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公衆衛生学特論

科目名 公衆衛生学特論
ナンバリング MH_B1_02
担当者 横尾 美智代
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 栄養学専攻(博士前期課程)
分類 選択科目 基礎分野
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 1年 後期 2単位 選択
授業の概要
及びねらい
わが国の厚生行政の方向性や問題点、健康増進活動の世界的潮流について把握した上で、地域住民の健康問題について考える。人々の健康を阻害する要因を地域性、対象者の特性、文化や習慣、社会経済的背景等社会的要因との関係性を理解する。関連論文の精読を通して、思考力、集団を理解するための「まなざし」を養う。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
 公衆衛生学分野の主要トピックスを理解し、使用されている研究手法の妥当性を検討することができ、得られた結果について自己の意見を論理的に展開することができる。
学習方法 演習形式:それぞれの分野の代表的な資料、論文、書籍等を指定し、精読、ディスカッション
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。
テキスト及び
参考書籍
随時、指示、配布をします。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                         30       40   30           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 40
授業態度  
受講者の発表 30
授業の参加度 30
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 はじめに:健康の定義、ヘルスプロモーションの考え方と理解に関する世界的潮流
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第2週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読
授業 わが国の社会保障制度、医療制度の現状と問題点
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第3週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 世界の健康増進施策
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第4週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 わが国の健康増進施策と健康指標の理解
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第5週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 社会環境と健康(1)高齢者に関する問題
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第6週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 社会環境と健康(2)乳幼児と保護者の問題
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第7週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 社会環境と健康(3)在宅介護現場
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第8週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 社会環境と健康(4)廃棄物処理と地球環境問題
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第9週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 感染症予防(予防接種)と健康リスクについて
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第10週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 感染症(1)わが国の歴史と実態
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第11週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 感染症(2)集団生活現場での予防対策
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第12週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 生活習慣病とその病態
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第13週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 生活習慣病とその予防
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第14週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 国際保健:途上国の健康問題
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
第15週 事前学習(予習) 指示された論文、資料の通読、必要に応じてレジメ作成
授業 まとめ:健康課題の問題解決のために
事後学習(復習) まとめ作成および参考文献を利用した追加学習
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 地域の人々の生活を支援し、健康増進活動に取り組むためには公衆衛生学的な視点は不可欠です。まずは集団の健康状態を知るために必要な指標とその読み取り方を学び、集団に対する的確な観察力を養いましょう。指定された資料を充分に読み込んで講義に臨んで下さい。