科目名 | 保育内容(音楽表現)の理論と方法 |
ナンバリング | EC_C2_06 |
担当者 |
野口 美乃里
中島 加奈 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭二種免許状 保育士資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
幼児が音楽と関わることの意義について理解し、発達段階を踏まえた音楽表現活動を展開する方法を習得する。子どものうた、わらべうた、あそびうた、楽器活動、パネルシアター等の教材について理論的かつ体験的に学習し、模擬保育と振り返りを通して身に付ける。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)保育における音楽活動の意義について説明することができる。 2)年齢に沿った歌唱行動の特徴を理解し、季節や発達に合わせて子どものうたを選ぶことができる。 3)手あそび、指あそび、絵描き歌等を演じることができる。 4)保育現場で用いられている各楽器の名前・扱い方、正しい奏法を習得し演奏することができる。 5)各楽器の特性を理解したうえで、子どもたちがふれあう曲を合奏用に編曲することができる。 6)子どもたちが合奏活動する上での留意点を述べ、指導につなげることができる。 7)パネルシアターを作製し、音楽活動を取り入れた台本を作成、発表することができる。 8)学んだ音楽表現活動について、実践を想定した指導案作成ができる。 9)模擬保育と振り返りをとおして、保育を改善することができる。 |
学習方法 | グループ活動(手あそび・器楽合奏・パネルシアター)と発表 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
「幼児のための音楽教育」神原雅之(教育芸術社) 「新たのしい子どものうたあそび」木村鈴代(同文書院) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ◎ | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト2冊に目を通しておく |
授業 | オリエンテーション 保育における音楽表現活動のねらいと意義について | |
事後学習(復習) | この授業で何をどのように学ぶのか整理しておく | |
第2週 | 事前学習(予習) | 自身が幼児期に幼稚園・保育園で歌った歌を思い出し、メモしておく |
授業 | 子どもの歌唱行動の特徴 わらべうたの特徴と活用 | |
事後学習(復習) | 保育者として、子どもと音楽との関わりについてどのような視点が必要か整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から4月~9月の歌と『新たのしい子どものうたあそび』実践編①を下読みしておく |
授業 | 発達に応じた子どものうた(春と夏) あそびうた(手あそび・指あそび・体を使ったあそび) | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第4週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から10月~3月の歌『新たのしい子どものうたあそび』実践編②を下読みしておく |
授業 | 発達に応じた子どものうた(秋と冬) あそびうた 模擬保育の計画 | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習を、実習等で使えるよう練習する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 模擬保育の発表に備えグループで練習をする |
授業 | 遊びうたの模擬保育と振り返り | |
事後学習(復習) | 模擬保育を振り返り、ワークシートを仕上げ提出する | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキストを読んでおく |
授業 | 合奏の実践① 楽器の奏法および幼児への指導法 | |
事後学習(復習) | 配布プリントの課題を仕上げる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 取り扱う楽譜を事前に譜読みしておく。 |
授業 | 合奏の実践② 楽譜の編曲方法 | |
事後学習(復習) | 編曲の仕方について復習し、自分のパートを書き表しておく | |
第8週 | 事前学習(予習) | 個人練習をしておく |
授業 | 合奏の実践③ 個人練習・パート練習 | |
事後学習(復習) | 講義中で注意された点において、自主練習をしておく | |
第9週 | 事前学習(予習) | 自分のパートを個人練習しておく |
授業 | 合奏の実践④ 合奏練習 | |
事後学習(復習) | グループのメンバーと自主練習をしておく | |
第10週 | 事前学習(予習) | 発表に備え練習しておく |
授業 | 合奏の実践⑤ 合奏発表会 | |
事後学習(復習) | 良かった点、反省する点を踏まえ、今後の保育指導に生かす方法を考える。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストP23~27 幼児の音楽教育に影響を与えた人たち を読んでおく |
授業 | 音楽表現活動の様々な取り組み | |
事後学習(復習) | ワークシートを仕上げ提出する | |
第12週 | 事前学習(予習) | パネルシアターとは何か、保育の中でどのように活用するのかについて調べておく |
授業 | パネルシアターを用いた音楽表現活動① 活用の仕方・作り方・演じ方 | |
事後学習(復習) | 冬期休業中の課題としてパネルシアターを1作品作製する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 作製したパネルシアターで台本を作成するための準備をする |
授業 | パネルシアターを用いた音楽表現活動② 台本作成 | |
事後学習(復習) | 次回までに台本を仕上げておく | |
第14週 | 事前学習(予習) | 指導案作成と模擬保育練習のための準備をしておく |
授業 | パネルシアターを用いた音楽表現活動③ 指導案の作成と模擬保育練習 | |
事後学習(復習) | 指導案を整理し、発表のための役割分担をしておく | |
第15週 | 事前学習(予習) | 発表のための練習をしておく |
授業 | パネルシアターを用いた音楽表現活動④ 模擬保育と振り返り | |
事後学習(復習) | ワークシートを仕上げ提出する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |