| 科目名 | 心理療法特論 |
| ナンバリング | MP_B2_03 |
| 担当者 | 西村 喜文 |
| 開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻 |
| 分類 | 選択科目 展開分野 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
心理実践の中心となる心理療法の理論と技法の習熟を目的とし、とくに本論では、分析心理学的な視点と理論について解説した後に、イメージそのものが治療媒体となる芸術療法などの非言語的治療技法とその基礎理論について学習し理解を深めることを目的とする。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
|
| 授業の 到達目標 |
①心理実践の中心となる心理療法の理論と技法について理解できる。 ②心理療法の重要な役割を担う「ことばとイメージ」について理解を深める。 ③芸術療法などの非言語的治療技法とその基礎理論について学習し理解を深める。 ④ワークを通して、自分自身が心理臨床実践技法の習得を図る。 ⑤ワークを通して、自己のありようについて振り返ることが出来る。 |
| 学習方法 | ①文献を用いての学習。②各技法の体験学習と討議 |
| テキスト及び 参考書籍 |
ユング心理学入門 河合隼雄 培風館 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 10 | 5 | 10 | 10 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ◎ | ◎ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | |
| 授業 | ガイダンス | |
| 事後学習(復習) | ||
| 第2週 | 事前学習(予習) | ユング心理学入門を読んでおく。 |
| 授業 | ユング心理学慨説①ユングとフロイトとの関係 | |
| 事後学習(復習) | 資料に基づき振り返りを行う。 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 各自で教科書の担当箇所を決めまとめてくる。 |
| 授業 | ユング心理学慨説②ユング心理学と仏教 | |
| 事後学習(復習) | 発表後ディスカッションを行う。 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 各自で教科書の担当箇所を決めまとめてくる。 |
| 授業 | ユング心理学慨説③ユング心理学とは。 | |
| 事後学習(復習) | 発表後ディスカッションを行う。 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 各自で教科書の担当箇所を決めまとめてくる。 |
| 授業 | 箱庭療法慨説①箱庭療法の理論と実際。 | |
| 事後学習(復習) | 発表後ディスカッションを行う。 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 各自で教科書の担当箇所を決めまとめてくる。 |
| 授業 | 箱庭療法慨説②箱庭療法の展開。 | |
| 事後学習(復習) | 発表後ディスカッションを行う。 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 箱庭制作について事前に学習しておく。 |
| 授業 | 箱庭療法実習①グループ制作。 | |
| 事後学習(復習) | 作品を通したシェアリングを行う。 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 箱庭制作について事前に学習しておく。 |
| 授業 | 箱庭療法実習②個人制作。 | |
| 事後学習(復習) | 作品を通したシェアリングを行う。 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 各自で教科書の担当箇所を決めまとめてくる。 |
| 授業 | コラージュ療法慨説。 | |
| 事後学習(復習) | 発表後ディスカッションを行う。 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | コラージュ制作について事前に学習しておく。 |
| 授業 | コラージュ療法実習①グループ制作。 | |
| 事後学習(復習) | 作品を通したシェアリングを行う。 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | コラージュ制作について事前に学習しておく。 |
| 授業 | コラージュ療法実習②個人制作。 | |
| 事後学習(復習) | 作品を通したシェアリングを行う。 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 描画療法について調べておく。 |
| 授業 | 絵画療法実習①スクイグルと心理療法。 | |
| 事後学習(復習) | 作品を通したシェアリングを行う。 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 風景構成法について調べておく。 |
| 授業 | 絵画療法実習②風景構成法と心理アセスメント | |
| 事後学習(復習) | 作品を通したシェアリングを行う。 | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 事例をまとめる。 |
| 授業 | まとめと討議①事例から学ぶ。 | |
| 事後学習(復習) | 事例を通してディスカッションを行う。 | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 事例をまとめる。 |
| 授業 | まとめと討議②事例から学ぶ。 | |
| 事後学習(復習) | 事例を通してディスカッションを行う。 | |
| 第16週 | 事前学習(予習) | 芸術療法についてまとめ発表できるよう準備しておく。 |
| 授業 | まとめと討議③まとめ | |
| 事後学習(復習) | 発表後ディスカッションを行う。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 実習を通してイメージの世界を体験してもらいたい。 |