週までのまとめ | |
事後学習(復習) | 授業で学習した内容の鍵となる概念について振り返る | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト2の授業範囲を読んでおくこと |
授業 | 第1章人間の成長と発達の基礎的理解 | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく。演習課題、章末確認テストをしておく | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト2の授業範囲を読んでおくこと |
授業 | 第1章人間の成長と発達の基礎的理解 | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく。演習課題、章末確認テストをしておく | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト2の授業範囲を読んでおくこと |
授業 | 第2章社会からみた老年期 | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく。演習課題、章末確認テストをしておく | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト2の授業範囲を読んでおくこと |
授業 | 第4章老化に伴う心と体の変化と日常生活 | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく。演習課題、章末確認テストをしておく | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト2の授業範囲を読んでおくこと |
授業 | 第6章高齢者に多い症状・病気 | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく。演習課題、章末確認テストをしておく | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト2の授業範囲を読んでおくこと |
授業 | 第6章高齢者に多い症状・病気 | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく。演習課題、章末確認テストをしておく | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト2の授業範囲を読んでおくこと |
授業 | 参考資料要介護高齢者の介護で出会う病気 | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 全範囲の復習 |
授業 | 第9週~15週までのまとめ | |
事後学習(復習) | 学んだことを整理して覚えておく |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 7回の授業終了後定期試験を実施する |