科目名 | 食品衛生学特論 |
ナンバリング | MH_C1_02 |
担当者 | 林 眞知子 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 健康栄養学専攻 |
分類 | 選択科目 基礎分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
近年多様化してきた食品生産とそれに伴う危害を制御するためには、その危害要因を的確に評価し、グローバルな視点で管理し、広く伝達する必要がある。食品の安全性評価、食品衛生微生物研究の最先端、安全性確保のための総合衛生管理製造過程、食品衛生関連の法規等を解説し、食品の安全性に対する評価力、貢献力を養う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)食品生産・加工・流通の近代化・国際化や環境汚染伴う食品の危害要因を理解する。 2)食品に起因する危害を制御するために、その危害要因を的確に分析・評価することが出来る。 3)グローバルな視点での危害要因の制御の手法についての知識を持ち、実践できる。 4)食の安全を確保するために必要な知識を持ち、実践することが出来る。 |
学習方法 | 図表、資料、文献を配布して講義する。 文献の理解力をつけるため、最新の文献を院生と講読し、討論する。 プレゼンテーション力をつけるため、食品衛生関連文献の内容を発表する。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:なし 参考文献:日本食品微生物学雑誌、食品衛生学雑誌、食の安全と微生物検査に関する学術雑誌 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 30 | 40 | 30 | 100 | |||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 25 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 食の安全とは何かを考えてくる。 |
授業 | 農場から食卓までの微生物的安全性の確保とは。 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する。 |
授業 | 食品に起因する健康被害に関する最近の話題 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する。 |
授業 | 国際化する食の安全性の確保のための微生物基準 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する。 |
授業 | 世界と日本における食中毒発生状況 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する |
授業 | 新しく問題となっている食品衛生微生物 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する。 |
授業 | 微生物検査の現状、国内と諸外国の比較。 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する。 |
授業 | 食品衛生細菌の標準試験法 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する。 |
授業 | 食品の安全性評価 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する |
授業 | 遺伝子組み換え技術の基礎 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する |
授業 | 遺伝子組み換え作物の現状 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する |
授業 | 食品衛生法、感染症新法、食品安全基本法の概要 | |
事後学習(復習) | 本日の内容をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 指示された文献に目を通し、理解する。 |
授業 | 食の安全を守るための施策 | |
事後学習(復習) | これまでの内容を振り返り、疑問点をまとめておく。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 前回までの疑問点を整理し、関連する文献を検索する。 |
授業 | 食品衛生関係学術雑誌からの文献の講読と討論 1 | |
事後学習(復習) | 疑問点が解決されたかを検証する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | ホットなトピックスに関する文献を検索する。 |
授業 | 食品衛生関係学術雑誌からの文献の講読と討論 2 | |
事後学習(復習) | 今世界で何が問題になっているかを理解する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | プレゼンテ-ションの準備をする。 |
授業 | 食品衛生関係学術雑誌からの文献内容のプレゼンテーション | |
事後学習(復習) | プレゼンテーションを振り返り、評価する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 日頃より食の安全にかかわる最新の情報に関心を持つよう心掛けてほしい。 |