| 科目名 | 養護学概論 |
| ナンバリング | NS_G2_1 |
| 担当者 | 大家 さとみ |
| 開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
| 分類 | 資格科目 専門教育科目 |
| 関連する 資格・免許 |
養護教諭一種免許状 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 小城 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
| 授業の概要 及びねらい |
子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体での取組みが求められ、チーム学校における養護教諭の果たす役割は重要視されている。本講義では、養護教諭の職務や職務を遂行するために必要な基礎的な知識や技術の実務について解説し、児童生徒の実態に応じて適切に対応できる能力を養うことを目指す。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
|
| 授業の 到達目標 |
１）養護の概念や養護教諭制度及び職務内容の変遷について知る。 ２）学校教育における養護教諭の職務や役割(実務）について理解する。 ３）子どもの成長や発達、健康課題について説明できる。 ４）養護教諭の職務を遂行するために必要な資質や能力（基礎的な知識や技術）について理解する。 ５）保健管理や保健教育、組織活動の演習を通して、養護教諭の実務を理解し、実践できる。 ６）保健室経営の方法及び評価について理解し、自分の目指す養護教諭像の確立を推進する。 |
| 学習方法 | テキスト等を使った講義や演習、グループワークや全体でのディスカッション、発表等を行う。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト ①三木とみ子 「新版 養護概説」 ぎょうせい ②学校保健・安全実務研究会編 「新訂版 学校保健実務必携（第４次改訂版）」 第一法規 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 50 | ||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでおく。テキスト（p1-24）を読んでおく。 |
| 授業 | オリエンテーション、養護の概念、養護教諭制度の沿革と職務の変遷 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。次回発表の確認 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 子どもの健康や安全等に関する記事についてまとめ、発表の準備をする。 |
| 授業 | 子どもの健康や安全等に関する問題 発表① | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p31～57）を読んでおく。 |
| 授業 | 教育に果たす養護教諭の役割、学校保健活動と養護教諭 グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p102～108、125～133、186～206）を読んでおく。 |
| 授業 | 発育・発達、保健調査、健康観察、健康診断、感染症の予防 グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p177～185）を読んでおく。 |
| 授業 | 救急処置と救急体制の整備（講義及び演習） グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p216～227）、②（p89～110）を読んでおく。 |
| 授業 | 学校環境衛生（講義及び演習） グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p108～111、134～138、149～155）、②（p550～563）を読んでおく。 |
| 授業 | 保健教育（ヘルスプロモーション、保健学習、総合的な学習の進め方） グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p139～148）、②（p581～587、633～642）を読んでおく。 |
| 授業 | 保健教育（保健指導の進め方） グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。次回の発表準備を行う。 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 保健指導の発表練習をしておくこと |
| 授業 | ミニ保健指導の実践 発表② ディスカッション | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p156～176）を読んでおく。 |
| 授業 | 健康相談・健康相談活動、メンタルヘルス グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p228～235）、②（p1054～1064、1210～1229）を読んでおく。 |
| 授業 | 学校安全と危機管理、災害共済給付制度 グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p63～71）、②（p643～662）を読んでおく。 |
| 授業 | 特別支援教育 グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p236～255）を読んでおく。 |
| 授業 | 心身の健康問題への対応 グループワーク | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 保健だよりを作成しておく。テキスト①（p112～124、256～275）を読んでおく。 |
| 授業 | 保健だよりの発表と提出、保健室経営、文書作成、養護実習、 ディスカッション | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | テキスト①（p72～82）を読んでおく。 |
| 授業 | 養護教諭に必要な資質能力、特別な配慮を要する児童生徒の理解と支援 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、学びのまとめをする。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 養護教諭一種免許状取得希望の学生で、2年前期に「学校保健概論」を履修した者が履修する。授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しているが、変更の可能性がある（変更時は事前に連絡）。 第2週と第9週には発表がある。小テストの週は、事前に連絡する。 配付資料やワークシートは、各自ファイルに綴じる。ファイルやワークシート、発表資料は提出することがある（事前に連絡）。授業の前に小テストを行うことがある（事前に連絡）。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間（自習時間）を確保すること。 講義１単位につき２時間、演習１単位につき１時間。 ※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。 |