科目名 | 児童臨床心理学 |
ナンバリング | |
担当者 | 西村 喜文 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
本講座では、乳幼児期から児童期までの子どもは、どのような世界を体験しているのかを理解し、その中で起こる、心理的問題について取り上げ、臨床心理学的視点から考えてみる。また,子どものの臨床心理学的アプローチについて,その理論,方法についても学習する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)子どもの望ましい発達援助のための課題について理解する。 2)子どもの発達とその心理的問題について理解する。 3)子どもの心理的支援について理解する。 4)学校カウンセリングについて理解する。 5)子どもの臨床心理学的アプローチについて、その理論、方法を理解する。 6)子どもを取り巻く環境について理解する。 7)子どもとの関わりについての考えを深めることが出来る。 |
学習方法 | 視覚教材を用いる。毎回課題を与え、グループで調べ発表する形をとる。小テストで確認を行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
参考書籍:「乳幼児・児童の心理臨床」山口義枝治(日本放送出版協会) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | ガイダンス―本授業の目的― | |
事後学習(復習) | ||
第2週 | 事前学習(予習) | 子どもの成長を援助することの意味について調べてくる。 |
授業 | 子どもの心理臨床とは | |
事後学習(復習) | レポートとしてまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 乳幼児の発達について調べてくる。 |
授業 | 乳幼児期の発達を理解する | |
事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 児童期の発達について調べてくる。 |
授業 | 児童期の発達を理解する | |
事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 遊戯療法についてその理論を調べてくる。 |
授業 | 遊戯療法の理論について | |
事後学習(復習) | 遊戯療法についてまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 遊戯療法がどういう所で用いられているのかその実際を調べてくる。 |
授業 | 遊戯療法の実際 | |
事後学習(復習) | レポートを通して振り返る。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 箱庭療法の理論について調べてくる。 |
授業 | 箱庭療法の理論と実際 | |
事後学習(復習) | 箱庭療法についてまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 保育現場における心理支援について調べてくる。 |
授業 | 子どもとの関わりの実際 親子面接(親と乳幼児の心理臨床) | |
事後学習(復習) | 保育カウンセリングについてまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 不登校の現状について調べてくる。 |
授業 | 子どもとの関わりの実際(不登校の理解) | |
事後学習(復習) | 不登校について自分の考えをまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 虐待の現状について調べてくる。 |
授業 | 子どもとの関わりの実際(虐待の背景について学ぶ) | |
事後学習(復習) | 被虐待児への心理的支援についてまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 家族機能について調べてくる。 |
授業 | 子どもとの関わりの実際(家庭環境から子どもを捉える) | |
事後学習(復習) | 子どもと家庭環境についてまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 教育委員会の仕事について調べてくる。 |
授業 | 教育委員会の活動とは | |
事後学習(復習) | 教育委員会の役割についてまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | スクールカウンセラーについて調べてくる。 |
授業 | 教育現場におけるカウンセリングとは | |
事後学習(復習) | 学校現場における教育相談の役割についてまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 子どもの心理臨床の現状について調べてくる。 |
授業 | 子どもの心理臨床の現場について | |
事後学習(復習) | 子どもの心理臨床の適用についてまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 子ども支援の在り方について考えてくる。 |
授業 | これからの子どもの心理臨床の在り方について | |
事後学習(復習) | 子どもの心理臨床について自分の考えをまとめる。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | まとめ(試験) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |