科目名 | カウンセリング実践演習 |
ナンバリング | PC_B4_02 |
担当者 |
岡嶋 一郎
松本 麻希 村岡 淑恵 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 通年 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
臨床心理士として大学附属相談施設等で心理面接に携わる担当者の進行するロールプレイ等の体験演習を通して、相談者に対する共感的理解、自己と他者への理解を深める基礎的コミュニケーションスキルを習得する。また、子どもの育ちに関わる現場の見学を通してカウンセリング実践に関する理解を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
10年以上臨床心理士として、大学付属相談室や福祉・教育・医療において臨床心理面接、臨床心理学的地域援助を実施する担当者が進行するロールプレイ等の体験演習を通して、カウンセリングに必要な基礎的コミュニケーションスキルを習得する。また、障害児関連施設や児童養護施設、幼稚園の見学実習を通して施設の概要および心理職の仕事内容、子どもへ支援等、カウンセリング実践に関する理解を深める科目である。 |
授業の 到達目標 |
1.カウンセラーの基本的態度について理解できる。 2. 傾聴のための自らの構えを意識化し、実際の応答に反映することができる。 3.カウンセリングに必要とされる基礎的コミュニケーション技法の修得に真摯に取り組むことができる。 4.自らのコミュニケーションのあり方を振り返り、修正を試みることができる。 5. 子どもの成長やそれを支援するための施設・方法について調べることができる。 6. 見学に際し、留意事項を守って参加することができる。 7.自分自身のロールプレイや見学等の体験を文章や図式によって報告することができる。 8.カウンセリングにおける倫理的配慮について理解できる。 |
学習方法 | 演習形式で、グループ討論、ペアによる実習、DVD視聴、学外施設の見学等を取り入れる。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:「プロカウンセラーが教えるはじめての傾聴術」古宮昇著 ナツメ社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 30 | 10 | 10 | 5 | 5 | 100 | |||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでくる |
授業 | ●本演習に関するオリエンテーション | |
事後学習(復習) | ||
第2週 | 事前学習(予習) | テキストp16~21、74~99を読んでおく |
授業 | ●傾聴①傾聴とは | |
事後学習(復習) | テキストp74~99を読んでおく | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキストp102~105を読んでおく |
授業 | ●傾聴②姿勢、うなずき、あいづち | |
事後学習(復習) | 重要語句をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキストp108~111、120~123を読んでおく |
授業 | ●傾聴③繰り返し、感情の反映 | |
事後学習(復習) | テキストp32~49を読んでおく | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキストp124~131を読んでおく |
授業 | ●傾聴④質問 | |
事後学習(復習) | 重要語句をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 第2~5週の内容を振り返る |
授業 | ●傾聴⑤総合演習 | |
事後学習(復習) | 逐語録の作成 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストp142~159を読んでおく |
授業 | ●傾聴⑥ビデオ視聴 | |
事後学習(復習) | テキストp50~71を読んでおく | |
第8週 | 事前学習(予習) | 児童関連施設について調べてくる |
授業 | ●学外施設見学に関する事前説明 | |
事後学習(復習) | 見学実習の目的を確認しておく | |
第9週 | 事前学習(予習) | 児童関連施設について調べてくる |
授業 | ●学外施設見学に関する留意点について | |
事後学習(復習) | 見学実習の目的を確認しておく | |
第10週 | 事前学習(予習) | 障がい児者関連施設について調べてくる |
授業 | ●学外施設見学に関する事前学習 | |
事後学習(復習) | 施設について調べたことをまとめる(レポート提出) | |
第11週 | 事前学習(予習) | 見学予定の施設概要について調べる、質問点を整理しておく |
授業 | ●学外施設見学(障がい児関連施設における心理職の仕事内容) | |
事後学習(復習) | 学外施設に関する学びを整理しておく | |
第12週 | 事前学習(予習) | 見学予定の施設概要について調べる、質問点を整理しておく |
授業 | ●学外施設見学(障がい児関連施設における心理職の仕事内容 | |
事後学習(復習) | 学外施設に関するレポート課題 | |
第13週 | 事前学習(予習) | レポートによる振返りを行う |
授業 | ●学外施設見学の振り返り | |
事後学習(復習) | レポートをまとめ直す | |
第14週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 前期のまとめ | |
事後学習(復習) | 重要な点をまとめ直す | |
第15週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでくる |
授業 | ●後期のオリエンテーション | |
事後学習(復習) | 学外施設見学に関する留意点について確認しておく | |
第16週 | 事前学習(予習) | 児童養護施設について調べておく |
授業 | ●学外施設見学の事前学習 | |
事後学習(復習) | 施設について調べたことをまとめる(レポート提出) | |
第17週 | 事前学習(予習) | 見学予定の施設概要について調べる、質問点を整理しておく |
授業 | ●学外施設見学(児童養護施設における心理職の仕事内容) | |
事後学習(復習) | 学外施設見学での学びを整理しておく | |
第18週 | 事前学習(予習) | 見学予定の施設概要について調べる、質問点を整理しておく |
授業 | ●学外施設見学(児童養護施設における心理職の仕事内容) | |
事後学習(復習) | 学外施設見学での学びを整理しておく | |
第19週 | 事前学習(予習) | 見学予定の施設概要について調べる、質問点を整理しておく |
授業 | ●学外施設見学(児童養護施設における心理職の仕事内容) | |
事後学習(復習) | 学外施設見学に関するレポート課題 | |
第20週 | 事前学習(予習) | レポートによる振返りを行う |
授業 | ●学外施設見学の振り返り | |
事後学習(復習) | レポートをまとめ直す | |
第21週 | 事前学習(予習) | 実習先の幼稚園について調べておく |
授業 | ●子どもの育ちに関する観察・ふれあい体験先の幼稚園、子どもの遊びに関する事前学習 | |
事後学習(復習) | 子どもの育ちについて調べたことをまとめる(レポート提出) | |
第22週 | 事前学習(予習) | 実習先の幼稚園について調べておく |
授業 | ●体験学習の事前学習 | |
事後学習(復習) | 実習先の幼稚園について調べたことをまとめる(レポート提出) | |
第23週 | 事前学習(予習) | 子どもの育ちについて調べたことを確認する |
授業 | ●子どもの育ちに関する観察・ふれあい体験(学外幼稚園実習) | |
事後学習(復習) | 学外幼稚園実習での学びを整理しておく | |
第24週 | 事前学習(予習) | 子どもの育ちについて調べたことを確認する |
授業 | ●子どもの育ちに関する観察・ふれあい体験(学外幼稚園実習) | |
事後学習(復習) | 学外幼稚園実習での学びを整理しておく | |
第25週 | 事前学習(予習) | 子どもの育ちについて調べたことを確認する |
授業 | ●子どもの育ちに関する観察・ふれあい体験(学外幼稚園実習) | |
事後学習(復習) | 学外幼稚園実習に関するレポート課題 | |
第26週 | 事前学習(予習) | 見学目的を確認しておく |
授業 | ●子どもの育ちに関する観察・ふれあい体験(学外幼稚園実習)の振り返り | |
事後学習(復習) | レポートをまとめ直す | |
第27週 | 事前学習(予習) | 発表内容を準備する |
授業 | ●学外施設見学と観察・ふれあい体験の発表準備、報告書作り | |
事後学習(復習) | 報告書の修正、加筆 | |
第28週 | 事前学習(予習) | 発表内容をまとめる |
授業 | ●学外施設見学と観察・ふれあい体験の発表準備、報告書作り | |
事後学習(復習) | 発表準備を行う | |
第29週 | 事前学習(予習) | パワーポイントの準備をする |
授業 | ●学外施設見学と子どもの育ちに関する観察・ふれあい体験に関する発表(パワーポイント) | |
事後学習(復習) | 報告書の修正をし、実習を振り返る | |
第30週 | 事前学習(予習) | |
授業 | これまでの振り返りとまとめ | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業の順番や内容は、見学実習等の日時の関係で変更する場合もあります。 授業のなかでその都度連絡をします。 授業時間内に実施したことをもとにレポート課題を出しますので、欠席するとレポートを書くことができません。 出来る限り欠席や遅刻をしないようにしてください。 |