| 科目名 | 食品衛生学実験 |
| ナンバリング | HN_D1_09 |
| 担当者 | 斎木 まど香 |
| 開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
| 分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
食品衛生監視員任用資格 食品衛生管理者任用資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 2年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
管理栄養士として働くにあたり、食品の安全性を確保することは非常に重要なことである。そこで、本実験を通して、身近な環境や食品の衛生状態を知り、安全性確保のための知識を高めることを目的とする。また、レポート提出を通して、適切な文章作成ができるように指導する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
１．論理的にレポートを書くことができる。 ２．身の回りの環境や食品の衛生状態を知り、衛生確保についての関心を持つようになる。 ３．正しい手洗いの方法について説明できる。 ４．細菌の増殖と温度の関係について説明できる。 ５．細菌の種類と熱抵抗性について説明できる。 ６．発色剤について、発色のメカニズム、危険性及び食品衛生法との関わりを説明できる。 ７．鮮度維持と保存法の関係を説明できる。 ８．アレルギー様食中毒の発生メカニズムについて、説明できる。 ９．食中毒統計の分析ができる。 |
| 学習方法 | テキストおよび配布プリントを配布し、説明を行う。実験・レポートを通し、学習する。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
食品衛生学実験の手引き書を配布する。 参考書 新版 明解食品衛生学実験（三共出版）、Ｎブック実験シリーズ 食品衛生学実験（建帛社） |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 20 | 50 | 30 | 100 | |||||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ○ | ◎ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | 実験・実習における安全の手引きを読んでおくこと |
| 授業 | 実験の基礎知識及びレポートの書き方の説明 | |
| 事後学習(復習) | 学んだ知識およびレポートの書き方について見直すこと | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 手洗いの細菌検査の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | 手指の細菌検査 | |
| 事後学習(復習) | エタノールの殺菌力について復習すること | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 身の回りの細菌検査の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | 身の回りの細菌検査 | |
| 事後学習(復習) | 身の回りの細菌検査の実験についてレポートにまとめること | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 食品中の一般生菌数の計測の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | 手指の細菌検査の結果分析、食品中の一般生菌数の計測 | |
| 事後学習(復習) | 手指の細菌検査の実験についてレポートにまとめること | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 食品中の大腸菌群の検出の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | 食品中の一般生菌数の結果分析、食品中の大腸菌群の検出 | |
| 事後学習(復習) | 食品中の一般生菌数の実験についてレポートにまとめること | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 食品中の大腸菌群の結果分析の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | 食品中の大腸菌群の結果分析 | |
| 事後学習(復習) | 食品中の大腸菌群の実験についてレポートにまとめること | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 細菌の増殖温度及び熱抵抗性の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | 細菌の増殖温度及び熱抵抗性 | |
| 事後学習(復習) | 中温菌、芽胞形成菌について調べておくこと | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 中温菌、芽胞形成菌について説明できるか、知識の確認を行うこと |
| 授業 | 細菌の増殖温度及び熱抵抗性の結果分析 | |
| 事後学習(復習) | 細菌の増殖温度及び熱抵抗性の実験についてレポートにまとめること | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 食用油のTBA価の測定の箇所を読んでおくこと。 |
| 授業 | 食用油のTBA価の測定 | |
| 事後学習(復習) | 食用油のTBA価の測定の実験についてレポートにまとめること | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 魚肉中の揮発性塩基窒素量の定量の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | 魚肉中の揮発性塩基窒素量の定量 | |
| 事後学習(復習) | 魚肉中の揮発性塩基窒素量の定量の実験についてレポートにまとめること | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | カラムクロマト法によるK値の測定の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | カラムクロマト法によるK値の測定 | |
| 事後学習(復習) | カラムクロマト法によるK値の測定の実験についてレポートにまとめること | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | ハム中の亜硝酸根濃度の定量の箇所を読んでおくこと |
| 授業 | ハム中の亜硝酸根濃度の定量 | |
| 事後学習(復習) | ハム中の亜硝酸根濃度の定量の実験についてレポートにまとめること | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | エクセルとワードの基本操作を確認しておくこと |
| 授業 | 食中毒統計の分析し、資料を作成する | |
| 事後学習(復習) | 分析が確実にできているか確認する | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 食中毒統計の資料を見ておく |
| 授業 | 作成した資料について評価を行う | |
| 事後学習(復習) | 食中毒の統計について振り返りを行う | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | これまで学んだことをまとめ、学んだ知識の再確認を行うこと。 |
| 授業 | まとめ、小テスト、解説 | |
| 事後学習(復習) | 食品衛生学実験で学んだことを振り返る | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 授業前に、「実験・実習における安全の手引き」及び実験書をよく読み実験に臨むこと。授業後は、実験内容をレポートにまとめ、期限内に提出すること。試験までに、すべてのレポートを提出し成績判定が終了しなければ、小テストを受験することはできない。実験は、二人一組で実施するが、積極的に実験に参加すること。 レポート課題は添削したうえで、返却します。 小テストのフィードバックとして開設の時間を設けます。 |