| 科目名 | 高次脳機能障害作業療法学 |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 松尾 萌美 |
| 開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 作業療法学専攻 |
| 分類 | 専門教育科目 専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
高次脳機能障害の症状について脳機能に基づき解説し、その評価について紹介する。高次脳機能障害のある患者像を概説し、リハビリテーション計画を立案できるよう、ポイントを説明する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
病院で実務経験のある教員(作業療法士)が、臨床に基づいた高次脳機能障害の作業療法について講義する科目である。 |
| 授業の 到達目標 |
1)高次脳機能障害の概要について理解する。 2)高次脳機能障害と脳機能の関連について理解する。 3)高次脳機能障害の症状と評価について理解する。 4)高次脳機能障害のある患者像を把握する。 5)高次脳機能障害のリハビリテーション計画を立案できる。 |
| 学習方法 | テキストと講義資料をもとに講義、グループワークを実施する。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
クリニカル作業療法シリーズ 高次脳機能障害領域の作業療法 プログラム立案のポイント (著)鈴木孝治 (出版)中央法規 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 10 | 30 | 30 | 15 | 100 | |||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ◎ | 75 | |||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | テキストP18～45を読んでおく。 |
| 授業 | オリエンテーション・高次脳機能障害の総論 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 大脳の連合野の機能について調べてくる。(テキストP2～16を確認する。) |
| 授業 | 高次脳機能障害と脳機能 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 注意障害の症状について調べてくる。(テキストP62～73を確認する。) |
| 授業 | 注意障害の概要と評価 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 記憶障害の症状について調べてくる。(テキストP90～104を確認する。) |
| 授業 | 記憶障害の概要と評価 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 失認の症状について調べてくる。(テキストP108～127を確認する。) |
| 授業 | 失認の概要と評価 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 失読・失書・失語の症状について調べてくる。(テキストP128～162を確認する。) |
| 授業 | 失読・失書・失語の概要と評価 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 失行の症状について調べてくる。(テキストP164～182を確認する。) |
| 授業 | 失行の概要と評価 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 遂行機能障害の症状について調べてくる。(テキストP184～198を確認する。) |
| 授業 | 遂行機能障害の概要と評価 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 半側空間無視の症状について調べてくる。(テキストP200～215を確認する。) |
| 授業 | 半側空間無視の概要と評価 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 必要に応じて呈示する。 |
| 授業 | 事例検討 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | 注意障害および半側空間無視に対するリハメニューを考えてくる。 |
| 授業 | 注意障害・半側空間無視のリハビリテーション | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 記憶障害および失語に対するリハメニューを考えてくる。 |
| 授業 | 記憶障害・失語のリハビリテーション | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | 失認および失行に対するリハメニューを考えてくる。 |
| 授業 | 失認・失行のリハビリテーション | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 遂行機能障害に対するリハメニューを考えてくる。 |
| 授業 | 遂行機能障害のリハビリテーション | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | これまで習った事柄に関して情報をまとめる。 |
| 授業 | 高次脳機能障害作業療法学の総括 | |
| 事後学習(復習) | テキストとノートで理解を深める。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 基本的に科目担当者が作成した講義資料に基づいて講義を行います。教科書についても講義中使用することもあるため必ず持参してください。予習と復習は教科書および講義資料、自己学習にて実施してください。講義の進行状況によっては、内容に変更が生じます。 |