科目名 | 健康相談論 |
ナンバリング | NS_G3_1 |
担当者 | 大家 さとみ |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 資格科目 専門教育科目 |
関連する 資格・免許 |
養護教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
児童生徒の健康問題は複雑多様化し、心身両面への対応を行う健康相談(活動)が養護教諭の新たな職務として位置付けられている。本講義では、養護教諭の職務や保健室の機能を生かした健康相談の理論と方法等の実務に関し解説する。そして、児童生徒の心身の健康問題(心身の変化)に気づき、適切に対応できる実践力の育成を目指す。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
高等学校及び特別支援学校の養護教諭としての実務経験を踏まえ、健康相談の基礎的な理論と方法について、具体的に解説する。 |
授業の 到達目標 |
1)児童生徒の心身の健康問題に関心を持ち、背景を知る。 2)健康相談の理論と技法を知る。 3)養護教諭の職務の特質と保健室の機能を生かした健康相談について理解する。 4)健康相談に必要な知識とカウンセリングの技法を理解する。 5)事例を通して、健康相談の具体的な支援方法や支援体制等の実務を理解し、実践できる。 |
学習方法 | テキスト等を使った講義や演習、グループワークやロールプレイング、全体でのディスカッション等を行う。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト ①大谷尚子他編集 新版養護教諭の行う健康相談 東山書房 ②学校保健・安全実務研究会編 「新訂版 学校保健実務必携(第5次改訂版)」 第一法規 ③三木とみ子編 「新版 養護概説」 ぎょうせい |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 50 | ||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 25 | ||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでおく。テキスト①(p141~142、156~157)を読んでおく。 |
授業 | オリエンテーション、自他を知るための体験学習(対人関係の演習) グループワーク | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p14~28)、②(p397~409)を読んでおく。 |
授業 | 学校教育における健康相談と養護教諭、子どもの心身の健康問題 グループワーク 発表① | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p29~38)、②(p520~527)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談と保健室 グループワーク | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p39~48、159~160)、③(p172)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談のプロセス1 (基本的過程)、チームとしての健康相談の取組 | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p49~64)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談のプロセス2 (アセスメント) | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p65~82)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談のプロセス3 (支援の方法と協働) | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p84~94)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談の進め方1 (場面や問題に応じた対応) ロールプレイング | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p92~115)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談の進め方2 (問題に応じた対応事例) | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p116~137)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談にかかわる記録、健康相談に必要な力量形成 | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p138~146)を読んでおく。 |
授業 | 健康相談についての学びの方法 グループワーク | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p147~155、164~171) を読んでおく。 |
授業 | 事例検討の進め方 事例から健康相談活動を学ぶ1 グループワーク | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p172~179)を読んでおく。 |
授業 | 事例から健康相談活動を学ぶ2 グループワーク | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、グループでの発表の要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト①(p174~175)、③(p173~176)を読んでおく。 |
授業 | 保健室登校と事例からの学び | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、グループでの発表要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 配布資料を読み、必要物品を準備しておく。 |
授業 | 健康相談活動 (リラクゼーション) 演習とディスカッション | |
事後学習(復習) | 配布資料等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト①(21~28)、②(P397~409)を読んでおく(復習)。 |
授業 | まとめ(学校で行う健康相談と養護教諭の役割)グループワーク 発表② | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、学びのまとめをする。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 養護教諭一種免許状取得希望の学生で、2年前期に「学校保健概論」を履修した者が履修する。授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しているが、変更の可能性がある(変更時は事前に連絡する)。 第2週と第15週には、各自の発表がある。 配付資料やワークシートは、各自ファイルに綴じる。ワークシートは提出することがある(事前に連絡する)。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |