科目名 | 保育内容(表現)の理論と方法 |
ナンバリング | EC_C2_05 |
担当者 |
米倉 慶子
牛丸 和人 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭二種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
本科目は、領域「表現」のねらいを把握させ、造形・身体それぞれの表現における発達段階を理解させるとともに、子どもの活動に共感し子どもの表現を受け止めることができる力を身につける。さらに、具体的な指導場面を想定した保育を実践できる力を養う。今回は幼児期の英語活動教材に「身体表現」と協働して取り組む。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
①領域「表現」の意義や目的を理解し、保育の構想につなぐことができる。 ②領域「表現」における造形活動・身体活動に関する表現技法を総合的に理解し、指導することができる。 ③発達段階に応じた領域「表現」に関する、造形活動、身体活動の指導案を作成することができる。 ④領域「表現」に関する保育現場の実践例をもとに、課題を見つけ解決策を提案することができる。 ⑤造形活動においては模擬保育をとおして、保育におけるP-D-C-Aサイクルを構想できる。 ⑥身体表現においては、日常保育や行事で用いられるダンスやわらべ歌の指導や振付ができる。 ⑦ペープサートを使った「園児が楽しめる英語活動」の実演ができる。 |
学習方法 | ・造形活動においては、講義、テキスト、及び保育現場の実践事例等をもとに学習する。実技においては主とし て造形表現に関する作品や指導案を作成する。 ・身体表現活動においては、講義、グループ創作活動、実技発表を主とする。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:保育の中の造形表現(1年次に購入したもの)の他、必要に応じて適宜紹介する。身体表現は、適宜プリント配布 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 5 | 10 | 5 | 10 | 20 | 20 | 20 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||||
園児が楽しめる「英語活動」の実践発表 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 第1週◇◆ シラバスに目を通しておく。子どもの英語曲を調べる。 |
授業 | 第1週◇◆ オリエンテーション:領域「表現」に関する講義の概要を知る。グループ分け。 | |
事後学習(復習) | 第1週◇◆ ワークシートをまとめる。◇米倉 ◆牛丸 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 第2週A◇ 子どもが好感を持つ英語曲を調べる。 |
授業 | 第2週A◇ 大道具を用いた教材指導のあり方と体験・英語曲の選曲(情報機器の活用) | |
事後学習(復習) | 第2週A◇ 大道具の用い方を振り返る。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 第2週B◆ 幼児期における保育内容(表現)について資料を読んでおく。 |
授業 | 第2週B◆ 保育現場で実践したい表現技法をもとに、指導案を作成する。 | |
事後学習(復習) | 第2週B◆ 表現に関する保育指導案を仕上げる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 第3週A◆ 幼児期における保育内容(表現)について資料を読んでおく。 |
授業 | 第3週A◆ 保育現場で実践したい表現技法をもとに、指導案を作成する。 | |
事後学習(復習) | 第3週A◆ 表現に関する保育指導案を仕上げる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 第3週B◇ 子どもが好感を持つ英語曲を調べる。 |
授業 | 第3週B◇ 大道具を用いた教材のあり方と体験・英語曲の選曲(情報機器の活用) | |
事後学習(復習) | 第3週B◇ 大道具の用い方を振り返る。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 第4週A◇ 集団遊び歌を調べる。 |
授業 | 第4週A◇ 大道具を用いたダンス創作と集団遊び歌の体験と指導法、グループ英語曲創作。 | |
事後学習(復習) | 第4週A◇ 英語の歌の練習。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 第4週B◆ 音楽領域で決定した「英語の歌」に使うペープサートのアイデアを練っておく。 |
授業 | 第4週B◆ 音楽領域で決定した「英語の歌」に使うペープサートをグループで制作する。 | |
事後学習(復習) | 第4週B◆ ペープサートの制作を進めておく。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 第5週A◆ 音楽領域で決定した「英語の歌」に使うペープサートのアイデアを練っておく。 |
授業 | 第5週A◆ 音楽領域で決定した「英語の歌」に使うペープサートをグループで制作する。 | |
事後学習(復習) | 第5週A◆ ペープサートの制作を進めておく。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 第5週B◇ 集団遊び歌を調べる。 |
授業 | 第5週B◇ 大道具を用いたダンス創作と集団遊び歌の体験と指導法、グループ英語曲創作。 | |
事後学習(復習) | 第5週B◇ 英語の歌の練習。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 第6週A◇ 模倣表現について調べる。 |
授業 | 第6週A◇ 模倣ダンス体験と指導法、実技発表、評価と課題。 | |
事後学習(復習) | 第6週A◇ 幼児期の英語活動の発表に備える。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 第6週B◆ ペープサートを使った「英語の歌」の振り付けを個々に考えておく。 |
授業 | 第6週B◆ ペープサートを使った「英語の歌」の振り付けをグループで完成させる。 | |
事後学習(復習) | 第6週B◆ 自己評価・相互評価を行う。(ワークシート) | |
第12週 | 事前学習(予習) | 第7週A◆ ペープサートを使った「英語の歌」の振り付けを個々に考えておく。 |
授業 | 第7週A◆ ペープサートを使った「英語の歌」の振り付けをグループで完成させる。 | |
事後学習(復習) | 第7週A◆ 自己評価・相互評価を行う。(ワークシート) | |
第13週 | 事前学習(予習) | 第7週B◇ 模倣表現について調べる。 |
授業 | 第7週B◇ 模倣ダンス体験と指導法、実技発表、評価と課題。 | |
事後学習(復習) | 第7週B◇ 幼児期の英語活動の発表に備える。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 第8週◇◆ 「幼児期の英語活動」実技発表の準備をする。 |
授業 | 第8週◇◆ 「幼児期の英語活動」実技発表会 | |
事後学習(復習) | 第8週◇◆ 自己評価・相互評価を行う。(ワークシート) | |
第15週 | 事前学習(予習) | 第9週◇◆ 授業における学びの成果と課題をまとめておく。 |
授業 | 第9週◇◆ 授業を振り返り、保育現場における表現教育の展望をもつ。 | |
事後学習(復習) | 第9週◇◆ 作品及びワークシートの提出 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・授業計画の各週の内容は、授業で取り扱う主な事項です。 ・基本的には授業計画に従って進めますが、進度に応じて調整や変更をする場合があります。 ・「美術」におけるペープサート制作では、美術工芸室にない材料については個人で準備します。 ・「身体表現」においては、運動のできる服装(Gパン不可)で演習に臨みます。 ・専用上靴、装身具(アクセサリー・ピアス・腕時計等)不可、長い髪は結びます。 |