開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
公衆衛生看護の目的と機能および基本的概念について学習する。潜在・顕在する地域の人々の健康問題に対応した地域看護活動の理念(原理・原則)を理解する.個人・家族・集団・組織を含むコミュニティ(共同体)及び地域を構成する人々の集合体の健康増進・改善を目指すアプローチの基本概念を教授する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当する2名の教員は、佐賀県の行政保健師として公衆衛生の第一線である保健所・県庁での勤務経験を生かして、公衆衛生に関する現場の具体例を交えながら、現状と課題や今後の方向性について重点となる概要について指導する科目である。 |
授業の 到達目標 |
1.公衆衛生看護の役割と意義を理解し、説明できる 2.社会情勢と健康課題の歴史と公衆衛生看護活動のかかわりを理解し、説明できる 3.地域保健活動の課程と方法について理解し、説明できる 4.公衆衛生看護活動の対象に展開されている健康増進・疾病予防・回復支援の方法について理解し、説明できる |
学習方法 | 原則として視覚教材ICTを活用した双方向性のある遠隔講義を行い、個別に内容を復習し課題に取り組み、システムで提出とするが、必要に応じ対面授業によるワークを実施し理解を深めていくよう工夫する |
テキスト及び 参考書籍 |
公衆衛生看護学.jp 、2020、インターメディカル ISBN 978-4-900828-81-0 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 50 | ||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを熟読し,使用するテキストに目を通す。4~13Pを読み込んでおく シラバスを熟読し,使用するテキスト2~8Pに目を読んでおく |
授業 | 公衆衛生看護の概念(定義・対象・方法法制度)について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト4~13Pの復習とまとめと課題・レポートに取り組む | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト14~21Pを読んでおく |
授業 | ヘルスプロモーション及びキーワードについて講義する(池田) | |
事後学習(復習) | テキスト14~21Pの復習とまとめ、課題レポートに取り組む | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト22~43Pを読んでおく |
授業 | 公衆衛生看護の歴史について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | テキストを参考に公衆衛生看護の歴史をまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト44~60Pを読み込んでおく |
授業 | 医療経済と保健活動及び保健医療福祉システムについて講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | 保健医療福祉サービスについて整理し課題・レポートに取り組む | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト61~71Pを読み込んでおく |
授業 | 保健師と公衆衛生看護活動及び保健師が行う保健指導を講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | 公衆看護活動における保健師の役割や保健指導についてまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト72~85Pを読み込んでおく |
授業 | 保健行動と保健活動について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 保健行動理論についてまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストを86~100Pを読み込んでおく |
授業 | 社会環境の変化と健康課題について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 社会環境の変化と健康課題の関係についてまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト103~135Pを読み込んでおく |
授業 | 地域保健活動としての地域診断と疫学概論についてについて講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 地域診断及び疫学の概要をまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト136~151Pを読み込んでおく |
授業 | 事業計画における保健師の役割及び地方自治体における計画策定等について講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | 保健計画についてまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト152~164Pの資料を読み込んでおく |
授業 | 地域における地区組織活動及び地域ケアシステムについて講義する(池田) | |
事後学習(復習) | グループ支援及び地域ケアシステムについてまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト168~187Pを読み込んでおく |
授業 | 地域保健活動の家庭訪問と健康相談について講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | 家庭訪問と健康相談の学びをまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト188~199Pまでを読み込んでおく |
授業 | 健康教育について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 健康教育についてまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト200~208Pを読み込んでおく |
授業 | 地域で実施される各種健康診査について講義する(村岡) | |
事後学習(復習) | 健康診査についてまとめ、課題・レポートに取り組む | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト209~218Pを読み込んでおく |
授業 | グループ支援・地区組織活動の実際について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | グループ支援・地区組織活動の課題・レポートに取り組む | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト532~540Pを読み込んでおく |
授業 | 国際保健の現状と課題について講義し、これまでを振り返り小テストを実施する(池田) | |
事後学習(復習) | 国際保健の現状と課題についてまとめ、公衆衛生看護概論全体について振り返る |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・遠隔講義を原則とし、その場合は事前にアドレスを通知します。また、内容や方法を変更する場合も、事前に通知するので、必ず確認してください。 ・事前事後学修時間は90分確保してください。 ・提出課題とレポートについては、必ず講評と解説の時間を設けます。 |