科目名 | 産業保健概論 |
ナンバリング | |
担当者 |
南里 真美
池田 佐知子 南里 玲子 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
保健師国家試験受験資格 保健師国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 4年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
産業保健活動の基本的な概念、産業現場での健康に関する現状と問題、関連法規、産業保健師の活動実践の場と活動方法等について解説し、産業保健の場における多職種によるチーム活動と産業保健師の機能や必要とする知識・技術の概要を教授する。 また、産業の場にある時ばかりではなく、家庭や社会で暮らす人々の生活を含めた健康支援活動を展開することの重要性と活動の実際について理解を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当教員4名はは、行政保健師として、県や市において様々な経験を積んでいる。また、2名は県や市において職員の健康管理の部署に所属し「産業保健」の役割を担った経験を有している。そのため、実践に即した内容の講義や指導を展開する内容である。 |
授業の 到達目標 |
1.産業保健の目的および産業保健に関する基本的な知識を説明できる 2.労働が健康に及ぼす影響を理解し、労働と健康障害の関連について説明できる 3.多様な労働環境における労働者の多様な健康レベルについて、看護専門職としての視点で述べられる 4.現状におkる労働者の課題を述べ、その解決に向けての新たな法律や対策を理解し、説明できる。 |
学習方法 | テキストに沿って基礎的な内容を講義し、現状については労働局のホームページを活用しグループワークや発表を行う。また、産業保健の現場をやDVDや現地視察または遠隔映像で確認する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
公衆衛生看護学第5版 インターメディアカル P462~485 公衆衛生がみえる メディックメディア P350~407 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 15 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | 10 | ||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを確認し、テキストのP462~485を読み込んでおく |
授業 | 産業保健の定義及び産業保健の歴史について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第2週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 労働衛生の健康管理について講義する(南里真) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第3週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 労働と健康のかかわりについて講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第4週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 労働衛生の健康保持増進について講義する(南里真) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第5週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 労働衛生行政・関連法について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第6週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 産業保健における職業性疾患について講義する(南里真) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第7週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 労働者災害補償保険法について講義する(池田) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第8週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 産業保健における職業性疾患・中毒について講義する(南里真) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第9週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 産業保健の現場を訪問し活動を確認する(池田・南里玲) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容を振り返り、国家試験過去問題に取り組む | |
第10週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 産業保健の現場で産業保健師から法律に基づいた活動の概要を聞く(池田・南里玲) | |
事後学習(復習) | 学んだ学修を振り返り国家試験過去問題に取り組む | |
第11週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 産業保健の現場で産業保健師に対しインタビューや質問を行い実践の学び深める(池田・南里玲) | |
事後学習(復習) | 学修した内容をまとめ整理する。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 産業保健の現場で産業保健師の活動についてまとめる。(池田、南里真) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容についてレポートを作成する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 労働局のホームページにある各対策をグループワークで要点を確認し抽出する(池田、南里真) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 公衆衛生がみえる講義ページを読み込んでおく |
授業 | 労働局のホームページにある各対策をグループごとに発表し、学びを共有する(池田、南里真) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容をまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの学習で用いた資料を読み返しておく。 |
授業 | 小テストを実施する・グループごとに学びを発表する。(池田、南里真) | |
事後学習(復習) | テストに出題された内容を確認し、確実な知識とする |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・開講順や内容については変更する場合があります。その場合は事前に通知します。 ・国家試験過去問題やレポート課題のフィードバックとして講評・解説の時間を設けます。 ・産業保健の現場を訪問させていただき、現場を確認するとともに講話していただくこととなっています。事前学習を充分に行い、質問やインタビューを自主的に行って、学びを深めてください。また、訪問時はスーツを着用し、礼儀正しい訪問態度に十分に留意してください。 |