科目名 | あすなろうⅢ 臨地協働 |
ナンバリング | CE_A3_02 |
担当者 |
平原 直子
藤田 史恵 葛原 誠太 大塚 和良 井上 福江 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 共通教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 3年 | 前期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
あすなろうⅠ基礎Ⅱ応用で身につけた看護専門職にふさわしい総合的な社会的知識・態度を活かし、地域に貢献できる看護実践力を獲得できているか振り返り、再確認する。 3年次後期の実習施設や関連施設と周辺地域を調査し理解する。また、領域別看護学実習に求められる臨床的知識・技術・態度の獲得状況を模擬患者による基本的援助技術の演習を行い確認する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
保健医療福祉領域において、臨床・在宅・施設等の領域別看護で5年以上~長年にわたる実務経験があり、学生の学修内容に対して、それを活かした指導・助言を行っていく。学生が中心に調査・報告書や援助計画を作成・発表等を行い、後期の臨地実習につなげられるよう、知識・理解の深化に繋げることができる教授内容としている。 |
授業の 到達目標 |
3年後期から開講される領域別看護学実習に向けて、実習施設周辺地域の理解を深めるとともに基本看護技術の修得状況を確認する。 1)臨地実習施設周辺の地域の特性を調査し理解することができる。 2)調査結果を発表し、情報を共有することができる。 3)提示された事例(小児・母性・成人・老年の対象)をもとに根拠に基づいたアセスメント・看護上の問題点・計画立案ができる。 4)対象者の安全・安楽を考慮した看護援助の実施・評価ができる。 5)調査・演習等の活動および対象者に対して倫理的な態度で対応することができる。 6)対象者に合わせた看護援助に必要なコミュニケーションおよびプレゼンテーション能力を発揮することができる。 |
学習方法 | 1)グループワークで臨地実習施設・周辺地域について、インターネットや地域からの入手した情報をもとに調査し、まとめ、発表する。 2)臨地実習で想定される事例の看護場面について演習を行い、実習に向けた自己の知識・技術の課題を確認する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキストは指定しない。これまでの学修で使用したものすべてがテキストに相当する。学修に必要な情報をインターネットや地域の資源等から収集したものを参考とする。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 100 | |||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでくる。臨地実習の振り返りを行い、確認したい技術を出しておく |
授業 | 授業概要、これまでに学修した知識の確認 | |
事後学習(復習) | 第2週と連続で行う | |
第2週 | 事前学習(予習) | 第1週と連続で行う |
授業 | 領域別実習に向けた自己の学修課題の抽出、実習施設周辺の地区調査のオリエンテーション | |
事後学習(復習) | 課題レポート提出「領域別実習に向けた心構え・自己の課題」 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 実習施設周辺地域の特性について、担当箇所を調べておく |
授業 | 個々で調べた実習施設やその周辺地区の特性について調査した結果をグループで話し合う | |
事後学習(復習) | 第4週と連続で行う | |
第4週 | 事前学習(予習) | 第3週と連続で行う |
授業 | プレゼンテーション資料を作成する | |
事後学習(復習) | プレゼンテーション資料を推敲する | |
第5週 | 事前学習(予習) | プレゼンテーションの準備を行う |
授業 | 実習施設周辺地域の特性について発表する | |
事後学習(復習) | 実習施設周辺の特性について、理解を深める | |
第6週 | 事前学習(予習) | 母性看護学・小児看護学の授業資料を熟読しておく |
授業 | 演習①母性・小児の事例への看護について、進め方、課題への取り組み方についてオリエンテーション | |
事後学習(復習) | 演習①事例について、学修する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 演習①事例について疑問点・不明な点をまとめておく |
授業 | 演習①に関する学修・援助計画立案 | |
事後学習(復習) | 第8週と連続で行う | |
第8週 | 事前学習(予習) | 第7週と連続で行う |
授業 | 演習①に関する学修・援助計画立案 | |
事後学習(復習) | 演習①の援助計画立案を修正する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 演習①援助実施の準備をしておく |
授業 | 演習①母性・小児の事例への看護 | |
事後学習(復習) | 第10週と連続で行う | |
第10週 | 事前学習(予習) | 第9週と連続で行う |
授業 | 演習①母性・小児の事例への看護 | |
事後学習(復習) | 臨地実習までに習得すべき知識・技術を明確にする | |
第11週 | 事前学習(予習) | 老年看護学・成人看護学の授業資料を熟読しておく |
授業 | 演習②老年・成人の事例への看護について、進め方、課題への取り組み方についてオリエンテーション | |
事後学習(復習) | 演習②事例について、学修する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 演習②事例について疑問点・不明な点をまとめておく |
授業 | 演習②に関する学修・援助計画立案 | |
事後学習(復習) | 第13週と連続で演習を行う | |
第13週 | 事前学習(予習) | 第12週と連続で演習を行う |
授業 | 演習②に関する学修・援助計画立案 | |
事後学習(復習) | 演習②の援助計画立案を修正する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 演習②援助実施の準備をしておく |
授業 | 演習②老年・成人の事例への看護 | |
事後学習(復習) | 第15週と連続で演習を行う | |
第15週 | 事前学習(予習) | 第14週と連続で演習を行う |
授業 | 演習②老年・成人の事例への看護、まとめ | |
事後学習(復習) | 課題レポート提出「領域別実習に向けた心構え・自己の課題・あすなろうⅢの学び」 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | これまでの臨地実習を振り返り、確認したい技術をシュミレーション演習を活用した事例展開のなかで確認する。実際の実習で展開できるように技術を高める。空き時間には看護実習室の利用により練習を行い、後期からの臨地実習の準備とする。 |