科目名 | 権利擁護と成年後見制度 |
ナンバリング | SW_B3_04 |
担当者 |
岡部 由紀夫
平 誠一 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
社会福祉士国家試験受験資格 精神保健福祉士国家試験受験資格 介護福祉士国家試験受験資格 高等学校教諭一種免許状(公民) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
利用者を支援する視点の一つとして「権利擁護」が重視されている現在、福祉専門職として、利用者の自立生活を支える権利擁護のシステムを学び、それらに関連する諸制度や社会資源について理解を深めていく。 また、具体的な事例等を用いながら、成年後見制度や日常生活自立支援事業等について概説する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.福祉専門職と権利擁護について理解する 2.相談援助活動に求められる法知識について理解する 3.成年後見制度の概要について理解する 4.日常生活自立支援事業について理解する 5.権利擁護支援の局面と法的制度の活用について考えることができる 6.成年後見制度にかかわる組織・団体とその役割について理解する 7.成年後見制度を中心とした権利擁護活動の実際について関心を持つ 8.これからの権利擁護の課題と展望について考えることができる |
学習方法 | パワーポイントや視聴覚教材、配布プリント等を用いた講義。小テストにて学習状況を確認。 |
テキスト及び 参考書籍 |
新井誠・池田恵利子・金川洋編著『権利擁護と成年後見』ミネルヴァ書房,2014 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 15 | 15 | 10 | 20 | 20 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | ◎ | 70 | |||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト序章(p1-11)を読んでおくこと |
授業 | 社会福祉士と権利擁護 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章(p13-50)を読んでおくこと |
授業 | 相談援助活動に求められる法知識1(憲法) | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章(p13-50)を読んでおくこと |
授業 | 相談援助活動に求められる法知識2(行政手続、権利の救済) | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章(p13-50)を読んでおくこと |
授業 | 相談援助活動に求められる法知識3(民法) | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p51-70)を読んでおくこと |
授業 | 成年後見制度の概要1(全体像、法定後見制度) | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p51-70)を読んでおくこと |
授業 | 成年後見制度の概要2(法定後見制度) | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p51-70)を読んでおくこと |
授業 | 成年後見制度の概要3(任意後見制度、成年後見登記制度)、小テスト1 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p71-110)を読んでおくこと |
授業 | 成年後見制度の概要4(実際の流れ①) | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p71-110)を読んでおくこと |
授業 | 成年後見制度の概要5(実際の流れ②、診断・鑑定) | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p71-110)を読んでおくこと |
授業 | 成年後見制度の概要6(診断・鑑定、成年後見制度利用支援事業、最近の動向)、小テスト2 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章(p111-124)を読んでおくこと |
授業 | 日常生活自立支援事業の概要 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章(p125-154)を読んでおくこと |
授業 | 虐待への対応、小テスト3 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章(p155-174)、第7章(p191-214)を読んでおくこと |
授業 | 権利擁護支援の局面と法的制度の活用、成年後見制度を中心とした権利擁護活動の実際 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章(p175-190)を読んでおくこと |
授業 | 成年後見制度にかかわる組織・団体とその役割 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト終章(p215-226)を読んでおくこと |
授業 | これからの権利擁護の課題と展望 | |
事後学習(復習) | テキストおよび板書、配布資料等を合わせ、要点をまとめる | |
第16週 | 事前学習(予習) | これまでの授業内容を整理し、ソーシャルワークにおける権利擁護の視点について考察できるようにする |
授業 | まとめ(各到達目標のまとめ、試験) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 専門科目のため、原則、再試験は設定しない。 |