開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
公衆衛生看護の目的と機能および基本的概念について学習する。潜在・顕在する地域の人々の健康問題に対応した地域看護活動の理念(原理?原則)を理解する.個人・家族・集団・組織を含むコミュニティ(共同体)及び地域を構成する人々の集合体の健康増進・改善を目指すアプローチの基本概念を教授する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
28年間、佐賀県の行政保健師として公衆衛生の第一線である保健所・県庁での勤務経験を生かして、公衆衛生に関する現場の具体例を交えながら、現状と課題や今後の方向性について重点となる概要について指導する科目である。 |
授業の 到達目標 |
1.公衆衛生看護の歴史的背景を理解し、その理念について説明できる 2.公衆衛生看護活動を支える基本的な法律・制度について理解し、説明できる 3.公衆衛生看護活動が展開される場と対象の特徴を述べることができる 4.公衆衛生看護活動の対象に展開されている健康増進・疾病予防・回復支援の方法について理解し、説明できる |
学習方法 | 視覚教材ICTを活用した講義、国家試験問題を参考とした小テストの実施、グループワークを実施する |
テキスト及び 参考書籍 |
公衆衛生看護学、上野昌江編、2016、中央法規 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 15 | 10 | 5 | 5 | 5 | 100 | |||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを熟読し,使用するテキストに目を通す。 シラバスを熟読し,使用するテキスト2~8Pに目を読んでおく |
授業 | 公衆衛生看護の概念(定義・対象・方法法制度)について講義する、振り返り小テスト(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト2~8Pの復習とまとめ | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト8~14Pを読んでおく |
授業 | 公衆衛生看護の目指すもの・地域看護・活動の場について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト8~14Pの復習とまとめ | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章15~33Pを読んでおく |
授業 | 公衆衛生看護の歴史とこれからの在り方について講義し、振り返りの小テストを行う(池田) | |
事後学習(復習) | テキストを参考に公衆衛生看護の歴史をまとめておく | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト28~33Pを歴史全体を見ながら読み込んでおく |
授業 | 歴史年表を区切り、グループワークを行い特徴をまとめて、結果を説明する(池田・村岡) | |
事後学習(復習) | 公衆衛生に関する動向と法律や計画の流れを整理する | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第1部第3章を読み込んでおく |
授業 | 公衆衛生看護に必要な理論について講義し、振り返りの小テストを行う(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト第1部第3章を読み返し整理しておく | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第1部第4章を読み込んでおく |
授業 | 社会環境の変化と健康への影響について、歴史のグループワークと絡めて講義する(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト第1部第4章及び28~33Pを関連してまとめておく | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部56~80Pを読み込んでおく |
授業 | 公衆衛生看護活動の展開の保健指導の概要及び家庭訪問について講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | 保健指導についてまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部81~94Pを読み込んでおく |
授業 | 公衆衛生看護活動の展開における健康相談の概要と特定健康診査について講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | 健康相談の概要と特定健康診査について国家試験問題を自己学習する | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト110~119Pを読み込んで地区組織活動を調べておく |
授業 | 地域におけるグループづくり・地区組織活動及び育成支援について事例を交えて講義する(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト110~119Pを復習し、地区組織活動の要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト120~144Pと2年次あすなろうⅡで使用した地区踏査の資料を読み込んでおく |
授業 | 地域における地区診断の概要と手法及び活動について講義し、振り返りの小テストを行う(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト120~144Pを読み返し、地域診断について振り返る | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト145~148Pを読み込んでおく |
授業 | 保健師活動における記録について講義し、家族アセスメントとしてのジェノグラムの基礎を習得するため事例によるワークを行う(池田) | |
事後学習(復習) | ジェノグラムの基礎について、自分の家族や事例をもとに作成の復習を行う | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第4部第1章を読み込んでおく |
授業 | 地域保健医療福祉行政における保健師の活動と役割について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 地域における保健師の役割を保健所・市町村別にまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第4部第2章を読み込んでおく |
授業 | 地域の健康政策とその評価について概要を講義し、振り返りの小テストを実施する(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト第4部第2章を読み返す | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第4部第3章を読み込んでおく |
授業 | 公衆衛生看護管理の概要について保健所管理職の経験を交えて講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | テキスト第4部第3章を読み返す | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまで学修した内容でわからなかったところを見直しておく |
授業 | 公衆衛生看護概論まとめとして、これまでの学習を振り返り、グループワークでもう一度確認したいことを検討し、教員とともに学修を深める(池田・村岡) | |
事後学習(復習) | テキスト、配布資料等を合わせ、学びのまとめをする。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |