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日本文化事情(演習含む)

科目名 日本文化事情(演習含む)
ナンバリング LC_L1_01
担当者 牛丸 和人
開設学科
専攻・コース
地域生活支援学科 食健康コース
地域生活支援学科 介護福祉コース
地域生活支援学科 多文化コース
分類 専門教育科目 選択科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 前期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
 1)日本文化に関する学びの基礎的科目として位置づける。
 2)日本文化における特徴的な項目にスポットを当て、受講する留学生たちの国の文化と比較しながら、それ
   ぞれのアイデンティティーを確認し合うと共に、それぞれの国の文化価値を尊重し合う態度を高める。
 3)日本文化について学びながら自国の文化に誇りを持つ心情を養う。
実務経験に
関連する
授業内容
独立行政法人国際協力機構JICA(ジャイカ)のホームステイ受け入れや、佐賀県内のALTや海外アーティストとの交流、高等学校校長として経験したバンコクとの学生間交流等の経験、更には介護福祉コースの「学内実習」における指導経験のノウハウを生かしながら、日本人学生と留学生の共学の中で多角的に日本文化に関する講義や演習を行う。
授業の
到達目標
 1)日本文化の特性について理解し、概要を説明することができる。
 2)日本文化と他国の文化を比較しながら、それぞれの価値(よさ)に気づくことができる。
 3)日本文化と他国の文化を学び合いながら、自らのアイデンティティーについて語ることができる。
 4)日本文化と他国の文化の価値を学び、それぞれの文化を尊重することができる。
 5)アクティブラーニング型の授業スタイルに、積極的に参加することができる。
 6)国籍を越えて異文化交流を図りながらグローバルな関係を育むことができる。
学習方法 日本文化に関する基本的な知識を主として講義や主体的・対話的な学び通して学習する。学習スタイルはハイブリット型授業(対面型授業とリモートによる遠隔授業の双方を実施)とし、主体的・対話的な学びによって協働して課題を解決していく力や対話力(コミュニケーション能力)を高めるが、コロナ禍の状況によっては全てを遠隔(リモート)で行う場合もある。
テキスト及び
参考書籍
配布資料・ワークシート・DVDなど
【地域生活支援学科 食健康コース】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     5     10     10     15       20     10       20 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 15
授業態度 25
受講者の発表 30
授業の参加度 15
その他       15
プレゼンテーション能力・ポートフォリオの内容・異文化交流力 
合計 100
【地域生活支援学科 介護福祉コース】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     5     10     10     15       20     10       20 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 15
授業態度 25
受講者の発表 30
授業の参加度 15
その他       15
プレゼンテーション能力・ポートフォリオの内容・異文化交流力 
合計 100
【地域生活支援学科 多文化コース】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     5     10     10     15       20     10       20 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 15
授業態度 25
受講者の発表 30
授業の参加度 15
その他       15
プレゼンテーション能力・ポートフォリオの内容・異文化交流力 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを読み、疑問点をまとめておく。
授業 オリエンテーション(自己紹介・授業に関する説明など)
事後学習(復習) 本時の15回の学習内容を確認する。
第2週 事前学習(予習) 日本文化のよさと課題について考えておく。(留学生は自国の文化と比較して)
授業 自国、他国から見た日本文化のよさと課題について(講義・アクティブラーニング型授業)
事後学習(復習) 日本文化のよさと課題に対して自分の考えをまとめる。(留学生は自国の文化と比較しながら)
第3週 事前学習(予習) 日本美術の歴史や特色について調べておく。
授業 日本美術の歴史や特色を学びディスカッションする。(講義・アクティブラーニング型授業)
事後学習(復習) 日本の美術の歴史や特徴について自分の考えをまとめる。
第4週 事前学習(予習) 現在の日本の教育事情について調べておく。
授業 現在の日本の教育事情について学び思いを伝え合う。(アクティブラーニング型授業)
事後学習(復習) 現在の日本の教育事情と自国の教育事情との違いをまとめる。
第5週 事前学習(予習) 水墨画や書道について調べておく。
授業 水墨画や書道の体験(水墨画や書を描いてみよう。)(講義・実習)
事後学習(復習) 相互に鑑賞し合い良いところを伝え合う。
第6週 事前学習(予習) 「衣・食・住」などテーマを絞って、自国や佐賀県の文化の資料を準備しておく。
授業 テーマに沿って自国や佐賀県の文化について情報交換し合う。(個人・グループ)
事後学習(復習) 情報交換をして感じたことをまとめておく。
第7週 事前学習(予習) 日本の子どもの遊びについて調べておく(留学生は日本文化と比較しながら)
授業 日本の子どもの遊びを体験する。(留学生は自国の遊びを紹介する。)
事後学習(復習) 日本の子どもの遊びについての感想をまとめる。
第8週 事前学習(予習) 各都道府県の文化の特徴について調べておく。(郷土芸能・風土・方言など)
授業 各都道府県の文化の特徴について比較し合う。(プレゼンテーション・ディスカッション)
事後学習(復習) 各都道府県の文化の違いについて感じたことをまとめる。
第9週 事前学習(予習) 日本のグローバル化への課題について考えておく。
授業 日本文化のグローバル化への課題題と解決策について討議する。(アクティブラーニング)
事後学習(復習) 日本文化のグローバル化への課題と解決策についてまとめる。
第10週 事前学習(予習) 吉野ケ里遺跡について調べておく。
授業 吉野ケ里歴史公園を探訪しよう。
事後学習(復習) 吉野ケ里について分かったことを記録する。
第11週 事前学習(予習) 日本の伝統芸能について調べておく。
授業 日本の伝統芸能(能・歌舞伎・浄瑠璃など)について学ぶ。
事後学習(復習) 日本の伝統芸能について感じたことをまとめておく。
第12週 事前学習(予習) 吉野ケ里遺跡について調べておく。
授業 吉野ケ里歴史公園探訪
事後学習(復習) 吉野ケ里遺跡について分かったことを記録する。
第13週 事前学習(予習) 華道・茶道について調べておく。
授業 華道・茶道を体験しよう。
事後学習(復習) 華道・茶道を体験しての感想をまとめておく。
第14週 事前学習(予習) 現在の日本文化で興味があることについてまとめておく。
授業 現在の日本文化に関するディスカッション(アクティブラーニング型授業)
事後学習(復習) ディスカッションをしての感想をまとめておく。
第15週 事前学習(予習) 日本文化事情に関する学習や体験を振り返り、発表の準備をする。
授業 学びを振り返っての発表・ディスカッションをする。(アクティブラーニング型授業)
事後学習(復習) 到達目標について自己評価し、ワークシート・ポートフォリオを提出する。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ・学習に必要な資料やワークシートは随時配布しますので、必ずファイルに残しポートフォリオとして残せるよ
 うにしてください。(授業の最後に提出してもらいます。)
・この授業は日本人学生と留学生との混合授業になります。異文化交流の場という意識をもって、お互いに良好
 な人間関係を育むように努めましょう。
・文化遺産への訪問や華道・茶道体験は、日程調整や天候の状況等の理由で時期を変更する場合があります。
・留学生の皆さんは、分からないことが発生した時にはいつでも担当に相談をして解決するようにしましょう。